脚気(かっけ)の原因や薬など悩みをセルフチェック

2018年12月15日

脚気(かっけ)の原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

脚気の症状

脚気は戦前の日本に多くみられた疾患です。現代においては罹患者は多くないものの、完全になくなった病気ではありません。

脚気の初期症状には、イライラ感、疲労、食欲不振、腹部不快感などがあげられます。病状の進行とともに、末梢神経障害として手足のしびれや灼熱感などの感覚障害、さらには手足の筋力低下が現れるようになります。また、心拍数と心臓から運び出される血液量の増加が起こり、末梢の血管は拡張して、皮膚が温かく湿った感じがします。

さらに症状が進行すると心不全をきたし、肺に水がたまったり、むくみが現れます。心不全が極度に進行するとショック状態を起こし、死に至る危険もあります。

日常生活から考えられる原因

栄養バランスの悪い食事

脚気はビタミンB1の不足により多く発症したため、ビタミンB1欠乏症ともいわれています。また、インスタント食品やジャンクフードなどの偏った食生活、ダイエットなどで起こることも報告されています。

アルコールの過剰摂取

体内でアルコールを分解するときにビタミンB群が大量に消費されます。ビタミンB1は全身の神経系や脳神経の栄養素で、ビタミンB1の欠損によって、神経系の炎症を起こし脚気となる可能性があります。

脚気の対処法

栄養バランスのとれた食事

栄養バランスのとれた食事を心がけてください。ビタミンB1が含まれている玄米、発芽米、豚もも肉・紅鮭などを意識して摂取しましょう。

また、激しい運動をしたあとはビタミンB1が消費され不足しがちになるため、意識してビタミンB1を摂取します。

神経内科の受診

脚気は末梢神経障害なので、神経内科を受診します。神経内科は、脳や脊髄、末梢神経、筋肉の病気を専門に診察する科です。

薬の使用

ビタミンB1とその吸収を促すビタミンB1誘導体を含んだビタミン剤やサプリメントを使用します。

脚気(かっけ)に使われるお薬の総合情報

薬剤師に相談する

疑問に思ったことは薬剤師に相談してみましょう。