肩こりが原因で歯痛が起こる?効果的な対処法を紹介

肩こりで歯痛が起こるメカニズムや対処法を解説します。虫歯がないのに歯痛が起こる、頭痛も頻繁に起こるという人は、肩こりが原因かもしれません。肩こりを解消することで歯痛をなくしましょう。

肩こりといえば、肩や首周りのハリや痛みが代表的な症状です。しかし、ときには思わぬ症状を引き起こすこともあります。その一例が、歯痛です。

この記事では、肩こりで歯痛が起こる理由や対処法について解説します。

肩こりで歯痛が起こる理由

肩こりで歯痛が起こっている場合、肩や首の筋肉の緊張状態が原因であるおそれがあります。

猫背のような前のめりの姿勢は、肩や首の筋肉を緊張させます。これは、頭や首が前に出ると下あごが後ろに引っ張られるためです。

この状態が続くと、噛み合わせが悪くなり、歯痛を招くことがあるのです。

こうした歯や歯ぐきに問題がないのに起こる歯痛を「非歯原性歯痛」といいます。

肩こりで起こるほかの症状もチェック

肩こりがあると、歯痛のほかにもさまざまな症状がみられます。代表的なのが、頭痛や吐き気です。これらの症状も気になる場合は、歯痛の原因が肩こりである可能性が高くなります。

歯痛が原因で肩こりを招くこともある?

歯痛も肩こりも慢性化すると、どちらが先に起こったのか分からなくなるかもしれません。場合によっては、歯痛が原因で肩こりが起こっていることもあります。

歯痛が起こると、食べ物を噛むのがつらくなることも少なくありません。そんなとき、多くの人が痛い歯をかばって別の歯ばかりを使おうとします。

たとえば、右側の歯が痛ければ、左側の歯ばかりで食べ物を噛むようになります。このような偏った歯の使い方が、首や肩に影響を与えて肩こりを起こすおそれがあります。

左右どちらかの歯ばかり使う癖がないか、いま一度見直してみましょう。

肩こりを解消して歯痛を和らげるには?

肩こりが原因で歯痛が起こっている場合、肩こりを解消することで歯の痛みも和らぐ可能性があります。身近な対処法で肩こりを解消しましょう。

正しい姿勢をキープする

猫背をはじめとした前のめりの姿勢を改善して、下あごを後ろに引っ張る状態を防ぎましょう。特に注意したいのが、パソコン操作をするデスクワークのときです。以下の点に気をつけて正しい姿勢をキープしましょう。

・椅子に深く腰を掛ける
・目はディスプレイから40cm以上離す
・キーボードは正面に置き、体をひねらない
・上腕を垂直にして。肘を90度程度に曲げる
・足裏は床にしっかりとつける

長時間同じ姿勢をとり続けない

正しい姿勢であっても、長時間同じ姿勢をとり続けていると肩こりを引き起こすおそれがあります。

仕事中であっても定期的に体を動かして筋肉の緊張をほぐしてください。

適度に運動をする

適度な運動は筋力を高めるほか、過度な緊張をほぐす働きがあります。運動不足は肩こりを悪化させる原因になるので、ぜひ体を動かすことを習慣づけてください。

このほか、肩や首まわりの筋肉をほぐす「肩こり体操」もおすすめです。肩こり体操は数分程度で行える簡単な体操で、仕事や家事の合間にも取り入れられます。

ただし、手足にしびれがある場合や首に激しい痛みがある場合は事前に医療機関を受診してください。

■リラックス体操

1)首を左側に傾ける(つっぱる感じが目安)
2)5~10秒ほど静止する
3)首をまっすぐな状態に戻す

左右それぞれ2~3回繰り返しましょう。

■筋力強化体操

1)両手を組んで額に当てる
2)手は後ろに、頭は前に向かって押し合う
3)5~10秒静止する
3)組んだ手を後頭部に移動させる
4)同じ要領で押し合う

前後それぞれ2~3回繰り返しましょう。

肩を温める

肩や首まわりを温めると血行が良くなり、痛みが和らぎます。蒸しタオルや温湿布などを使って患部をじっくり温めましょう。

また、入浴する際はシャワーだけで済まさず、湯船に浸かるようにすると効果的です。

まとめ

肩こりによる歯痛をはじめとした非歯原性歯痛は、一度治まっても再発することがあります。そのため、肩こりの予防や解消は常に心がけておくことが大切です。

簡単な体操をはじめとした対処法で、肩や首まわりの筋肉の緊張をこまめにほぐすようにしましょう。

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