カナムグラ花粉症の時期や症状を解説!秋の花粉症にも要注意

カナムグラは秋の花粉症原因のひとつです。ブタクサやヨモギに続くカナムグラ花粉症について時期や症状など詳しく解説します!

花粉症は春におこるものだけではありません。
日本でスギ・ヒノキ花粉症に次ぐ発症者が多い花粉症は、秋のブタクサ花粉症です。秋の花粉症の原因になる主な植物は大きく分けて3種類あります。ブタクサ、ヨモギ、カナムグラです。

カナムグラは万葉集でも詠まれているほど昔から生息する植物です。しかし現代では秋の花粉症の主な原因となっています。この記事ではカナムグラ花粉症の時期や症状など詳しく解説します!

カナムグラ以外の秋の花粉症については関連記事をご参照ください。
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カナムグラ(鉄葎)はどんな植物?

カナムグラの和名は鉄葎と書きます。つる状の茎にあるするどいトゲを「鉄」と表し、そのつるが茂みを形成するため茂みを表す「葎(むぐら)」が使われています。
長く伸びたつるが周囲に縦横無尽に絡みつくため、草刈機を使っても除去するには一苦労です。さらに、一度発生すると辺り一面を覆う程、非常に繁殖力が強い植物です。
腕や脚で直接擦ると血が出てしまうこともある程するどいトゲなため、カナムグラが繁殖している場所は注意して行動してください。

種類 アサ科(以前はクワ科)カラハナソウ属つる性の1年草
分布 全国
生息場所  道端、堤防、荒地、畑、高山帯など
飛散時期 8~10月
飛散距離 数10メートル

カナムグラの特徴

カナムグラは雌雄異株(しゆういしゅ)といって、株ごとに雄と雌が分かれています。秋の花粉症原因となっているのは、雄株から飛散する花粉です。

カナムグラの飛散時期

カナムグラ花粉の飛散する時期は、8月頃から始まり10月まで続きますが、主に9月~10月がピークです。

カナムグラの飛散距離

カナムグラ花粉も飛散距離は短く、ブタクサやヨモギより飛散量は少ないとされています。しかしカナムグラも日常生活圏に生えているため、散歩やジョギングなどでも大量に花粉を吸い込むと発症しやすくなります。庭に生えている場合は、除去することもオススメです。また、近所にカナムグラが大量に生えていたり、頻繁に近くを通ることがある場合は外出時にマスクを着用しましょう。

カナムグラ花粉症の症状

カナムグラ花粉症の主な症状は、目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど花粉症全般の症状と同じです。それ以外にカナムグラ花粉症で注意すべき特徴的な症状があります。

口腔アレルギー症候群

口腔アレルギーは、カナムグラ花粉症の人がフルーツや野菜などを食べたときに起こる可能性がある症状です。OASと呼ばれ、口の中や唇にしびれや違和感・喉が痒くなる・顔面が腫れる・呼吸がしづらく感じるなどの症状が表れます。カナムグラ花粉は特にメロンスイカセロリニンジンなどに注意が必要です。

アレルギー反応が強い場合、じんましんや呼吸困難などの症状がでるアナフィラキシーショックをおこす可能性もあります。これらの症状をおこさないための対策は、自分にどのようなアレルギーがあるか知ることが重要です。花粉症の症状を自覚した際には病院で検査を受けることをオススメします。

風邪との違いはここだ!花粉症チェックポイント

風邪ではなく花粉症を疑うべきチェックポイントと、風邪症状との違いをまとめました。

花粉症のチェックポイント

・1週間以上鼻水やくしゃみが続いている。
・くしゃみが止まらないことがある。
・透明でサラっとした鼻水が出る。
・目のかゆみがある。
・熱があっても微熱程度。高熱は出ない。
・晴れた日により強く症状が出る。

花粉症と風邪症状の違い

花粉症と風邪症状の違いを比べてみましょう。

症状 花粉症 風邪
鼻水 透明でサラッとしている 黄色や緑色で粘り気がある
くしゃみ 頻発・止まらない事がある 経過と共になくなる
目のかゆみ あり なし
発熱 微熱 高熱が出ることがある
症状の持続 数か月 長くて1週間ほど
天候の影響  晴れた日により強く症状が出る なし

おわりに

秋の花粉症は風邪症状と区別がつきづらいです。またカナムグラ花粉症の時期は、キク科のブタクサ・ヨモギ花粉とあわせてイネ科の花粉の飛散時期とも重なります。正しい予防や対処のためにも自分がアレルギー反応をおこしている花粉を特定することは大切です。症状が長引く場合は病院で検査を受けてみてくださいね!

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