花粉症といえば春のイメージが強い症状ですが、花粉症になるのは春だけではありません。

アレルギー反応の原因となる植物の花粉は一年を通してさまざまな種類が飛んでおり、一年中花粉症の症状が出る可能性があります。

特に秋は春の次に花粉の飛散量が多く、花粉症の症状が出やすい季節なのです。

秋の花粉症の原因となる植物

秋の花粉症の原因となる主な花粉は、ブタクサ・ヨモギ・カナムグラの3種類です。

春のスギやヒノキのような樹木とは違い、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラは背の低い雑草のため、花粉の飛散距離は数10m程度です。

ただし、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラは、身近にどこにでも生息している植物のため注意が必要です。

ブタクサ

秋の花粉症の原因として代表的な植物です。

繁殖力や環境に適応する力が強く、道端・空き地・河川敷などに幅広くみられます。

陽がのぼる早朝から午前中の間が、最も多くブタクサの花粉が飛散する時間帯となっています。

ブタクサの花粉は8月から飛び始め、9月をピークに10月まで続きます。

ブタクサ花粉症について詳しくは関連記事をごらんください。

ヨモギ

繁殖力が強く、平地から高山まで幅広くみられます。

ヨモギの花粉の飛散量は増加している傾向にあり、ヨモギで花粉症になる人も増加しています。

ヨモギの花粉もブタクサ同様、8月から飛び始め、9月をピークに10月まで続きます。

カナムグラ

道端や荒地などに幅広くみられます。

カナムグラで花粉症になる頻度は高くありませんが、身近な場所に生えているため、散歩やジョギングの際などに花粉を吸い込んで発症する可能性があります。

カナムグラの花粉は8月から飛び始め、9月と10月が飛散のピークです。

カナムグラ花粉症について詳しくは関連記事をごらんください。

秋の花粉症の症状

秋は季節の変わり目で気温の変化も大きく、体調を崩しやすい季節です。風邪と花粉症を見分けるためにも、花粉症の症状の特徴を確認しましょう。

花粉症の症状の特徴は?

・鼻水が透明でサラサラしている
・目のかゆみがある
・毎年同じ時期に症状が出る
・1週間以上くしゃみや鼻水の症状が続く
・肌荒れをともなうことがある
・天気の良い日に症状が強く出る

花粉症の症状について詳しくは関連記事をごらんください。

咳が出るのは秋の花粉症?

ブタクサ花粉症では鼻や目の症状に加えて、喉の症状が強く出ることがあります。

ブタクサの花粉はスギ花粉と比べて粒子が非常に細かく、花粉が気管に入り込みやすいことが原因です。

花粉症の喉の症状として、咳や喉のかゆみ、いがらっぽさなどがあげられます。咳は痰の出ない乾いた咳であることが特徴で、喘息のような症状が出ることがあります。

秋の花粉症対策

秋の花粉症は春の時期と同様に、花粉から身を守るセルフケアが重要です。花粉症シーズンに日常生活で注意するポイントを解説します。

秋の花粉の植物に近づかない

秋の花粉症の原因となる植物は、背丈が低いため花粉は数10mの範囲でしか広がりません。

そのため原因となる植物が生えている場所に近づかなければ花粉を取り込むこともなく、ある程度症状をおさえることが可能です。

雑草の多い公園や土手、芝生を通る時は、特に注意しましょう。

マスク・帽子を着用

花粉の飛散距離は短いですが、原因となる植物はいたる所に生えているので気づかないうちに花粉を吸い込んでいる可能性があります。外出する際にはマスクや帽子の着用を心がけましょう。

花粉が付着しやすい衣類を避ける

外出時は、ウールなどの花粉が付着しやすい衣類は避け、綿、ポリエステルなど、花粉が付着しにくい衣類を着ましょう。

帰宅後は外で花粉を落とす

花粉は服に付着しやすくなっています。花粉は小さく目に見えないため、帰宅した時は家に入る前に上着を脱ぎ、払ったりブラッシングをして花粉をふるい落とすようにしましょう。

帰宅後は手洗い・うがい・洗顔

花粉は目に見えなくても手、顔、鼻、目などに付着しているため、帰宅後はすぐシャワーを浴びることが望ましいです。

シャワーが難しいときは手洗い・うがい・洗顔をし、鼻もかむようにしましょう。

戸締りと換気

花粉が部屋の中に入らないよう、ドアやサッシをしっかりと閉めましょう。

部屋の換気をする場合は、花粉の飛散量の多い時間帯は避け、網戸やレースのカーテンをしたまま窓を約10cm位開け、迅速に行いましょう。

飛散量の多い時間帯は、地域によって異なりますが、大体11~14時頃とされています。空気清浄機の使用も有効です。

こまめな掃除

花粉はホコリなどと一緒に室内の床などにたまりやすいため、特にシーズン中は毎日掃除をするようにしましょう。

掃除機は花粉が舞い散ることがあるため、なるべく拭き掃除にし、室内に花粉やハウスダストを残さないようにしましょう。

花粉症の対策について詳しくは関連記事をごらんください。

花粉症の市販薬を活用しよう

秋の花粉症でも花粉症の薬は効果を発揮します。

症状に合わせて市販薬を活用しましょう。

アレジオン20

寝る前に1日1回飲むだけで効果を発揮します。

眠くなりにくく、口も乾きにくいという特徴があります。

毎年秋に花粉症になっており症状がつらくなる前に早めに対処したい方におすすめです。

パブロン鼻炎カプセルSα

くしゃみ・鼻水・鼻づまりなど、起きてしまったつらい鼻炎症状にすばやく効果を発揮します。

早く溶ける顆粒とゆっくり溶ける顆粒の2層構造になっているので、早く効いて持続性もあります。朝と夕の1日2回服用します。

花粉症の症状がつらく、すぐに効果を期待する方におすすめです。

ロートアルガードクリアブロックZ

つらい目のかゆみや充血に効きます。

アレルギーをおさえる成分、かゆみを止める成分、炎症を鎮める成分が配合されています。

すっきりとした爽やかなさし心地です。

花粉症の市販薬について詳しくは関連記事をごらんください。 

おわりに

アレルギー体質の方は、秋の花粉症も油断できません。

風邪でもないのに秋にくしゃみや鼻水が止まらないという方は、秋の花粉症になっている可能性があるかもしれません。

鼻水の状態など花粉症の症状の特徴を確認し、当てはまる場合は対策をとりましょう!