花粉症のモーニングアタックとは?

寝覚めが悪い、家事がおっくう、化粧がうまくのらない……花粉症の時期に朝のスタートを気持ちよく切れずに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

花粉症の方のなかには、朝に鼻水やくしゃみなどのひどい鼻炎症状が起こる方がいます。

朝に起こる突発的なくしゃみや鼻水のことを「モーニングアタック」といいます。

モーニングアタックは、日中の花粉症の原因と同じく、花粉に対するアレルギー反応で起こります。花粉が飛び始めた時期には、日中だけではなく起床時にも注意が必要です。

2018年の花粉飛散については関連記事をごらんください。

モーニングアタックが起こりやすい原因

モーニングアタックが起こる原因にはいくつかの説があります。

寝ている最中に花粉を吸い込む

人の動きが少ない夜間は空気が落ち着くため、空気中を舞っていた花粉が落下し床に近いところにとどまります。

つまり寝ている最中は、顔の周りの花粉の濃度が高くなり、花粉を吸い込む量が多くなるのです。

朝起きて動いたときに花粉を吸い込む

朝起きて布団を動かすときに、夜間に布団に落ちてきた花粉を舞い上げてしまい花粉を吸い込みやすい状況になることが原因です。

自律神経のバランス

自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。この2つのうち、くしゃみや鼻水などの症状を抑えようとするのは交感神経です。

昼間は副交感神経よりも交感神経が優位に働いていますが、睡眠時から起きてすぐは副交感神経のほうが優位に働いています。

起床時は自律神経の優位性が切り替わるタイミングであり、少しの刺激にも過敏な状態になっているため、モーニングアタックが起こる原因になります。

モーニングアタック対策5選!

自律神経を整える

朝に目が覚めたらすぐに起き上がらずに、布団の中で2~5分ほど手や足の指を動かします。体を動かすことで交感神経が活発になり自律神経を整え、モーニングアタックの緩和につながります。

また、起床後に早めに日光を浴びることも自律神経の乱れを整える効果があります。

特に花粉シーズンは、できるだけ決まった生活リズムで就寝・起床をし体内リズムを整えて自律神経を整えましょう。

寝具のこまめな洗濯

モーニングアタックを防ぐためには、まずは寝室に花粉を入れないことです。

布団や枕カバー、シーツなどはこまめに洗濯しましょう。洗濯後はできるだけ乾燥機などを利用し、外干しを避けることで花粉の付着を防ぐことができます。

外に干さなければいけない場合は、花粉の飛散の少ない午前中に干す、取り込む際にアレルゲンを払い落とすなどの工夫をしましょう。

寝る前にお風呂に入ることも重要です。湯船につかったりシャワーを浴びることで、日中に体に付着した花粉を洗い流します。

加湿器とマスクの使用

部屋の湿度を上げることで花粉が室内で舞い上がりにくくします。加湿器を使用するか、加湿器がない場合は濡れたタオルを干すなど工夫をしましょう。

また、寝るときもマスクをつけて寝るようにしましょう。

花粉症でおすすめのマスクについては関連記事をごらんください。

就寝前に花粉症の薬で対策

花粉症の薬のなかには夜寝る前に使用することで、起床時からしっかり効果を発揮する薬があります。

薬の効き目の出方にはあくまで個人差があるので、自分の症状や体質にあった薬を選びましょう。

アレジオン20 6錠 医療用とアレジオンと同成分配合 (第2類医薬品) ※セルフメディケーション税制対象

処方薬アレジオンと同じ成分を同量配合した初の市販薬。1日1回の使用で朝だけではなく1日中効果が持続します。

アレジオンについて詳しくは関連記事をごらんください。

パブロン鼻炎カプセルSα

パブロン鼻炎カプセルSαは、第1世代と呼ばれる抗ヒスタミンを配合しており即効性があります。1日2回の使用で効果は一日中持続します。

肌のかゆみには入浴ケア

モーニングアタックでは、くしゃみや鼻水だけではなく、まれに肌のかゆみが現れる人もいます。

花粉症の時期に朝に肌がかゆくなる場合は、就寝前の入浴と入浴後の保湿ケアを念入りに行いましょう。

おわりに

モーニングアタックに関わる自律神経のバランスを整えるには、日頃の生活習慣も大切です。

寝る前にお風呂に入ることは、体に付着した花粉を落とすほか、リラックスして自律神経を整えることにもつながります。規則正しい生活を意識して、少しでも症状をやわらげましょう。