花粉症薬アレジオンは市販薬、処方薬、ジェネリックどれが一番安い?

2月中旬から春先にかけてやってくるのが、花粉症のシーズン。

寒い冬も終わりに近づき、春の訪れに胸を躍らせる方が多い中、憂鬱な気持ちを抑えきれないのが花粉症を患っている方ではないでしょうか。

症状がひどい患者さんは、お仕事や勉強に支障をきたすほど。そんな方達にとって救世主となり得るのが花粉症の薬ですね。

ただし!シーズン中毎日服用するとなると、気になるのが薬代です。

薬代を少しでも安く済ませるために、今回は花粉症薬の代表薬であるアレジオンの市販薬・処方薬・ジェネリック医薬品の価格を徹底比較します!

そもそもアレジオン錠って何?

アレジオン錠とは、アレルギー症状の原因となるヒスタミンの働きを抑える、抗ヒスタミン剤という種類の薬。

抗ヒスタミン剤は第1世代と第2世代に分けられるのですが、アレジオンは第2世代の薬に分類されます。

第1世代の薬には、強い眠気や口の渇きなどの副作用があったのに対し、第2世代の薬に関してはこれらの副作用が非常に少なくなっています。

ただし、第2世代の薬であるアレジオン錠は、比較的新しい薬となるため価格が少し高めに設定されています。
アレジオンについて詳しくはミナカラ薬辞典をごらんください。
アレジオン|エピナスチン

アレジオンを少しでも安く入手するために、処方薬と市販薬で価格を比較してみましょう。

アレジオン錠の処方薬と市販薬:アレジオン20の価格を徹底比較!

アレジオン錠を手にいれるためには、病院へ行って処方箋を出してもらう方法と、市販薬で販売されているアレジオン20を購入する方法があります。

ちなみにアレジオン錠には「アレジオン錠10」と「アレジオン錠20」があるのですが、一般的に成人に処方されるのは配合量が多い「アレジオン錠20」。

アレジオン錠20と全く同様の成分・配合量である市販薬「アレジオン20」との価格比較を見てみましょう。
※薬価=1錠分の価格と30日間服用した場合の総合価格で比較。

薬名 薬価 30日分
アレジオン錠20 135円 4050円
アレジオン20 178円 5340円

※アレジオン20の価格は、メーカー希望小売価格(税込)。アレジオン錠20の薬価は2016年2月現在のもの。
※小数点は切り上げで計算しています。目安での計算方法になるため、実際に処方されるお薬のお値段と微妙に変わる場合があります。

アレジオン錠は1日1錠の服用のみになるので、30日分で30錠という計算になります。

処方薬であるアレジオン錠20の方が、1300円程安い結果となりました。
1300円程度の差額であれば、病院へ行く手間賃と考えて市販薬でも良いかな・・・と考える方もいるかと思いますが、これはあくまで薬価での計算です。

処方薬は保険が効くので、患者が支払う医療費は3割のみでいいことを念頭に入れておきましょう。
ただし、病院で薬を処方してもらうためには、初診料や診察代、調剤料などがかかってくるため、薬代とは別に約1200円ほど上乗せする必要があります。
※診察代などは病院によって変動し、さらに医療費負担に関しても年齢によって変わる場合があるため、あくまでも目安として考えてください。

これらを加味して処方薬であるアレジオン錠20の値段を30日分算出してみると・・・

4050円(30日分のアレジオン錠20の価格)×0.3(医療費3割負担の場合)=1215円

1215円(30日分のアレジオン錠20実質負担額)+1200円(病院でかかるお金)=2415円

30日分のアレジオン錠20を処方してもらうためには2415円必要という計算結果になりました。

市販薬のアレジオン20の場合は30日分で5340円
圧倒的に処方薬の方が安く済み、さらに長期の服用となると、その差額また大きくなります。

値段のことを考えると、市販薬のアレジオン20は病院へ行くまでの応急処置として使用する薬とした方が良いですね。

ちなみにアレジオン20はインターネットでも購入が可能です。

アレジオン20 6錠 医療用とアレジオンと同成分配合 (第2類医薬品) ※セルフメディケーション税制対象

なお花粉症の代表的な薬アレグラとの違いについてはこちらの記事をごらんください。
関連記事:アレグラFX とアレジオン20の違いは?効果・副作用・価格・服用回数を徹底比較!

アレジオン錠20とジェネリック医薬品の価格を徹底比較!

アレジオン錠の処方薬と市販薬を比べると、処方薬の方が薬代が安くすむことは分かりましたが、処方薬の中でもさらに安い薬の種類があります。
それがジェネリック医薬品です。

ジェネリック医薬品とは後発薬のことで、開発にかかる費用が必要ないため、同じ成分の薬でも安価で販売することが可能です。

本家のアレジオン錠20は日本ベーリンガーインゲルハイム社から販売されていますが、アレジオン錠のジェネリック医薬品は、寿製薬や日本薬品、日新薬品など、様々な製薬会社から販売されています。

薬価はそれぞれ微妙に違いますが、1錠あたり約33〜82.9円と非常に安価に手にいれることが可能です。

薬名

薬価 30日分
アレジオン錠20 135円 4050円
アレジオン錠ジェネリック 33〜82円 990円〜2460円

アレジオンのジェネリック医薬品も処方薬になるため、病院でかかる費用は同様。
上記の表は保険適用前の薬価なので、ここからさらに薬代は安くなりますが、ジェネリックの方が断然安いのは明白です。

長期服用となるとその差額はさらに大きくなるため、とにかく薬代を安くすませたい!という方は病院でアレジオン錠のジェネリック医薬品を出してもらうのが一番良いでしょう。