花粉症のレーザー治療の効果や費用は?花粉シーズンでも受けられるレーザー治療

花粉症のレーザー治療の種類・費用・痛みや副作用があるかなどを解説。病院探しのポイントやレーザー治療を受ける際の流れや注意点も紹介します。

毎年つらい花粉症に悩まされている方には、薬で乗り切る以外の治療法も考えたくなりますね。

花粉症治療の選択肢の1つとして、レーザー治療があります。

レーザー治療にはさまざまな種類があり、治療を受けられる時期にも差があります。花粉症シーズンの最中でも治療が受けられるものもあります。

この記事では、花粉症のレーザー治療の費用・効果・治療の流れなどついて解説します。

花粉症のレーザー治療とは

花粉症のレーザー治療では、鼻粘膜にレーザーを照射して焼くことで粘膜を変性させます。粘膜が変性すると反応が鈍くなり、アレルギー反応を起こしにくくなります。

アレルギー反応による鼻づまりに特に有効で、くしゃみや鼻水も軽減されます。

レーザーの種類

花粉症のレーザー治療では大きく分けて2種類のレーザー機器が使われています。

CO2レーザー:炭酸ガスレーザーや光破壊型レーザーともいわれています。長年の使用歴があり、レーザー治療を取り入れている病院で使われている多くはCO2レーザーです。花粉症の症状がでている間は治療を受けられません。

半導体レーザー:光融合型レーザーともいわれています。ミディアムレア療法と呼ばれます。CO2レーザーに比べると導入している病院が少ないのが現状です。

半導体レーザーは水を通すことができるため、すでに鼻水や鼻づまりなどの症状が出ている方でも受けられます。

レーザーの種類 受けられる時期 照射温度 治療時間 鼻粘膜の回復
CO2レーザー シーズン前 高温(800度) 20〜30分 約2〜4週間
半導体レーザー シーズン中も可 低温(60度) 5〜10分 約1週間

レーザー治療に痛みはある?

人によってはレーザー照射時に熱さを感じることがありますが、ほとんど痛みはありません。麻酔も注射ではなく、スプレータイプで鼻の中に噴霧するので痛みはありません。

レーザー治療後は鼻の粘膜が腫れ、鼻水がたくさん出たり、鼻の中にかさぶたができて鼻が詰まったような状態になったりしますが、通常1週間ほどで収まります。

レーザー治療の費用は?保険は適用される?

花粉症のレーザー治療には保険が適用されます。健康保険3割負担計算で、1万円前後で治療しているところが多いです。

血液検査(アレルギー検査)も同時に行う場合は、別途5,000円程度の金額がかかります。

初診料・再診料・薬代なども病院によって変わるので、事前に問い合わせると良いでしょう。

花粉症のレーザー治療の効果

CO2レーザーでは約2〜4週間前後、半導体レーザー治療では早くて2〜3日、通常7日程度で効果が現れます。

手術後は約80%の方が、鼻水や鼻づまりの症状の改善を実感しているといわれています。なお、治療の効果や出方には個人差があるのでご注意ください。

どのくらいの期間効果がある?

レーザー治療の効果は1〜3年続きます。長い方では5年症状が軽い状態が続く方もいます。

レーザー治療は何度でも受けられるので、効果がなくなったら再度受けることができます。

花粉症の薬はいらなくなる?

人によってはレーザー治療だけで花粉症の症状が現れなくなる方もいますが、花粉の多い日には症状が出る場合もあります。その場合は薬が必要になる方もいるでしょう。

レーザー治療は鼻の治療なので、目のかゆみなど他の部分の花粉症症状には効果がありません。目のかゆみがひどい方は目薬の併用を検討します。

花粉症のレーザー治療の流れ

①問診・鼻の状態を確認

希望する場合や病院によっては血液検査を行います。

②レーザー治療

スプレーで鼻の中に麻酔を噴霧してから治療にはいります。

③再受診で処置や経過観察

病院によって期間や回数に差はありますが、治療後に再受診をして、鼻の中で粘膜が癒着しないように処置をします。

病院探しのポイント

安全な治療を受けるためには、治療実績・十分な知識や技術・整った治療環境があるか・治療前の十分な説明やアフターケアがされているか、などを確認することをおすすめします。

すでに花粉症の症状が出ている方は、半導体レーザーを導入している病院を探しましょう。

治療後に気をつけること

治療直後は、激しい運動・飲酒・喫煙・長時間入浴は避けましょう。術後の注意を病院にしっかり確認し、体に過度な負担がかからない生活を心がけます。

おわりに

レーザー治療は根本的な治療ではありませんが、1〜3年効果が続くので、毎年花粉症に悩まされている方や、薬の副作用が気になっている方などにおすすめです。

花粉症の症状の中でも特に鼻づまりがある人にも有効な手段になるので、治療法の1つとして検討してみると良いでしょう。

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