花粉症で耳がかゆくなる?かゆい・痛い・つまる!耳の不調の対処法

花粉症で耳がかゆい、痛い、つまるなどの症状を訴える方がいます。花粉症で耳の症状が現れる原因と対処法について解説します。

花粉症の三大症状と呼ばれるものには、くしゃみ・鼻水・鼻づまりがあります。

それ以外にも「耳がかゆい」「耳が痛い」「耳がつまった感じがする」などの耳の症状を訴える方がいます。

花粉症で耳に症状が現れるのは、なぜなのでしょうか。

この記事では、花粉症の耳の症状とその原因、対策について解説します。

花粉症で耳に現れる症状は?

耳と鼻や喉は、耳管という長さ3~4cm・直径1mmほどのとても細い管でつながっています。鼻や喉の奥まで花粉が侵入することで、耳管にもアレルギー反応が起こり、耳にも症状があらわれることがあります。

また、花粉症の鼻や喉の症状が原因となり、耳の不調を引きおこすことも考えられます。

花粉症が原因と考えられる耳の症状を紹介します。

耳がかゆい

喉がイガイガすると同時に、耳の中や耳の奥がかゆくなることがあります。耳管や喉にアレルギー性の炎症が起こることが原因と考えられます。

耳の奥がかゆい場合は、喉の炎症である上咽頭炎の可能性があります。

耳が痛い

耳の痛みは、鼻を強くかみすぎることが原因のひとつです。

花粉症のシーズンは鼻をかむ回数が多くなり、とくに鼻づまりのときは強くかんでしまう傾向にあります。鼻を強くかみすぎることで中耳に圧力がかかり、鼻水が耳に入り込んで、中耳炎まで進んでしまうこともあります。

また、喉の炎症が耳の奥に響くなど、耳自体には問題はなくても痛みを感じることもあります。これを「放散痛」といいます。

耳がつまる

鼻や喉に炎症があると、耳管の入り口が狭くなり、開閉がうまくいかないことが理由で、耳がつまったような感覚を覚えることがあります。

これを「耳管狭窄症」といい、外の音が聞こえにくくなったり、自分の声が大きく聞こえることがあります。また、耳鳴りやめまいを引き起こすことがあります。

この状態が続くと、中耳に浸出液が貯まり「浸出性中耳炎」といった病気になることがあるため、注意が必要です。

花粉症による耳の症状の対策

花粉症で耳の不調が起きた場合の対処法を紹介します。

耳鼻科を受診

花粉症はアレルギー性鼻炎のひとつなので、耳鼻科の受診が適しています。鼻の症状とともに耳の症状が現れている場合は、その旨も相談しましょう。

薬で花粉症の症状を抑える

花粉症の治療は、薬によって症状を抑えることが基本となります。

耳鼻科を受診したり市販薬を使用するなどして、花粉症の症状を抑えましょう。

病院では、鼻水・鼻づまりなどの症状の程度に応じて薬を処方してもらえます。市販薬にも、処方される医療用医薬品と同じ成分を配合したものがあります。

市販薬の選び方について、詳しくは関連記事をごらんください。

正しく鼻をかむ

力まかせに鼻を強くかむと、耳の痛みの原因となります。正しい鼻のかみ方を知っておきましょう。

鼻は、片方ずつかむようにしましょう。両方いっぺんに鼻をかむと、鼻水が鼻の奥の方に押し込まれてしまいます。力を入れすぎずに、鼻水を出し切るまで少しずつかみましょう。

また、鼻をかむ前に口から息を吸うと、空気が取り入れられ鼻水が押し出されてかみやすくなります。鼻をかむときは、口を閉じてください。

おわりに

今回は花粉症による耳の症状について解説しました。

花粉症の症状がきっかけで、中耳炎などの耳の病気が起こる可能性があります。耳に異常を感じた場合は、花粉症の治療も兼ねて耳鼻科を受診することをおすすめします。

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