キツイ胸焼け・呑酸・ゲップ・・・それは逆流性食道炎かも?!症状・原因・予防ポイントを知ろう!

食道がんのリスクも高まる?逆流性食道炎とはどんな病気か?!

食後に後味の悪いゲップが出たりしていませんか?
逆流性食道炎とは胃から食道に胃酸が逆流する病気で、胸焼けやなどの症状で食道や胃に不快な違和感が生じます。
食道は胃と違って粘膜を守る防御機能が無いため、強酸性の胃酸が繰り返し逆流すると、ただれたり炎症を起こしてしまいます。
また、胃酸の逆流によって引き起こされる症状はそのままにしておくと慢性の咳や耳鼻科系の病気、さらには食道潰瘍がえぐれてしまい出血することもあり、さらには食道ガンに発展するリスクが高くなると言われています。胃や食道の違和感を感じたら早めに対処することが大事です。

逆流性食道炎の症状は?

■胸焼け
■お腹の張り
■食後に胃がもたれる
■喉がヒリヒリする
■食事の途中で満腹になる
■飲み物を飲むときにつっかえる
■苦い胃酸がこみ上げてくる
■ゲップがよく出る
■前かがみになると胸焼けがする

この症状のほとんどが当てはまり、4つ以上の強い症状がある時は注意が必要です。
 

4つの原因から胃酸の逆流が起こる!

  1. 下部食道括約筋の衰え・・・加齢により胃と食道の開閉を行っている部分の筋肉低下で起こる。
  2. 一時的な下部食道括約筋のゆるみと胃酸の増加・・・アルコール、カフェイン、喫煙、高脂質、高蛋白、過食による影響。
  3. 食道知覚過敏・・・ストレスにより食道が繰り返し逆流する胃酸に感じやすくなっている状態になっている。
  4. お腹の圧迫・・・前傾姿勢、ウエスト締め付け、肥満、便秘、過食、重い荷物を持ち上げる作業など。

加齢の他にも生活習慣で飲酒やたばこ、脂質などの摂り過ぎでも胃酸の分泌が多くなって一時的に下部食道括約筋がゆるんでしまいます。
若い世代に考えられる原因として多いのは「便秘」からくる逆流性食道炎で、便秘でお腹が張っているときは、腸や胃に圧力がかかって
食道に逆流が起きやすくなり、「便秘」の人の10%は逆流性食道炎に掛かりやすいというデータも出ています。
 

逆流性食道炎の治療とセルフケア

逆流性食道炎の治療は主に飲み薬で胃酸の分泌を少なくする、胃酸を中和させる、食道の機能を上げるもの、食道の粘膜保護をする作用がある薬を服用することによって治療を進めていきます。
症状が進行し、薬ではあまり効果が出なかった場合は手術を行う事もあります。
症状の軽いうちに受診し、投薬治療を行うことも第一ですが、食生活・生活習慣の改善をする必要がありますね。
 

食事で気を付けるコト

  • 胃に刺激になる炭酸・辛いもの・酸っぱいものを過剰に摂らない
  • 脂肪・油分の多いものや加工食品も多く摂らない方がよい
  • お腹いっぱいになるまで飲食するのは控えよう
  • 食後3時間は胃酸が逆流しやすいのでは横にならないようにしよう

  • うどん・お粥・雑炊・チーズ・ヨーグルト・牛乳・豆腐・納豆・大根・山芋などを摂ろう
  • 肉類は煮たり蒸したりして油分や脂肪をなるべくカット
  • 普段使っている油を「オリーブオイル」にしよう→下部食道括約筋を緩めないといった結果が出たほか、便秘にも良いのでオススメです。
     

さいごに

逆流性食道炎は生活習慣を見直す事で十分予防できる病気です。
刺激の強い食べ物もほどほどに胃に優しい食生活を心がけましょう。
刺激の強い食べ物が好きな場合は、食べる前に胃に保護膜を張ってくれるという乳製品でカバーすると良いでしょう。
食事のたびに胸焼けやゲップなどの症状があれば食へのモチベーションも下がって日々の生活に支障が出てしまいます。
たかが胸焼け・・・と思わず、違和感を感じたら「内科」「胃腸科」「消化器科」で受診しましょう。
 

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