不快な胸やけ ゲップは逆流性食道炎かも?症状チェックと治療に効く生活習慣の改善方法をご紹介

逆流性食道炎ってどんな病気?

筧 利夫さんが出演されたCMによって多くの人に知られるようになった逆流性食道炎。
胃酸などの胃の内容物が食道へ逆流することで食道の粘膜に炎症が起こる病気です。
主な症状には以下のようなものがあります。

●胸やけ
●食道(のど)のつかえ
●胸骨の下の方が痛む

食後すぐに横になったときや、腹部が圧迫されたとき、または胃に刺激の強い食べ物を摂取したときに症状が強くあらわれることが特徴です。
「最近、胸やけがする」「ゲップが増えた」といった不快な症状があらわれたら、ぜひ逆流性食道炎のセルフチェックをしてみましょう。

 

自分でチェック!逆流性食道炎

では、さっそく逆流性食道炎のセルフチェックをしてみましょう。
ひとつでも思い当たりがある場合は、逆流性食道炎の疑いがあります。
症状を強く感じる場合は早めに医師に相談するようにしましょう。
 

・胸やけを頻繁に繰り返している(起き上がり、しゃがんだときなど)
・ゲップがよく出る&ゲップが出るとき胸に不快感を感じる
・酸っぱい液が上がってくることがある
・食べ物を飲み込むとき胸につかえる感じがする
・食後、すぐに寝転ぶと胸やけを感じる
・大量に食べると吐き気をもよおす
・頻繁に咳が出たり、声がかすれる

 

逆流性食道炎の治療には生活習慣の改善が欠かせない

チェックの結果はいかがでしたか?
逆流性食道炎の治療には薬物療法だけではなく、生活習慣の改善が大切になります。
以下の点に注意して、ご自身の生活を振り返ってみましょう。
 

食生活

・胃を膨らませる炭酸飲料を飲まない(ビールなどアルコール類も含みます)
・食べ過ぎない(肥満は逆流性食道炎の原因になります)
・夜食は避ける。
・ゆっくり噛んで食べる。

 

姿勢に気を付ける

・胃を圧迫する前かがみの姿勢を長時間とらない。
・寝るときは枕を高くして上半身の位置を高めにする。

 

そのほかの生活習慣

・腹部を圧迫する服装は避ける(ベルトやコルセットに注意)
・タバコは控えめに


 

さいごに:ピロリ菌除菌後は逆流性食道炎に要注意

逆流性食道炎は食生活といった生活習慣と深い繋がりがありますが、ほかにも注意したいケースがあります。
それはピロリ菌を除菌した場合です。

ピロリ菌を除菌した後、6~8か月ほどの期間は逆流性食道炎を発症しやすいといわれています。
これはピロリ菌がいなくなることにより胃液のアンモニアバランスが乱れることが主な原因です。
胃液の乱れは、食道と胃を繋ぐ筋肉「下部食道括約筋」の乱れも引き起こし、結果、胃液が逆流しやすくなると考えられています。
こうしたケースの場合は軽症の逆流性食道炎であることがほとんどですが、注意が必要です。


(image by Photo AC)
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