ストレスは吐き気の原因になる

ストレスの要因には、人間関係、仕事、家庭、経済的問題などさまざまなものがあります。

何らかの要因により、高いストレス状態が続くと脳機能の不具合が起こり、心理面・行動面・身体面にストレス反応が起こります。

吐き気は、代表的な身体へのストレス反応のひとつといわれています。

ストレス反応が続くと健康障害が引き起こされることがあるため、早めの対処が必要です。

吐き気以外にストレスで起こる心身の反応

吐き気以外にも、ストレス反応にはさまざまなものがあります。

吐き気に加えて次のような症状がある場合は、高ストレス状態である危険性があります。

・めまい、耳鳴り
・息苦しさ、動悸
・下痢、便秘、腹痛
・頭痛
・肩こり
・筋肉痛、手足の冷えやしびれ
・腰痛、背中のはり
・抑うつ
・疲労感
・睡眠障害

ストレスによる吐き気の対処法

ストレスが原因で吐き気が起こっている場合は、ストレスをため込まないことが大切です。

自分に合ったストレスへの対処法を身につけましょう。

代表的なストレス解消法には、次のようなものがあります。

深呼吸をする

心と体の緊張を緩めるリラクゼーション法を身につけましょう。

最も手軽な方法は呼吸法で、ストレスを感じたときには腹式呼吸することがおすすめです。

背筋を伸ばして鼻からゆっくり息を吸い込み、吸うときの倍くらいの時間をかけて口から息を吐き出してください。

ストレッチをする

ストレスと筋肉には深い関係があり、ストレスにより筋肉の緊張状態が続くことがあります。

ストレッチには、筋肉の緊張を緩めて血行を促進させる働きがあり、体だけでなく気持ちの緊張をやわらげることができます。

適度な運動をする

ウォーキングやジョギングなど、軽く汗をかく程度の無理のない有酸素運動を楽しみながら行うのがおすすめです。

激しすぎる運動は活性酸素を増やしたり、競争する気持ちを生み出し、新たなストレスとなることがあります。

親しい人と会って話をする

親しい友人や家族などと話をすることで、気持ちが整理され、ストレスに対する解決策などがみえてくることがあります。

また、笑うことは免疫力を高めるといわれているため、会話を楽しむことがおすすめです。

ただし、人と接することに疲れを感じる方は、無理に人と交流する必要はありません。一人の時間を確保してリラックスしましょう。

ゆったりと入浴する

ぬるめのお湯にゆったりとつかると、心と体の緊張をほぐされてリラックスすることができます。

入浴の際に、自分好みの香りの入浴剤やアロマオイルなどを使用することもおすすめです。

十分な睡眠をとる

起きたときに気持ちが良く、日中に眠気を感じない快適な睡眠は、ストレスの解消につながります。

ただし、無理に眠ろうと意気込まず、眠たくなってから寝床につきましょう。

なお、ストレッチや入浴などで体を温めてからベットに入ると、体温が下がる時に眠気を催すため、自然に眠りにつくことができます。

薬を使用する

ストレスにより吐き気を感じる場合には、自律神経のバランスを整える働きのある漢方薬を使用するのもひとつの手段です。

太田漢方胃腸薬II

自律神経の乱れを改善する作用がある漢方処方「安中散」に、精神安定作用がある生薬「ブクリョウ」を加えた漢方薬です。

体力中等度以下で、腹部は力がなく神経過敏で胃痛または腹痛があり、ときに胸やけや、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、はきけ、嘔吐などをともなう方の神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱に効果があります。

吐き気がおさまらない場合は医師に相談を

高いストレスを感じ続けると、うつをはじめとするメンタルヘルスの不調を引き起こすことがあります。

また吐き気は、ストレスだけでなく身体的疾患により起こっているおそれもあります。

ストレスへの対処法を取り入れても吐き気が続く場合は、産業医や心療内科の医師などに相談することをおすすめします。

おわりに

吐き気はストレスが原因で起こることがあります。

高いストレス状態が続くと健康障害が起こることがあるため、無理をせずに早めに休養したり、医師に相談するなどしましょう。