吐き下しの原因や薬など悩みをセルフチェック

2018年04月27日

吐き下しの原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられる原因

はき下しは嘔吐と下痢をする症状です。

ウイルスの感染

はき下しを起こす多くの原因はウイルスの感染によるもので、主なウイルスはロタウイルスやノロウイルスです。

ロタウイルスは冬から春にかけて乳幼児を中心に感染するウイルスで、ノロウイルスは晩秋から冬に流行し、子どもから大人まで年齢に関わらず感染するウイルスです。

ウイルスが触れた手で口を触ることや、汚染された食品を食べることによる感染があります。

細菌の感染

生の魚介類や加工品、肉、卵、かき氷などを食べることで、サルモネラ菌や大腸菌などの細菌に感染することが原因になります。

一般的に原因となる食べ物を食べてから5〜72時間の間に発症します。細菌性の食中毒から起こるはき下しは夏に多いのが特徴です。

生活の中でできる予防法

手洗いをする

ウイルスや細菌の感染予防には手洗いが効果的です。帰宅時やトイレの後、調理や食事の前には石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

二次感染を防ぐため、感染者の嘔吐物を処理する時はゴム手袋をつけ、処理したあとも石けんで手洗いをしましょう。

十分に加熱する

二枚貝を食べてノロウイルスに感染してはき下しが起きることが多くあります。生でなくてもよく火の通っていないカキやアサリなどの二枚貝を内臓ごと食べることが原因になります。ウイルスは熱に弱いため、二枚貝は十分に加熱してから食べましょう。

細菌からの感染を防ぐためにも、肉や魚などの生鮮食品も十分に加熱し、台所や台所用品を清潔にしましょう。

はき下しの対処法

水分補給をする

嘔吐が落ち着いたら脱水を防ぐために水分補給をしましょう。

脱水は水分だけでなくナトリウムやカリウムなどの電解質も失われている状態のため、経口補水液がおすすめです。経口補水液は脱水時に不足している電解質を含み、素早く吸収できるようにブドウ糖を含んだ飲み物です。冷蔵庫で冷やさず室温のまま飲みましょう。

子どもの場合は、回数を多く分けて少量ずつ飲ませましょう。

栄養補給をする

はき下しは体力を消耗するため、症状が落ち着いたらおかゆやすりおろしたりんごなど、消化の良いものを食べましょう。柔らかく煮たうどんや豆腐などもおすすめです。食材は細かく切って煮込んで柔らかくし、胃腸に負担をかけないようにします。香辛料やニンニクなど刺激の強いものは避けましょう。

薬の使用

はき下しが続いていて水分や栄養をとれない場合は、点滴で補給をする場合があります。また、少量でも効果的に水分を摂取できる経口補水液なども使用します。

下痢止めやセンブリを使用した漢方薬もあります。センブリは胃を丈夫にする作用や腸を整える作用があります。

ウイルス感染による場合には下痢や嘔吐を止めない方が良い場合もあるため、可能であれば病院を受診しましょう。

吐き下しに使われるお薬の総合情報

薬剤師に相談する

疑問に思ったことは薬剤師に相談してみましょう。

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