年末年始の感染性胃腸炎の患者数は過去最少水準へ

国立感染症研究所が1月20日に発表した1月5日〜1月11日(2015年第2週目)における感染性胃腸炎の報告数は、定点医療機関あたり3.47人となり、前週の10.26人より大幅に減りました。
※ 定点報告数は、国立感染症研究所により指定された全国の医療機関(定点)からの報告数/定点医療機関数になります(つまり指定医療機関あたりの平均週間患者・発症報告数)

この時期の感染性胃腸炎の代表格は「ノロウイルス」「ロタウイルス」「アデノウイルス」といったものがあります。
今年の感染性胃腸炎の流行具合は例年より低い水準になっていることがわかりますが、年末年始での感染者報告数では過去10年間で最も低い水準となりました。
 

今後は一時的に流行拡大しつつ徐々に流行が収まっていく模様

年末年始は休業している医療機関もあるためか、1月1週目の感染者数は低下する傾向にあり、今年も同様の結果となりました。

ただ、2週目からは再度患者数が増加し、そのあとは徐々に収束していくという動きを例年見せており、今年も同様の感染状況になると予想されます。
そのため、1〜3月の間は引き続き感染性胃腸炎への予防は大切な期間になります。
 

おわりに:感染性胃腸炎の予防ポイント3選

ノロウイルスをはじめとしたウイルス性の感染性胃腸炎の予防のポイントは以下の通りです。

  1. 大切なのは手を洗うこと!
    特に「料理の前」「食事の前」「トイレの後」は油断せずしっかりと石けんで十分に手を洗いましょう。
  2. トイレの掃除や吐物を処理する時は「使い捨て手袋」「マスク」「エプロン」を着用しましょう。
    これらの作業後は石けんで手を洗います。
    ノロウイルスをはじめとした感染性胃腸炎の方のトイレや吐物を処理する場合や、使用した食器を洗うときは特に注意が必要で、できれば作業あとに次亜塩素酸ナトリウムなどで消毒をしたいところです。この消毒液はご家庭でも意外と手軽に作れますのでご確認ください。
    参考記事:ノロウイルスに効く!本格的な消毒液を自宅で簡単に作る方法
  3. ノロウイルスは「カキなどの二枚貝」に存在することが多いです。
    カキや貝類を調理するときは、中心部まで十分に加熱しましょう。
    「中心温度85℃」で「1分以上」の加熱が必要です。
    また、調理で貝類を触った際はこまめに石けんで手洗いをするようにしましょう。
     

おわりに:1月後半以降の再流行に注意しましょう

ノロウイルスをはじめとした感染性胃腸炎は年末年始にいったん収束する傾向がありますが、その後再度流行してきます。

受験生のみなさんはセンター試験なども近いのでノロウイルスなどに感染しないように気をつけていきましょうね。

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