中東や韓国で感染が確認されている「MERS(マーズ:Middle East Respiratory Syndrome・中東呼吸器症候群)」についての危機感が高まっています。

そこで、今回は感染地域に訪問するなどした結果「MERS(マーズ)かも?!」と疑うような症状がでたときに確認したい特徴と対処方法をみていきたいと思います。

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MERS(マーズ)の症状・特徴:突然の発熱 & 咳がでてきたら特に注意!

MERS(マーズ)は感染すると「14日以内の潜伏期間 → 発症期 → 重症期 → 回復期」といった経過をたどります。
MERS(マーズ)の症状は肺炎に似ており、発熱、咳、息切れなどの症状がでるほか、人によっては下痢などがでることもあります。
 

① 発熱がおこる

MERS(マーズ)はウイルス性の感染症で、体がウイルスに対抗するために発熱を起こします。
38℃以上の発熱を特徴としており、感染地域で突然の発熱が出てきた時は注意が必要です。
 

② 咳がでる

発熱だけでなく咳(せき)と息切れが特徴となっています。
咳(せき)によって他人に感染拡大する可能性も指摘されているため、感染地域ではマスクなどをするようにしましょう。
 

③ 下痢となることがある

MERS患者に確認されているわけではないですが、下痢などの消化器症状がでることも指摘されています。
また、高熱によっても胃腸の環境に変化が起こり下痢になりやすくなります。
下痢の症状が起きた時は水分不足となることが多いため、こまめな水分摂取をします。
症状が重い時は点滴による補給をすることもあります。
 

日本国内でMERS(マーズ)の症状が疑われた時はまずは保健所に相談

感染地域などから帰国後14日以内に急な発熱(38℃以上)や咳などMERS(マーズ)の感染が疑われる症状がでたときは、病院に行く前にまずはお住いの地域の保健所に電話等で連絡しましょう。

すべての病院・医療機関でMERS(マーズ)の検査ができるわけではないので、保健所が適した医療機関と対応方法を案内してくれるので、まずは保健所の指示に従いましょう。

保健所の検索方法 → 厚生労働省:保健所管轄区域案内

その後指定された医療機関で検査と治療が行われます。
その際、医療機関で採取されたMERSウイルスは、地方衛生研究所で検査され、最終的に国立感染症研究所でMERS感染の確定判断がされます。
 

海外でMERS(マーズ)の症状が疑われた時は現地の医療機関に従いましょう

感染地域を含む海外でのMERS(マーズ)感染時の対応方法は国と地域によって異なっています。
現地で感染・発症した場合は現地の対応に従いましょう。
言語などが不明な場合は訪問先の在外日本国大使館ホームページ経由で相談しましょう。

また、海外渡航前に渡航先が感染注意となっていないかを外務省海外安全ホームページで確認しておくと良いでしょう。

感染地域からの帰国時など、日本国内に入国する前に発熱や咳などの症状が出てしまった場合は、空港内の検疫所などに相談することで対処法・医療機関の案内などの指示を受けることが可能です。こういったケースでは空港内の検疫所に相談しましょう。
 

おわりに

厚生労働省がMERS(マーズ)に関する最新情報を発信していますので、こちらも事前にチェックできるとより良いでしょう。
厚生労働省:感染症情報・中東呼吸器症候群(MERS)

まだ日本国内では感染・発症が見られていないMERS(マーズ)ですが、今のうちに理解を深めておき、いざという時に冷静に対応できるようになっておきましょう。