ヘルパンギーナ:保育園は何日休む?感染期間と登園時の注意について

子どもがヘルパンギーナに感染した場合、保育園は何日休ませれば良いのでしょうか。ヘルパンギーナの感染期間や保育園へ登園するときに気をつけたいことなどを解説します!

ヘルパンギーナは夏風邪の一種で、子どもに流行する感染症です。
40℃近い高熱と強い喉の痛みが出て、毎年5月ごろから感染が増加し、7月ごろにかけてピークをむかえます。
感染者の90%は5歳以下の乳幼児が占めます。乳幼児の中で最も多く感染しているのは、ほぼ同じ割合で0歳と5歳です。

保育園に通っている子どもがヘルパンギーナに感染した場合、休ませる必要があるのでしょうか。
休ませる場合は何日休む?いつごろ登園可能?登園に関して注意することは?など、症状以外にも保育園への登園に不安になる方も多いかもしれません。

子どものヘルパンギーナに関する保護者の疑問解決へ向けて、この記事では感染期間や保育園へ登園するときや保育園で気をつけたいことについて解説します!

ヘルパンギーナの詳しい症状については関連記事をご参照ください。
関連記事:『ヘルパンギーナ:子どもの病気の症状・予防・治療法をチェック

ヘルパンギーナに感染したときの保育園Q&A

Q:ヘルパンギーナに感染したら保育園は行ってはいけないの?

ヘルパンギーナは、感染しても絶対に保育園を休ませないといけない病気ではありません。
ヘルパンギーナは学校保健安全法による学校で予防すべき感染症に該当しておらず、出席停止は義務付けられていないのです。
ただしヘルパンギーナの主な症状のひとつは高熱のため、現実的に感染後すぐに登園することは難しいでしょう。

Q:保育園は何日休むべき?

規定の日数はありません。発熱もなく、喉の発疹も消え、子どもの体調が良くなった時点で登園は可能です。

Q:他の子へ感染する可能性は?

ヘルパンギーナは絶対に休ませないといけない病気ではありませんが、感染力が強いため、感染した子どもの症状の程度による判断が必要です。
ヘルパンギーナかなと思う症状が表れたら、まずは通っている園へ連絡し、病院を受診して医師の判断を仰いでください。

Q:登園時に気をつけることは?

保育園を何日休むことが必要かという規定がないため、登園可能かどうかに関しても病院によって意見が異なるという状況が多いようです。
また保育園によっては、登園するために医師の診断書が必要な場合もあるなど、対応が大きく異なるため、症状が回復したら通っている園に確認してみましょう。

夏の楽しみプールでの感染に注意!

ヘルパンギーナが夏に流行する原因のひとつがプールだと考えられています。
感染経路のひとつである接触感染は、皮膚や粘膜からウイルスに感染します。プールの中で口、鼻、目からウイルスが侵入し、感染が広がっていきます。そのためヘルパンギーナに感染後のプールに関しては慎重な対応が必要です。

症状が治まっても約一か月ほどはウイルスは体内から排出されます。もちろん感染力は弱まりますが、いつからプールに入れるかは医師の診察や通っている園の基準を参考にしましょう。

▼ヘルパンギーナの感染経路

飛沫感染  咳やくしゃみなどでウイルスを含んだ分泌物を吸い込み感染。
接触感染  皮膚や粘膜による直接的な接触、物体の表面を介した間接的な接触により感染。
糞口感染 便の中にウイルスが排出しており、口に入って感染。

ヘルパンギーナの感染期間

感染から発症するまでの潜伏期間は2~4日です。その後発症し、重症期間を経て、熱は2~3日で下がり、喉の発疹はそこからやや遅れて回復します。
合併症を起こすことはまれで、基本的には周囲に感染させないように意識しながら風邪と同じように安静にしていれば数日で治る軽症の病気です。

しかしヘルパンギーナは主な症状が治った後、2~4週間は体内にウイルスが残っており、主に便の中にウイルスが含まれています。そのため、発症から回復した後も含めて最低1か月は感染対策に注意が必要です。

ヘルパンギーナを予防しよう!

感染経路から考えて、乳幼児の集団生活において感染を完全に防ぎ切ることは困難です。あくまで夏風邪の一種なので、正しい知識を持ち「予防はするけれど感染しても仕方ない」という意識で、あまり神経質にならずおおらかでいることも必要です。

手洗い

最も基本で、最も効果のある予防法です。子どもも周囲の大人もこまめに石鹸を使い丁寧な手洗いをしましょう。

おむつの処理

おむつ交換の際、使用済みおむつはビニール袋に入れ、しっかり口を閉じて処理しましょう。排便の後やおむつ交換の後は、入念に手を洗いましょう。

免疫力

免疫力が低下するとウイルスに感染しやすくなります。免疫力を高く保つことが必要なので、生活リズムを崩さないための早寝早起き、バランスの取れた食事が大切です。
また夏は、基礎代謝エネルギーがあがるためお昼寝は大切です。しかし夜の睡眠に影響するほどお昼寝をしてしまうと、生活リズムが崩れる原因となります。
お昼寝は1時間程度を目安に、日差しが和らぐ15時以降に再度外で遊ぶなどして、夜はしっかり熟睡できるよう調整してあげてください。

おわりに

ヘルパンギーナの感染期間や保育園に登園するときの注意事項などを解説しました。
主なヘルパンギーナの感染経路は3種類ありますが、どの感染経路も保育園などでは日常の行動で感染の可能性があります。
誰かがウイルスのついた手でおもちゃを触り、そのおもちゃを別の子が触ってそのまま目をこすったり手を口にいれる、おむつ交換時の便からウイルスが浮遊するなど、感染の原因が多いため、乳幼児が集団生活をする保育園などでは感染を防ぐことは難しいといえるでしょう。
うつらないために予防対策をしっかりおこない、感染しても焦らず適切に対処してくださいね!

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