HIVの感染予防:食事・お風呂・セックスなど日常生活の注意点

飲み回しでHIVはうつる?お風呂、食事、セックスは?自分が感染しているならうつさないように、パートナーや周りの人が感染しているなら感染以外に偏見や差別から守るためにも。HIVについての正しい知識を持ちましょう。

もし、自分がHIVに感染したら、パートナーや家族や友人がHIV感染者だったら…日常生活でどんなことに気をつければいいのでしょうか。

HIVは空気や水に触れただけで死滅してしまうようなとても弱いウイルスです。

そのため、日常生活をともに送るだけならまず感染することはありません。

自分が感染しているならうつさないように、パートナーや周りの人が感染しているなら感染以外に偏見や差別から守るためにも、HIVについての正しい知識を持ちましょう。

基本的には感染の心配のないもの

HIVが感染するのは血液、精液、膣分泌液、母乳からであり、唾液や汗で感染することはありません。

食べ物のシェア

唾液中には感染力があるほどのHIVウイルス量はありません。

ただ口の中が傷ついているような時は食べている箸等でシェアしないようにしましょう。

トイレ

便器に座った程度ではまず感染しません。

血液や精液、膣分泌液が乾かないで便器に付着していてそれが傷口に直接触れるようなことがない限りはまず大丈夫です。

お風呂・プール

HIVはヒトの細胞の中でしか生きられないウイルスです。

お湯や水の中では生きることは不可能です。つまりお風呂やプール内で感染することはありえません。

洗濯

HIV感染者の衣類を一緒に洗濯しても感染することはありません。

大量の水でHIVは死滅してしまいます。

大量に血液や精液、膣分泌液がついている時は塩素系漂白剤で別にして洗いましょう。

感染の危険性があり注意が必要なもの

セックス

感染の可能性が最も高いのがセックスですが、しっかりコンドームをつけていれば感染を防ぐことはできます。

コンドームは行為の最初からつけるようにしましょう。射精前後に出るカウパー線液にもHIVは含まれています。

もちろんオーラルセックスでもコンドームをつけましょう。

ドラッグ

そもそもドラッグを使用すること自体が禁止されていますが、注射器のまわし打ちなどは絶対にやめましょう。感染の可能性が高いことが世界的にも問題となっています。

そのうえドラッグは理性が飛んで危険なセックスをする危険があります。

出血

出血したら自分で手当てするようにしましょう。

他人に手当てしてもらう場合はゴム手袋をつけてもらい、タオルを使い直接血液に触れないようにしてください。

血液で汚れた衣服はビニール袋にいれてクチをしっかり結んで捨てましょう。

ピアスを開ける

医療機関で開けるなら消毒済か使い捨てのピアッサーを使っているので感染の可能性はありません。

ただし、医療機関以外で開ける場合はピアッサーを未消毒で使いまわしている可能性がありますので注意してください。

タトゥー

使用する用具の消毒が行われていない場合は、感染の可能性があります。

未消毒の器具を使うとHIVの他にもC型肝炎やB型肝炎の感染の危険性もあります。

必ず確認するようにしてください。

おわりに

最も感染率が高いのは性交渉です。パートナーとどのようにしていくか話し合うようにして下さい。

HIVは慢性疾患です。今のところは感染したら生涯治療にあたっていかなければいけません。

HIVに感染した後の苦労と比べれば、予防に努めることは遥かに簡単なものです。

日常生活で感染することはほぼありませんが、精液や血液の取り扱いには十分に注意するよう心掛けてください。

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