耳鳴りの原因や薬など悩みをセルフチェック

2019年08月22日

耳鳴りの原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

耳鳴りの原因

耳鳴りとは、片耳あるいは両耳から「キーン」「ブーン」といった雑音が聞こえる状態のことです。耳鳴りに悩む人の多くが、難聴にも悩まされることとなります。

耳鳴りには、「自覚的耳鳴(じかくてきじめい)」と「他覚的耳鳴(たかくてきじめい)」があります。

自覚的耳鳴は、自分にしか聞こえない耳鳴りです。自覚的耳鳴が発生するメカニズムは未だにわかっていませんが、日常生活に原因がある可能性があります。

他覚的耳鳴は、聴診器などの道具を使えば外部からも雑音が確認できる耳鳴りです。筋肉のけいれん、あるいは何らかの病気で血管の動きに異常をきたすことが原因と考えられています。

ストレス

精神的ストレスや生活環境などの影響によって体調を崩すと、耳鳴りが発生すると考えられています。ストレスが原因の場合は、耳鳴りのほかに以下のような症状が現れることがあります。

・難聴
・めまい
・嗅覚や味覚の異常
・口の中の渇き
・喉がつまる、違和感がある

耳に異物が入っている

耳の中の「外耳」という部分に水や虫などが入り込んでいたり、耳垢がたまっていると、耳鳴りが発生することがあります。

老化

耳鳴りが慢性化していたり、周囲の音が聞こえにくいといった症状をともなう場合は、老化が原因の可能性があります。

老化によって耳の奥にある蝸牛の有毛細胞が衰えると、こうした異常がみられます。

大音量による音の聴き過ぎ

イヤホンやヘッドホンの長時間使用や、大音量の音が鳴り響く場所に長時間いることも耳鳴りの原因となります。

大きな音の聴き過ぎで蝸牛の有毛細胞が外傷を負うことにより、雑音が生じています。

耳鳴りの対処法

耳鳴りには、自宅でできる対処法がいくつかあります。ただし、耳鳴りが長期化していたり、ほかの症状もともなう場合は、早めに病院を受診してください。

耳鳴りで病院に行く場合、主な診療科は耳鼻咽喉科です。このほか、ストレスによる心身の不調が目立つ場合は心療内科、激しい頭痛や手足のしびれといった症状が目立つ場合は内科・脳神経外科を受診しましょう。

耳鳴りが気にならない生活環境をつくる(音響療法)

静か過ぎる場所にいると、耳鳴りが気になり、ストレスが溜まって症状が悪化するおそれがあります。

そこで音響療法では、耳鳴りを気にすることのないように、耳鳴りより小さな音を流し続ける環境を作ります。

ストレスを軽減する

十分な睡眠や適度な運動、半身浴など生活習慣の工夫によってストレスを軽減させます。また、1日の中でリラックスできる時間をつくることも大切です。

薬を使用する

ビタミン剤(主にビタミンB群を含む)や漢方薬、末梢循環改善剤、筋弛緩剤といった薬が効果を発揮します。購入の際には薬剤師へ相談の上、症状にあった薬を選びましょう。

なお、市販の薬を数日使用しても症状が改善しない場合はメニエール病や突発性難聴などの病気も考えられるため、病院を受診しましょう。

耳鳴りに関する疑われる病気

※こちらでは代表的な症状のみ記載しており、症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方や、体調の変化を感じた場合は医療機関にご相談ください。

耳鳴りに使われるお薬の総合情報

耳鳴りに関するお役立ち情報

薬剤師に相談する

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