耳鳴りの原因のひとつ、ストレス!!騒音、睡眠不足、転居などタイプはさまざま

過度なストレスが長期間続くことで生じる体の異変。そのひとつが耳鳴りです。
ストレスによる緊張状態が神経を興奮させ、耳鳴りへの感度を高めることが引き金となっています。
しかしストレスと言っても、下記の表の通りタイプはさまざまです。
 

身体的-外的ストレス

物理的ストレス 気圧の変化、暑さや寒さなど
環境的ストレス 騒音、照明など
肉体的ストレス 長距離通勤、病気など
化学的ストレス 空気汚染、薬、たばこなど
生物的ストレス ウイルス、花粉など

 

  身体的-内的ストレス

 

運動関係のストレス 運動不足、あるいは過剰
食事関係のストレス 過食、偏食、栄養不足など
睡眠関係のストレス 睡眠不足、あるいは過剰
生活関係のストレス 生活リズムが不規則
そのほか 妊娠、月経痛

 

 精神的-社会的ストレス

 

仕事関係のストレス 失業、転職、残業、昇進など
学校関係のストレス 入学、転校、受験など
家庭関係のストレス  結婚、離婚、転居など
人間関係のストレス 同僚、上司、部下、隣人、嫁姑など

 

  精神的-心理的ストレス

 

身体関係のストレス 疲労、健康喪失、妊娠・出産など
喪失体験 死別、家族との別居など
そのほか  漠然とした不安、失恋、挫折など

 

 注目すべきは結婚や昇進といった喜ばしいこともストレスになることです。
日常生活はストレスに囲まれていると言っても良いかもしれません。

 

耳鳴りが主な症状としてみられるメニエール病もストレスと深いつながりがあると考えられています。
こうした耳鳴りを解消するためにはストレスと上手に付き合うことが大切です。
今回は、そのためのヒントを3つ紹介したいと思います。
 

あなたのストレス解消度は?気分転換がうまくできているか、チェックしてみましょう

適度なストレスは人生のスパイスと言われています。
人間には元々ストレスをエネルギーに変えて、克服する能力があると考えられているからです。
そのためには適度な気分転換でストレスをコントロールする必要があります。
自分はストレス解消できているか?下記の項目をチェックしてみましょう。​

・趣味を実践する機会が多い
・外出する機会が多い
・よくスポーツで汗を流している
・食事や飲酒を楽しんでいる
・家族との団らんがある
・気のおけない友人がいる
・周囲に自分を評価してくれる人がいる

◎がつかない項目は意識して実践すると良いでしょう。

 

食生活ではビタミンB12の摂取を心がけよう!お酒もたしなむ程度ならOK

次に食生活に注目してみましょう。
栄養バランスの整った食事が良いことはもちろんですが、耳鳴りの解消にビタミンB12の摂取は欠かせません。

ビタミンB12には末梢神経の代謝を促す作用があります。
これが耳鳴りやめまいに効果的で、治療薬としても処方されています。
食品でとる場合は、しじみやいくら、ほしのり、さんまといった魚介類のほか牛や鶏のレバーがオススメです。

お酒を飲むことによってリフレッシュできるのであれば、耳鳴りがないときに飲みましょう。
少量をたしなむ程度に・・と、量に注意することを忘れないでください
 

たばこに塩分・・体の不調を招く6つのSを取り除こう

体に負担をかける主な要因6つは、まとめて「 6つのS 」と呼ばれています。
耳鳴り解消のためにも、これらをなくすよう心がけましょう。

Salt(塩分)

塩分の摂りすぎによる高血圧は血圧異常を起こし耳鳴りや難聴を起こす危険があります。

Stress(ストレス)

この記事で取り上げている通り、耳鳴りとストレスの関係は深いです

Smoke(たばこ)

ニコチンには血管を収縮させる作用があるので血液循環の悪化を招きます。
耳鳴りには内耳や脳の血液障害が大きく影響しています。

Speed(焦り)

焦りによって心のゆとりをなくすことがストレスを生みます。
時間に追われる生活をしていないか、1日を振り返ってみましょう。

Struggle(闘争心)

過剰な競争心は疲労やストレスの元です。
耳鳴りなど体に異常が起こるような頑張りすぎには注意しましょう。

Sleepless(不眠)

睡眠不足は耳鳴りの誘発や悪化の原因となります。
質の良い睡眠をとりましょう。
 

さいごに:耳鳴りは精神状態によって症状が変わることも。気にしすぎは厳禁です。

いかがでしたか?
耳鳴りは主観に左右されやすい症状で、精神状態も大きく影響してきます。
そのためには、気にしすぎないことが非常に大切です。

静かな環境は耳鳴りを余計に意識させてしまいます。
適度な音量の音楽や、波の音といった環境音楽を流すことは耳鳴りの改善に有効です。
ただし、日常生活に大きく支障をきたすようであれば早めに医師に相談しましょう。


(image by Photo AC)
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