くしゃみの原因や薬など悩みをセルフチェック

2018年04月27日

くしゃみの原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

くしゃみの原因

ウイルス

鼻の粘膜には脳神経のひとつである三叉神経があります。鼻の粘膜に風邪などのウイルスが付着すると、その刺激が三叉神経により脳へ伝えられ、脳を経由して呼吸に使用している筋肉へ伝わります。

刺激が伝わり緊張状態となった筋肉は、緊張がピークになると大きく空気を吸い込みます。そして緊張がゆるみ、勢いよくウイルスの含まれた空気が押しだされてくしゃみがでます。

花粉やハウスダストなどのアレルギー物質

花粉・ハウスダスト・カビ・動物の毛などのアレルギー物質が体内に入るとヒスタミンなどのアレルギー誘発物質を発生させ、くしゃみがでます。これは体内の異物に対して防御システムが働いているからです。

アレルギーの原因であるアレルゲンが体内に入ると、マクロファージという異物を食べる細胞がアレルゲンを食べ、リンパ球に異物の情報を伝えます。異物の情報を把握したリンパ球は、次に異物が体内に入ってきた際すぐに攻撃できるように、マクロファージからの情報を元に異物の目印となる抗体を作ります。

抗体は血液や粘膜内にある肥満細胞にくっついて待機し、再びアレルゲンが体内に入ると、同じ情報を持った抗体はアレルゲンと結合します。この反応が抗原抗体反応です。抗原抗体反応がおこると、肥満細胞からいろいろなアレルギー誘発物質が放出されます。その中のヒスタミンがくしゃみを引き起こす原因物質です。

くしゃみの対処法

マスク

鼻へのゴミやウイルス、アレルギー物質の侵入を減らすためにはマスクが有効です。完全に遮断することは難しいですが、少しでも侵入する量を減らすことによりくしゃみの回数も抑えることができます。

多くの種類が発売されているマスクは、ウイルスやアレルギー物質の除去に特化した物を購入すると、より効果を発揮します。また、マスクとあわせて眼鏡や帽子などの使用も効果的です。

こまめに掃除をする

部屋にはダニやホコリなどのハウスダストや服や体にくっついて室内に持ち込まれた花粉など、アレルギー物質が多く存在します。日常生活をおくる環境はこまめに掃除をして、アレルギー物質を吸い込む量を減らしましょう。

いきなり掃除機をかけると空気中にアレルギー物質を舞い上がらせてしまうため、最初に雑巾がけをおすすめします。念入りに掃除をする場合は、乾拭き、水拭き、掃除機の順でおこなうと、よりアレルギー物質を減少させることができます。

薬を使用する

くしゃみに有効な薬の多くは、抗アレルギー作用や、抗ヒスタミン作用のある物です。

抗アレルギー薬は、アレルギー症状の原因物質が体内に入り、影響された細胞からくしゃみの原因となるヒスタミンが放出されることを防ぎます。くしゃみの出始めなど症状を感じた初期に効果があります。

抗ヒスタミン薬とは、放出されたヒスタミンが神経や血管に作用することを防ぎます。くしゃみが止まらない状態になってしまった場合に、より効果があります。

どちらの薬も人によっては眠気などの副作用がでることがあり、眠気が強く出てしまうようであれば薬が合っていない可能性もあります。その際は病院を受診しましょう。

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