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鼻血の原因や薬など悩みをセルフチェック

2019年12月10日

鼻血の原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられる原因

小鼻の内側にはキーゼルバッハという部位があり、毛細血管が網の目のように集結しています。粘膜も非常に薄いため、鼻血のほとんどはキーセルバッハ部位からの出血にあたります。

鼻のいじりすぎ

風邪やアレルギー性鼻炎による鼻水やかゆみで何度も鼻をかんでいると、粘膜が弱って鼻血が出ます。また、子どもは大人よりも粘膜が弱いため、鼻血が出やすい傾向にあります。人とぶつかったり鼻を打つなどの物理的な衝撃でも鼻血が出ます。

血圧の上昇

血圧が上昇すると血管が破れやすくなるため、鼻血が出やすくなります。運動後や熱いお風呂に長く浸かった後などは一時的に血圧が上昇し、鼻血が出やすくなるため注意が必要です。

また、アルコールやタバコ、ストレス、疲労も血圧上昇の原因となります。

カフェインの摂取

コーヒーやチョコレートなどに含まれるカフェインには、血圧を上昇させる効果があります。さらに血管収縮の作用もあるため、鼻血が出やすくなります。他にも香辛料などの刺激物も摂取をしすぎると、血圧が上昇して鼻血が出る可能性が高くなります。

病気

鼻血は血圧が上昇したり、血管が弱くなると出やすくなるため、高血圧や動脈硬化も鼻血の原因となります。他にもがんや白血病も鼻血の原因となりますが、病気が原因の場合はキーゼルバッハ部位ではなく鼻の奥にある動脈から出血している可能性があります。

動脈からの出血の場合、鼻をいじってもいないのに突然出血したり、出血量が大量になるのが特徴です。自力で止血するのは難しいため、この場合は直ちに医療機関を受診するようにしましょう。

また、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞の治療で使用される抗凝固剤を服用している場合方は鼻血が止まりにくくなります。

鼻血の対処法

鼻をつまむ

鼻血が出たら慌てず、静かに座って頭を少し下げましょう。血が流れないように上を向くと、逆流して口の中に入ってしまう可能性があるため控えましょう。

座ったら小鼻の上の部分をギュッとつまみ、5〜10分程度安静にしてください。鼻の根っこの部分や、鼻筋の硬い部分を押さえても止血の効果はありません。鼻の膨らみの少し上の部分を、鼻の穴がつぶれる程度に押さえてください。キーゼルバッハ部位からの出血であれば、ほぼ出血を止めることができます。

脱脂綿を詰める

脱脂綿やティッシュペーパーを使用して止血する場合は、鼻の入り口に詰めるのではなく、2〜3cm程奥のキーゼルバッハ部位を圧迫するように押し込みましょう。

頻繁に取り替えると粘膜が傷ついてしまうため注意してください。

出血が止まらない場合は病院へ

出血が激しかったり、1時間以上も血が止まらない場合は耳鼻科を受診しましょう。レーザーや電気メスで出血している血管を焼くなどの止血処置をしてくれます。

薬を使用する

鼻血の原因が花粉症などのアレルギー性鼻炎の場合は、鼻炎薬や抗アレルギー剤を服用することでかゆみや鼻水などの症状をやわらげてください。

また、水溶性のビタミンCであるアスコルビン酸には、毛細血管を強くして鼻血を予防する効果があるため、適宜サプリメントなどで補給することをおすすめします。

なお、鼻血がなかなか止まらない時は、止血剤を使用して出血をおさえる場合もあります。

鼻血に使われるお薬の総合情報

薬剤師に相談する

疑問に思ったことは薬剤師に相談してみましょう。