インフルエンザの症状は時間差で現れる!?

インフルエンザシーズン中に体調不良になると、「これって風邪?」「もしかしてインフルエンザ?」と迷うことが多いのではないでしょうか。

個人でインフルエンザと風邪の違いを初期症状で判断するのは困難ですね。

インフルエンザの症状は多岐に渡り、さまざまな症状が時間差で現れることも多く、時間が経つごとにひどいつらさを味わうことが多いのです。

インフルエンザの流行の中心はA型とB型ですが、それぞれ症状の現れ方に特徴があり、すぐに風邪症状が出るとは限りません。

重症化させないために、インフルエンザの発症のパターンを知っておきましょう。

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喉が痛くない・鼻水や咳も出ないインフルエンザの初期症状に注意

まずはインフルエンザと風邪の発症の違いを知ることが大切です。

一般的な風邪は、ゆるやかに発症し、熱は微熱程度。喉・鼻などの呼吸器症状がメインです。

一方インフルエンザの場合、発症時には全身症状が先に現れます。

インフルエンザの症状の特徴

発症後すぐに全身症状

インフルエンザは、以下のような典型的な3大症状が特徴です。

■38℃を超える高熱

■悪寒・寒気

■関節痛・筋肉痛

特にインフルエンザA型の初期症状は、これらの全身症状から始まることが多く、加えて頭痛、全身倦怠感、食欲不振なども見られます。

やや遅れて呼吸器や消化器症状

3大全身症状の後に、以下の風邪症状が見られます。

■のどの痛み

■鼻水、くしゃみ

■咳、痰、呼吸困難

■吐き気・嘔吐

■下痢

これらの風邪症状は後から出ることが多く、3大症状に続き、時間差で次々に現れることが多くみられます。

ウイルスの種類によって発症の仕方が違う

インフルエンザA型の場合、3大全身症状から発症することが多いのですが、B型の場合は少々異なります。

B型の場合、38~40℃の高熱が出ないケースがあり、喉や鼻などの呼吸器症状もありますが、下痢などの消化器症状が強く出る傾向です。

そのため、特にインフルエンザB型に感染している場合は風邪と間違いやすく、放置することで重症化を招くことが多く見られます。

迅速検査と抗インフルエンザ薬で早期の対処を!

インフルエンザの診断には、鼻や喉の粘液を綿棒で拭って採取するだけのインフルエンザ抗原迅速検出キットが使用されています。

15分~30程度で診断できるようになり、A型、B型の判別も可能で、早期治療に成果をあげています。

インフルエンザか風邪か、また他の感染症なのか、自己判断は難しいため、なるべく早く医療機関に行くことをオススメします。

発症から48時間に抗インフルエンザ薬で重症化を防ごう

インフルエンザは通常、発症から1週間~10日以内に軽快しますが、インフルエンザはウイルスは増殖力が強いため、初期に対処することが大切です。

現在、インフルエンザの治療薬には、タミフル(飲み薬)、リレンザ・イナビル(吸入薬)などの抗インフルエンザ薬があります。

抗インフルエンザ薬は、症状が出てから48時間(2日)以内に使用すれば、ウイルスの増殖を抑えて、症状を軽くしたり完治まで短期間で済むことができます。

インフルエンザで最も注意すべきは、重症化と合併症です。

早めにウイルスの増殖を抑えることが、短期間に軽症で治癒させるポイントです。

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さいごに ~風邪症状がなくても油断は禁物~

喉の痛みや風邪症状がなくても、インフルエンザを発症していることは多いものです。

特にインフルエンザは、ウイルスの型によっても発症の仕方が異なり個人差も大きいため、インフルエンザの発症と症状の特徴を知っておくことが大切です。

インフルエンザのシーズン中は、いつもと違う…と思ったら早めに対処しましょう。