インフルエンザに使えるベンザブロックは?注意すべき解熱剤の成分を解説!

インフルエンザのときに使用できるベンザブロックシリーズを薬剤師監修のもと解説!ベンザブロックの成分からインふルエンザとの関係を紹介します。インフルエンザのときに注意すべき薬の成分も掲載!

なかなか病院へ行けない時や休日や深夜にインフルエンザのような症状が現れてしまった、自宅にある薬や薬局の薬でなんとかしたい…

そんなとき、総合感冒薬のベンザブロックシリーズはインフルエンザの症状に使ってもいいのでしょうか。

この記事では、インフルエンザのときにベンザブロックが使えるかどうか、効果や注意点などについて解説します!

インフルエンザに市販薬は使える?

インフルエンザのときには使用してはいけない薬の成分があるため、自己判断で安易に市販薬を使用することはお勧めできません。

インフルエンザが疑われた場合は、まずは病院を受診しましょう。

市販薬は、夜間や休日で病院が閉まっているとき、どうしてもすぐに病院に行けないとき、熱が38.5度以上でつらい症状のときに、あくまで応急処置として活用してください。

なお、インフルエンザのときに市販薬を使用する場合は、インフルエンザ自体を治すのではなく、高熱や全身の痛みへの対症療法として使用することになります。

インフルエンザにはアセトアミノフェン

インフルエンザの解熱に一番安心して使える成分は「アセトアミノフェン」です。

アセトアミノフェンは穏やかに効き副作用も少なく、子供でも使用できる成分です。アセトアミノフェンに次いで、「イブプロフェン」もインフルエンザのときに使用可能な成分です。

ベンザブロックシリーズの解熱鎮痛成分は、いずれも比較的安全といわれているアセトアミノフェンやイブプロフェンを使用しているので、インフルエンザの際に使用しても問題ありません。

ただし、ベンザブロックは種類によって使用できる年齢が決められています。使用前に必ず対象年齢を確認してください。

インフルエンザのときの市販薬の使用については関連記事をごらんください。

黄色の「ベンザブロックSプラス」は使用可!

ベンザブロックSプラスシリーズに配合されている解熱鎮痛成分は「アセトアミノフェン」です。アセトアミノフェンは子どもでも安心して使うことができ、インフルエンザのときに最も安全な成分です。

ベンザブロックSプラスは12歳以上の方が使用できる薬です。

ベンザブロックSプラス錠

小型で細長いカプレットタイプ錠剤です。1日3回食後なるべく30分以内に、またはお湯でかまずに飲んでください。

ベンザブロックSプラス

小型で円形の飲みやすい錠剤です。1日3回食後なるべく30分以内に、またはお湯でかまずに飲んでください。

銀色と青色のベンザブロックは使える?

結論から言うと、インフルエンザの応急処置として、銀のベンザブロック「ベンザブロックLプラス」と青のベンザブロック「ベンザブロックIPプラス」は使っても問題ありません。

ただし、ベンザブロックシリーズの中では解熱鎮痛成分がアセトアミノフェンのみの「ベンザブロックSプラス」が安全です。

「ベンザブロックLプラス」にはイブプロフェン成分、「ベンザブロックIPプラス」にはイブプロフェンとアセトアミノフェンの両方が配合されています。

インフルエンザの発熱はウイルスの増殖をおさえる役割があるので、解熱剤が含まれる市販薬で無理に熱を下げることはお勧めできません。

あくまでも、38.5度以上の熱があって眠れない、水分がとれない、とてもつらいなどの症状がある場合に使用しましょう。

のどに効く「ベンザブロックLプラス」はイブプロフェン配合

「ベンザブロックLプラス」に含まれる解熱鎮痛成分はイブプロフェンです。

ただし、「ベンザブロックLプラス」を使用できるのは15歳以上の方のみなので注意して使用しましょう。

ベンザブロックLプラス

小型で細長いカプレットタイプ錠剤です。1日3回食後なるべく30分以内に、またはお湯でかまずに飲んでください。

ベンザブロックLプラス錠

小型で円形の飲みやすい錠剤です。1日3回食後なるべく30分以内に、またはお湯でかまずに飲んでください。

ベンザブロックIPプラスは望ましくない

発熱・さむけに効く「ベンザブロックIPプラス」に含まれる解熱鎮痛成分は、イブプロフェンとアセトアミノフェンの2つです。

インフルエンザの時に使用しても問題ない成分ですが、複数の解熱成分が含まれているため比較的強めの解熱効果が期待できます。解熱剤で熱が下がりすぎてしまうと病院に行くのが遅れ正しい対処ができなくなるおそれがあります。

インフルエンザの応急処置としてベンザブロックを使用する場合は、黄色の「ベンザブロックSプラス」か銀色の「ベンザブロックLプラス」を使用しましょう。

インフルエンザに避けるべき解熱剤の成分

インフルエンザのときには、使用を控えるべき解熱剤の成分があります。

非ステロイド性抗炎症薬内の「サリチル酸系+α」と呼ばれるグループの解熱鎮痛・消炎成分は、インフルエンザが疑われる場合は使用を避けてください。

【代表的なサリチル酸系の成分】
・アスピリン、アセチルサリチル酸(商品名:バイエルアスピリン、バファリンAなど)
・サリチル酸ナトリウム
・サザピリン
・サリチルアミド(商品名:PL配合顆粒・ピーエイ配合錠など)
・エテンザミド(市販薬にも使われるので要注意!)
・ジフルニサル
・ジクロフェナクナトリウム(商品名:ボルタレン)
・メフェナム酸(商品名:ポンタール)

インフルエンザで使用を避けるべき理由は?

インフルエンザのときに注意喚起がなされている成分を使用すると、インフルエンザ脳症の重症化を招いたりライ症候群を引き起こすおそれがあることが判明しています。

解熱剤とライ症候群やインフルエンザ脳症の直接の因果関係はまだ不明なこともありますが、使用は避けることが望ましいです。なお、子供だけではなく大人も使用を控えることをお勧めします。

市販薬を使う際には、避けるべき成分をしっかり把握すること、複数の薬を同時に服用しないことなど注意するべきポイントをおさえましょう。

インフルエンザのときの解熱剤については関連記事をごらんください。

市販薬はあくまでも一時的な対処として使用

インフルエンザウイルスに直接的な効果を発揮するのは、病院で処方される抗インフルエンザウイルス薬だけです。

市販薬は、38.5度以上の熱があって、だるさなどの全身症状がつらい場合に病院に行くまでの応急処置として使用してください。

38.5度以上の熱でもつらくなければ無理に下げない

高熱は身体の生体防御反応でインフルエンザウイルスと戦っている状態のため、熱の上がり始めにむやみに熱を下げてしまうことは逆にインフルエンザウイルスに好都合な環境を作ってしまうことになります。

38.5度以上の熱があっても、水分がとれていて、つらくなければ無理に熱を下げるのはお勧めできません。

現在では病院へ行っても極端な高熱が続かなければ解熱剤の薬が処方されないことも多くあるため、市販薬はあくまでもつらい場合の一時的な対処ということを覚えておきましょう。

おわりに

急な発熱などのインフルエンザ症状にベンザブロックを使うことは、あくまでも応急処置と考え、できるだけ早く医師の診察を受けてください。

また、病院へ行く前にベンザブロックを飲んでいたとしても、病院で薬が処方されたらベンザブロックの使用は中止し、医師や薬剤師の指示に従いましょう。

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