インフルエンザにプレコール!病院へ行くまでの応急処置に使える総合感冒薬

インフルエンザの時に使用可能な市販薬・プレコールをご紹介!インフルエンザの症状に市販薬を使用する場合は注意すべき成分があります。インフルエンザの時でも使用可能なプレコールについて解説します。

抗インフルエンザ薬を手にいれるまでは市販薬に頼ることも

インフルエンザを治すには、タミフル・イナビル・リレンザなどの抗インフルエンザ薬を使う必要があります。

抗インフルエンザ薬は病院でもらう処方箋がなければ購入することのできない処方薬。

夜中にインフルエンザを発症してしまい、翌朝、病院へ行くまでなんとか乗り切りたい、そんなツラい時は市販薬に頼ることも可能です。

ただし、インフルエンザで市販薬を使用するときは注意が必要!

市販の風邪薬によっては、インフルエンザの時に飲むと身体が危険な状態になる可能性があるのです。

プレコールは市販されている総合感冒薬で、インフルエンザの時に飲んでも問題がないとされています。

インフルエンザを発症した時にプレコールはなぜ使用可能な薬なのか。また、どんな効果が期待できる薬なのか解説します。

インフルエンザにプレコールは使用可能

プレコールはインフルエンザ発症時でも使用可能な薬です。

インフルエンザ発症時に使用可能かどうかは含まれている成分で判断します。

プレコールの主成分はアセトアミノフェン。アセトアミノフェン成分の薬は、副作用やインフルエンザによる合併症などを引き起こすリスクが他の薬に比べて低く、日本小児科学会などからも推奨されています。

インフルエンザ発症時に飲むと危険な薬は、アスピリンやサリチルアミドといった成分が含まれる薬です。

これらの成分が主成分になっている薬をインフルエンザ発症時に飲むと、インフルエンザ脳症やライ症候群といった合併症を引き起こす場合があるからです。

市販薬では、バファリンA、ノーシン、新セデス錠、ナロン錠などにアスピリンやサリチルアミドといった成分が含まれています。

インフルエンザ発症時は飲まないようにしましょう。

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プレコールは総合感冒薬(風邪薬)

プレコールは総合感冒薬です。

総合感冒薬とは、

①発熱を弱める解熱剤

②咳をしずめ、痰をでやすくする鎮咳去痰薬(ちんがいきょたんやく)

③鼻水症状をやわらげる抗ヒスタミン剤

などを配合した薬です。

さまざまな働きを持つ成分を配合しているため、プレコールは喉の痛み、発熱、鼻水、鼻づまり、せき、たん、悪寒、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み、くしゃみの11種類の症状に対応します。

そのため、総合感冒薬は風邪薬という認識ができます。

剤形は錠剤、カプセル剤、粉末・顆粒、シロップなどさまざま。

プレコール持続性カプセル、プレコール持続性ファミリー錠、プレコールエース顆粒というように、複数の剤形で販売されています。

総合感冒薬は、OTC医薬品などと呼ばれる一般用医薬品としてドラッグストアなどで購入ができます。

インフルエンザに限らず、風邪をひいてしまった時のために常備薬として手軽に購入しておくことも可能です。

プレコールの効能・効果、用法・用量、成分、特徴など

総合感冒薬としてのプレコールシリーズは3つの商品があります。

3商品ともに、11種類の風邪症状に効果を発揮しますが、大人しか飲めないものや子どもでも飲めるもの、成分の差など、さまざまな違いがあります。

飲む人の年齢や身体の状態に合ったものを選ぶようにしましょう。

プレコール持続性カプセル

剤形はカプセルで、発熱・鼻水・喉の痛み・鼻づまり・せき・たん・悪寒・頭痛・関節の痛み・筋肉の痛み・くしゃみの風邪の諸症状を緩和させるはたらきがあります。

15歳以上の方が服用でき、用法・用量は1日2回(朝・夕食後、なるべく30分以内)、2カプセルです。

4カプセル中の成分・成分量と作用

【解熱】

アセトアミノフェン(450mg)

イソプロピルアンチピリン(300mg)

【炎症・風邪の諸症状】

カンゾウエキス末(118mg)

【頭痛】

無水カフェイン(75mg)

【咳、痰】

dl-メチルエフェドリン塩酸塩(60mg)

ジヒドロコデインリン酸塩(12mg)

【鼻水、鼻づまり、くしゃみ】

クロルフェニラミンマレイン酸塩(7.5mg)

その他に添加物として、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、トウモロコシデンプン、ニ酸化ケイ素、メタクリル酸共重合体L、ステアリン酸、タルク、セルロース、CMC-Ca、ゼラチン、ラウリル硫酸Naなどが含まれます。

薬を飲む前に気をつけなければいけないことや副作用などに関してはこちらをご覧ください。

第一三共ヘルスケア(株)のプレコール持続性カプセルの効果、用法用量、成分、添加物、薬効分類を掲載

プレコール持続性ファミリー錠

剤形は錠剤で、発熱・鼻水・喉の痛み・鼻づまり・せき・たん・悪寒・頭痛・関節の痛み・筋肉の痛み・くしゃみの風邪の諸症状を緩和させるはたらきがあります。

服用できるのは7歳以上の方。1日2回、朝食・夕食後、なるべく30分以内に服用してください。

15歳以上の方は1回3錠、11歳〜15歳未満の方は1回2錠、7歳〜11歳未満の方は1回1錠服用します。

3錠中の成分・成分量と作用

【解熱】

アセトアミノフェン(450mg)

【炎症・風邪の諸症状】

カンゾウエキス末(45mg)

【頭痛】

無水カフェイン(37.5mg)

【咳、痰】

dl-メチルエフェドリン塩酸塩(30mg)

ジヒドロコデインリン酸塩(6mg)

その他に添加物として乳糖水和物、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスCMC-Na、セルロース、ステアリン酸Mg、メタクリル酸共重合体L、ヒプロメロース、ステアリン酸、マクロゴール、タルク、酸化チタン、カルナウバロウなどが含まれます。

薬を飲む前に気をつけなければいけないことや副作用などに関してはこちらをご覧ください。

第一三共ヘルスケア(株)のプレコール持続性ファミリー錠の効果、用法用量、成分、添加物、薬効分類を掲載

プレコールエース顆粒

剤形は顆粒で、発熱・鼻水・喉の痛み・鼻づまり・せき・たん・悪寒・頭痛・関節の痛み・筋肉の痛み・くしゃみの風邪の諸症状を緩和させるはたらきがあります。

服用できるのは1歳以上の方。1日3回、食後、なるべく30分以内に水やぬるま湯で服用してください。

15歳以上の方は1回1包、11歳〜15歳未満の方は1回2/3包、7歳〜11歳未満の方は1回1/2包、3歳〜7歳未満の方は1回1/3包、1歳〜3歳未満の方は1回1/4包服用します。

3包(1包2.2g)中の成分・成分量と作用

【風邪の諸症状】

葛根湯エキス(1140mg)

【解熱】

アセトアミノフェン(705mg)

【頭痛】

無水カフェイン(90mg)

【咳、痰】

グアヤコールスルホン酸カリウム(150mg)

ジヒドロコデインリン酸塩(12mg)

【鼻水、鼻づまり、くしゃみ】

クロルフェニラミンマレイン酸塩(7.5mg)

【栄養補填】

アスコルビン酸(ビタミンC)(300mg)

リボフラビン(ビタミンB2)(7.5mg)

その他に添加物としてトウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、無水ケイ酸、香料、白糖が含まれます。

薬を飲む前に気をつけなければいけないことや副作用などに関してはこちらをご覧ください。

ホシエヌ製薬(株)のプレコールエース顆粒の効果、用法用量、成分、添加物、薬効分類を掲載

おわりに

プレコールエース顆粒であれば1歳児から飲むことができる薬です。子どもにも対応している薬なので安全であるともいえます。

しかし、インフルエンザに感染したら風邪の時よりも症状がつらいもの。市販薬では治りが悪い・治せない場合がほとんどです。

初期症状のうちから病院で診察をうけ、効果的な治療を少しでも早く開始しましょう。

また、薬の使用は医師・薬剤師の指導のもと、用法・用量をまもり、正しく使用するようにしましょう。

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