インフルエンザの熱37度・38度・39度の対処法!熱が下がらない・でないときはどうする?

インフルエンザの発熱についてわかりやすく徹底解説!37度・38度・39度と体温別に対処法を解説します。熱が下がらないときの対処法や熱がでない理由もピックアップ!

インフルエンザは急激な発熱がポイント!

日本人の平熱は平均的には36.6~37.2度といわれています。

平熱が平均的な範囲の人では、37~38度未満が微熱、38度~39度未満が中等度熱、39度以上が高熱の目安になります。普段から平熱が低い低体温の人では、発熱の基準が異なるのであくまで目安としてください。

インフルエンザを発症すると、免疫のはたらきで体温が急激に上昇し、38度以上の高熱や全身の痛み、倦怠感などの症状が急激に進行します。

【インフルエンザの特徴】
・潜伏期間:1日~3日
・症状:38度以上の高熱、関節痛や筋肉痛などの全身症状、咳、鼻水、くしゃみなどの呼吸器症状、腹痛、下痢などの消化器症状など

インフルエンザの症状について詳しくは関連記事をごらんください。

38度台の熱への対処は?

インフルエンザを発症すると、強烈な悪寒とともに急激に38度を越える熱が出ます。

高熱が出たらすぐに医療機関を受診したいところですが、インフルエンザの検査は発症から12時間~24時間以上経っていなければ、正しい検査結果が得られません。

発熱から12時間~24時間以上経ってから、医療機関を受診してください。医療機関を受診するまでは、水分をよく摂って安静にしておきましょう。

インフルエンザの検査について詳しくは関連記事をごらんください。

診断後の熱の下げ方

発熱が38度台であれば、解熱剤を使う必要はほとんどありません。

医療機関を受診しインフルエンザと診断されたあとは、処方される抗インフルエンザ薬を使用し、水分をよくとって安静にします。

ただし、発熱によって意識が朦朧としたり、頭痛や関節痛、筋肉痛が辛くて眠れないといった場合は、解熱剤を処方されることがあります。

解熱剤を使うと症状が緩和されますが、使いすぎると低体温や肝機能障害につながる危険性もあります。解熱剤を使うときは、医師の指示通り用法用量を守って正しく使いましょう。

インフルエンザの解熱剤についての注意点は関連記事をごらんください。

インフルエンザの発症から早い段階で39度を越える高熱が出ている場合、40度以上にまで熱が上がるおそれがあります。熱があまりにも高い場合は、発熱から12時間~24時間を待たずに早急に医療機関を受診しましょう。

また、症状が重く身動きが取れない、呼吸が困難になっているような場合は、救急車の要請も検討しましょう。

診断後の熱の下げ方

38.5度以上の熱が出ていて、つらい場合は、解熱剤の使用を検討しましょう。ただし、38.5度以上であっても、つらくなく水分も問題なく摂れるようであれば、必ずしも解熱剤の必要はありません。病院で抗インフルエンザ薬とともに解熱剤が処方されている場合は、医師の指示のもと用法用量を守って使用します。

インフルエンザのときには、アセトアミノフェンという成分の解熱剤が使用されます。処方薬ではカロナールアルピニー坐薬などの解熱剤が処方されます。

アセトアミノフェンの解熱剤は効果が緩やかなので、目に見えて熱が下がらないことがあります。使用後30分~1時間ほど経ってから、0.1度でも下がっているなら解熱剤はちゃんと効いているので、経過をよく観察しましょう。

また、夜間や休日などどうしても病院に行けないときの高熱は、市販の解熱剤を応急処置として使います。

インフルエンザのときに市販の解熱剤を使う場合の注意点は関連記事をごらんください。

37度台の微熱の対処は?

インフルエンザの発熱は、個人差はありますが3日~4日ほどで37度台まで落ち着いてきます。

熱が下がり始めるとつらい症状も改善されて、普段通り動けるようになりますが、ウイルスが完全に体からいなくなったわけではありません。

また、微熱程度や症状が軽い場合でも、体内にはインフルエンザウイルスを保持している可能性が高いため、外出を控えて安静にしましょう。

微熱であれば学校や会社に行ける?

インフルエンザで高熱がおさまり微熱になっても体内にウイルスが存在している限り、周りに感染するおそれがあります。

インフルエンザの感染拡大の予防策として、発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまでは学校などへの出席は停止することが望ましいとされています。

インフルエンザウイルスの感染力が最も強いのは症状が出てから2〜3日後です。解熱後や発症後もしばらくの間は感染力の強いウイルスを体内に保持しているため、十分に警戒しましょう。

インフルエンザの出席停止について詳しくは関連記事をごらんください。

 

一週間以上たっても熱が下がらない場合は病院へ

インフルエンザは発症後72時間でウイルス量がピークに達します。そのあとは徐々にウイルスも減っていき、多くの場合、1週間も経つ頃にはウイルスが体内から消えていきます。

発症から1週間経っても症状がおさまらず熱が続くなどの場合は、合併症などを引き起こしているおそれがあるため、再度病院を受診してください。

インフルエンザB型は熱がでない?

インフルエンザの中でも、インフルエンザA型は38~40度の高熱が急激に出ることを特徴としていますが、インフルエンザB型の場合、微熱が続いたりほとんど熱がでないケースもあります。

高熱がでないため風邪と間違いやすく、適切な治療をせず悪化することもあります。

熱が上がったり下がったりする

幼児に発症しやすい症状に「二峰性(にほうせい)発熱」があります。二峰性発熱では、一度熱が下がっても再び発熱がぶり返します。

インフルエンザの熱のぶり返しについて詳しくは関連記事をごらんください。

高熱が出た時は脱水症状に注意!

高熱が出た時に一番注意しなくてはいけないのは脱水症状です。

人間は発熱を起こすと体温を下げようと大量の汗をかき、体内の水分が失われるため、脱水症状を引き起こしやすくなります。

脱水症状が起こると、めまい、吐き気、頭痛などが起こり、特に乳幼児や高齢者は症状が悪化すると重大な危険につながる危険性もあります。

熱が出たときに備えて脱水症状対策を確認しましょう。

スポーツ飲料をたくさん飲む

脱水症状は水分だけでなく、塩分も失われています。塩分不足の状態で水分のみを大量に摂取すると、体内の塩分がどんどん薄くなってしまいます。

スポーツ飲料は水分だけでなくナトリウム(塩分)やビタミンが含まれ、体への吸収も早いのでお勧めです。

おわりに

インフルエンザの特徴は発熱です。高熱が出たときの対処法や、熱が出なくてもインフルエンザの可能性があることをしっかり理解しておくことで、迅速な治療につながります。

市販の解熱剤を使う場合は成分によく注意し、あくまで病院に行けないときの応急処置として覚えておきましょう。

早期完治で感染拡大につなげないためにも、医療機関の受診が大切です。

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