インフルエンザで熱が出ない理由は?頭痛や喉が痛いのはインフルエンザの症状?

インフルエンザで熱がでない理由を解説!熱以外の頭痛や喉の痛みなどのインフルエンザの症状、検査を受けるタイミング、熱が上がりにくいB型の症状までインフルエンザを徹底解説します。

インフルエンザの症状といえば突然の高熱が特徴です。しかし、インフルエンザに感染していても熱が出ない場合もあります。

熱が出ないからといってインフルエンザの感染に気付かずにいると、知らないうちに周囲に感染を広げてしまっていることもあります。

この記事では、熱が出ない場合の症状・検査・出勤に関する疑問や、なぜインフルエンザに感染しても熱が出ないことがあるのかについて解説します。

インフルエンザの熱については関連記事をごらんください。

インフルエンザで熱が出ない理由は?

インフルエンザと診断されたのに熱が出ない理由はさまざまなことが考えられます。

インフルエンザB型に感染している

インフルエンザA型は急激に38~40℃の高熱が出ますが、B型は37〜38度程度の発熱や微熱など高熱が出ないこともあります。

【インフルエンザB型の特徴】

・感染のピークは2月〜3月(ただし近年では11月からの発症もみられる)
・下痢・吐き気などの消化器系の症状が強く出やすい

B型インフルエンザについて詳しくは関連記事をごらんください。

風邪薬を飲んだ

インフルエンザの診断を受ける前に、解熱鎮痛効果がある風邪薬を飲んだ場合は、一時的に発熱や頭痛などの症状が抑えられることがあります。

しかし、解熱鎮痛剤は一時的に熱を下げているだけということに注意しましょう。解熱鎮痛剤を使用することで熱が上がらず、インフルエンザにかかっていることに気付かずに症状が進行してしまう場合があります。

薬の作用で熱が出ていない場合でも、関節痛などのインフルエンザ特有の症状があらわれたら、病院で検査を受けてください。

インフルエンザのときの市販薬について注意すべきことについては関連記事をごらんください。

予防接種を受けた・抗インフルエンザ薬を予防目的で飲んだ

インフルエンザの予防接種を受けたり、事前にタミフルなどの抗インフルエンザ薬を予防目的で使用している場合は熱が出ないことがあります。インフルエンザの予防接種には、症状の発症をおさえたり症状がでても軽度で済む効果が期待できます。

ただし、予防接種を受けて症状が緩和されていても、インフルエンザウイルスに感染している状態には変わりありません。

熱が出ていなくてもインフルエンザと診断を受けた場合はしっかり療養し外出は控えましょう。

熱以外のインフルエンザの特徴は?

インフルエンザは全身症状が最初に現れる

インフルエンザの症状は風邪の症状に似ていますが、インフルエンザと風邪の大きな違いは、インフルエンザは全身症状が先に強く出ることです。

全身症状とは、関節痛、筋肉痛、倦怠感、悪寒・寒気などのことを指します。インフルエンザに感染すると、じっとしていても関節が痛むことが多くあります。

なお、インフルエンザA型とB型では初期症状の現れ方が異なります。インフルエンザA型では悪寒、筋肉痛などの全身症状が先に現れ、やや遅れて鼻水や咳などの呼吸器症状が強く出る傾向があります。いっぽうB型は、下痢や吐き気などの消化器症状が強く出る傾向があります。

インフルエンザの頭痛の特徴

インフルエンザの頭痛は、風邪のときや普段の頭痛に比べて痛みが強い傾向があります。発熱や悪寒に加えて、普段とは違うほどの頭痛を感じたらインフルエンザを疑いましょう。

【インフルエンザの頭痛の特徴】

・痛みが強い
・長引く
・重症化しやすい

インフルエンザの咳・喉の痛み・鼻水の特徴

風邪のひき始めでは、咳や喉の痛み、鼻水が現れます。しかしインフルエンザでは、鼻水・咳は最初にはあまり出ない傾向があります。

ただし、インフルエンザの症状の出方には個人差があるため、咳や喉の痛み、鼻水だけで自己判断せずにインフルエンザの検査を受けることが大切です。

熱が出ていなくてもインフルエンザ検査は受けられる?

インフルエンザの確定診断は自己判断ではできず、病院を受診して検査を受ける必要があります。

熱が出ていなくてもインフルエンザの流行シーズンに体調の悪化がみられた場合は、なるべくインフルエンザの検査を受けることをお勧めします。医師に自分の体に現れている症状や、インフルエンザの感染が疑わしいことを伝えましょう。

インフルエンザの診断には、鼻や喉の粘液を綿棒で拭って採取するだけのインフルエンザ抗原迅速検出キットが使用されています。

15分~30程度で診断できるようになり、A型、B型の判別も可能です。

インフルエンザの検査について詳しくは関連記事をごらんください。

熱が出なければ会社や学校に行ってもいい?

熱が出なくてもインフルエンザの診断を受けた場合は、インフルエンザウイルスを保持している可能性が高いため、外出を控え安静にし感染拡大を予防しましょう。

インフルエンザによる出席停止期間は学校保健安全法により定められています。

インフルエンザを発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまでは学校などへの出席は停止することと定められています。

会社の出勤に関しては、法的な決まりはありません。インフルエンザにかかったときの対応は会社によって異なるため、出勤停止期間などについては会社に確認してください。

インフルエンザの出席停止期間について詳しくは関連記事をごらんください。

おわりに

インフルエンザに感染していても熱が出ない場合があります。インフルエンザの流行シーズンに体調の悪化が見られた場合は、医療機関を受診し検査を受けましょう。

なお、インフルエンザの検査は熱がでてから12時間以上48時間以内に受けることを覚えておくといいですね。

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