【インフルエンザ薬】リレンザの使い方・吸入方法!間隔はどれくらい空けたらいい?

リレンザは吸入型のインフルエンザ治療薬です。吸入型の使用は難しいと感じる方のために、吸入器の使い方、吸入間隔などについて図解で解説します。

リレンザは、A型・B型インフルエンザウイルスの増殖を抑える抗インフルエンザ薬です。

他の抗インフルエンザ薬と異なり吸入型で、喉や気管支に直接薬の成分が届くためウイルスの増殖を防ぐ効果が高いとされています。

ただし、一番の難点が使い方。吸入器を使って薬を吸い込むという方法が難しいと感じる方も多いようです。

この記事では、リレンザの使い方・吸入方法について図解でわかりやすく解説していきます。リレンザの吸入のポイントやよくある疑問も解説します!

リレンザの吸入器とディスク

リレンザは白色の粉末の薬です。青いケースのついた専用の吸入器と薬剤が入っているディスクを使用して吸入します。

円盤状のアルミシートに包装されたディスクには、ブリスターと呼ばれる4つの凸部分があり、その中に薬剤の粉末が収められています。1つのブリスターの中には5mgの粉末が入っています。

1回の吸入でブリスターを2つ使用し、1日2回吸引を行います。つまり、治療目的の場合、ディスク1枚が1日分です。(予防目的の場合は、ディスク1枚で2日分となります。)

リレンザの使い方:リレンザの吸入準備・吸入器へ薬を装備

1)吸入器のシール面を上にして青いカバーを外します。カバーを外すと、白いトレーがあるのでそれを引き出します。

2)トレーの側面にあるギザギザのグリップを両側から親指と人差し指でつまみながら、トレーを本体から取り外します。

3)白いトレーに薬(ディスク)を乗せます。ディスクの凸部分をトレーの4つの穴に収まるように乗せてください。

4)白いトレーを本体に戻します。本体が「カチッ」という音がするまで押し戻してください。

これで吸入の準備は完了です。

リレンザの使い方:リレンザの吸入方法

1)リレンザを使うにはディスクに穴をあける必要があります。吸入器を寝かした状態で、ふたの部分を垂直になるまで押し上げます(①)。この作業により、ブリスターに穴が開き、薬を吸入出来る状態になります。穴が開いたら再びふたの部分を閉じます(②)。

2)薬がこぼれないように吸入器を水平に持ち、無理をしない程度に息を吐き出してください。その際、息を吸入口に吹きかけないようにしましょう。

3)吸入口をくわえたら、早く深く吸い込んでください。この時に側面にある空気孔を塞がないように注意が必要です。それほど強く吸い込む必要はありません。

4)吸い込めたら吸入器を口から外し、そのまま無理をしない程度に2~3秒息をとめます。

予防目的の場合は、この1回で終了です。

5)治療目的の場合は、もう1ブリスター使用します。一旦トレーを引き出したら、カチッと音がするまで元に戻しましょう。すると、自動的に回転して、2つ目のブリスターがセットされます。

セット出来たら、1回目と同様に吸い込みましょう。2ブリスター分吸引が出来たら、1日分の治療は完了です。

リレンザの用量用法

リレンザはインフルエンザの治療だけでなく予防目的としても使用できます。

インフルエンザの治療目的と予防目的で使用するのでは、「1日で使用する回数」と「服用期間」が異なります。目的別にチェックしていきましょう。

治療目的の場合

リレンザは、小児~大人まで使用することが出来ます。

通常、成人及び小児には、ザナミビルとして1回10mg(5mgブリスター×2)を、1日2回(5日間)専用の吸入器を用いて吸入します。

低出生体重児、新生児、乳児又は4歳以下の幼児に対しては安全性が確立していないため通常処方・使用されることはありません。

予防目的の場合

通常、成人及び小児には、ザナミビルとして 1回10mg(5mgブリスター×2)を、1日1回(10日間)専用の吸入器を用いて吸入します。

治療の時と同様、小児・成人が対象となっています。

低出生体重児、新生児、乳児又は4歳以下の幼児に対しては安全性が確立していないため、予防目的でも使用されることはありません。

リレンザの使い方の注意点

リレンザの吸入間隔は何時間?

治療の場合は1日2回の使用となりますが、吸入間隔について、日本では特に決まりがありません。しかし、アメリカでは最低2時間空けることとされています。そのため、吸入間隔は2時間以上は空けると良いでしょう。

基本的に午前と夕方もしくは夜にそれぞれ1回ずつが目安です。

子供の使用に関して

リレンザは、大人も子どもも同じ量を吸います。子どもの場合、吸い込みが上手くいかずに穴から粉が舞ってしまうこともあるようです。

上手く吸うコツは、しっかりと息を吐き出し素早く深く吸うことです。

子どもが上手く吸い込めるか不安がある場合は、処方の前に医師に相談しましょう。タミフルなど、他の薬をすすめられるケースもあります。

5日分使い切ること

リレンザは治療目的の場合、5日間連続で使用します。途中で発熱などの症状がおさまっても、最後まで使用しましょう。症状がおさまって自分では治ったと思っても、体内にインフルエンザウイルスがいる可能性があるためです。

食後に吸入しても大丈夫?

リレンザは食事の影響を受けません。いつ吸入しても大丈夫です。

おわりに

リレンザの吸入器へのセット方法や吸入方法をお分かりいただけたでしょうか。

吸入型の薬は、はじめは吸い込むのが難しいと感じても、数日間使っていくうちに慣れていきます。あまり深く考えず、リラックスした状態で息を吐き出し、深く吸うようにしましょう。

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