インフルエンザ警報・注意報とは?基準や現在の発生状況を解説!

インフルエンザ警報・注意報の基準や警報・注意報の意味を解説します。現在のインフルエンザ警報・注意報の発生状況だけでなく、過去3シーズンの発生時期と解除時期についてもまとめました。

インフルエンザが流行を始めると、全国の都道府県でインフルエンザ警報やインフルエンザ注意報が発生されます。

ニュースなどでもよく聞く言葉ですが、この警報・注意報の基準や意味について知らない人は意外と多いのではないでしょうか。

この記事では、インフルエンザ警報・注意報の基準や意味、現在や過去3年の発生状況についてまとめていきます。

インフルエンザ警報・注意報とは?

インフルエンザ注意報および警報とは、全国の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者数が一定数を超えることで発生するシステムです。

厚生労働省・感染症サーベランス事業により集計され、国立感染症研究所からインフルエンザ流行レベルマップとして週ごとに情報が提供されています。

インフルエンザ以外にも国が警報を出す感染症には、咽頭結膜熱や感染症胃腸炎、ヘルパンギーナ、流行性結膜炎、麻疹などがあります。

インフルエンザ警報・注意報の基準

1週間の定点あたりの患者報告数が30を超えるとインフルエンザ警報が発生します。

インフルエンザ警報はその後、1週間の定点あたりの患者報告数が10を下回るまで発令され続けます。

インフルエンザ警報が発生している場合、その地域では大きなインフルエンザ流行の発生や流行の継続が疑われます。

警報・注意報の6段階の基準

警報は、警報基準レベルを超えている保健所の割合によってさらに3つの段階に分けられます。

段階 レベルを超えている保健所の割合
1 1〜30%
2 31〜70%
3 70〜100%
   
   
   

 

※割合は各都道府県内のものです

インフルエンザ注意報の基準

インフルエンザ注意報は、1週間の定点あたりの患者報告数が10を超えると発生します。

インフルエンザ流行前に注意報が発生すると、その地域では今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があります。

また、インフルエンザ流行後に注意報が発生している場合、その地域ではまだインフルエンザの流行が終わっていない可能性があります。

注意報の3段階の基準

注意報は、注意報基準レベルを超えている保健所の割合によってさらに3つの段階に分けられます。

・段階1…注意報レベルを超えている保健所の割合が1~30%
・段階2…注意報レベルを超えている保健所の割合が31~70%
​・段階3…注意報レベルを超えている保健所の割合が70~100%

※割合は各都道府県内のものです

2017/2018シーズンのインフルエンザ警報・注意報

2017年10月1日現在、インフルエンザ警報・注意報が発生された都道府県はありません。

出典:国立感染症研究所 インフルエンザ流行レベルマップ

過去3シーズンのインフルエンザ警報

国立感染症研究所が発表している過去の流行レベルマップをもとに、2016/17シーズン、2015/16シーズン、2014/15シーズンに発生したインフルエンザ警報についてまとめました。

今シーズンも過去3年と同じような流行が起こる可能性があるため、今までの傾向を知りしっかり対策を行いましょう。

初めてインフルエンザ警報が発生された時期

◼︎2016/17シーズン
2016年12月12日~18日の週において、全国で初めて北海道でインフルエンザ警報が発生されました。また、2017年1月16日~22日の週において、千葉県・埼玉県・静岡県・宮崎県・佐賀県で警報レベルが最大になりました。

■2015/16シーズン
2016年1月4日~10日の週において、北海道で2015/16シーズン初のインフルエンザ警報が発生されました。また、2016年2月1日~10日の週において、茨城県・千葉県・埼玉県・東京都・神奈川県・長野県・愛知県・福岡県で警報レベルが最大になりました。

■2014/15シーズン
2014年11月24日~30日の週において、岩手県で2014/15シーズン初のインフルエンザ警報が発生されました。また、2014年12月22日~28日の週において、東京都で警報レベルが最大になりました。

インフルエンザ警報が解除された時期

◼︎2016/17シーズン
2017年5月8日〜14日の週において、全国でインフルエンザ警報が解除されました。

■2015/16シーズン
2016年5月9日~15日の週において、全国でインフルエンザ警報が解除されました。

■2014/15シーズン
2015年5月11日~17日の週まで、沖縄県ではインフルエンザ警報が発令され続けました。また、新潟県でも4月27日~5月3日まで警報が発令されていました。

おわりに

インフルエンザ警報・注意報は、その地区の流行の程度や今後の流行を示す大事なシステムです。住んでいる地域に発生しているインフルエンザ警報・注意報はこまめにチェックし、流行に備えていきましょう。

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