高熱でもインフルエンザ検査で陰性!再検査で陽性になる?

インフルエンザ感染していても検査で陰性になる理由を解説。インフルエンザ検査の陰性(マイナス)とは、陰性から陽性に変わる可能性、再検査を受けるタイミングを紹介します。インフルエンザ検査で陰性の場合に疑われる病気も掲載!

インフルエンザ検査で陰性でもインフルエンザの可能性がある!

高熱がでたためインフルエンザを疑い、病院で検査を受けたけど陰性。しかし、検査が陰性でもインフルエンザに感染している可能性はゼロではありません。

インフルエンザに感染していても、検査で陰性になる理由は以下の二つが考えられます。

適切なタイミングで検査を受けていない

インフルエンザ検査を受けるタイミングによっては、インフルエンザウイルスが検出されないこともあります。

インフルエンザの検査は、発熱などの症状がでてから12時間経過してから受けることがポイントになります。

インフルエンザウイルスは、感染後にものすごいスピードで体内で増殖していきます。しかしインフルエンザを発症した直後では、まだインフルエンザウイルスの数が少なく、検査で検知できないおそれがあります。発症後12時間を経過すると、迅速診断キットで判定できる量まで十分にウイルスが増殖するとされています。

インフルエンザ検査のタイミングについては関連記事をごらんください。

迅速検査は100%確実とはいいきれない

迅速診断キットを使用したインフルエンザ検査は、患者の負担も少なく10〜15分程度で結果がでるため、現在インフルエンザ検査の主流になっています。

迅速検査では80〜90%という高い精度でインフルエンザの感染が検知できます。しかし、まれにインフルエンザであっても陰性を示す場合もあり、検査結果が100%確実とはいいきれないのも事実です。

特に、発症から間もなくインフルエンザウイルスの数が少ないときには、ウイルスを検出できないおそれが高くなります。

迅速検査キットについて詳しくは関連記事をごらんください。

インフルエンザマイナスとは?

多くの医療機関で実施されているインフルエンザの検査は「迅速診断法」です。

喉や鼻の奥を細い綿棒で拭い、粘膜の中にあるインフルエンザウイルスを検出します。検査結果には陰性(マイナス)と陽性(プラス)があります。

陰性(インフルエンザマイナス)と判定された場合は、インフルエンザウイルスの量が少ない、つまり「インフルエンザではない」という判定です。

反対に陽性(インフルエンザプラス)と判定された場合は、インフルエンザウイルスを確認した、つまり「インフルエンザに感染している」と判定されます。

陰性から陽性に変わることはある?再検査は必要?

インフルエンザ検査のタイミングが早すぎて陰性と判定されても、時間をおいて行われた再検査で陽性に変わることはあります。

陰性と判定された後でも、インフルエンザが疑われる症状が悪化する場合は再検査をおすすめします。抗インフルエンザ薬を処方されるためには、基本的には検査で陽性の判定が必要になります。インフルエンザの最も有効な治療は抗インフルエンザ薬の使用なので、陽性の判定を受けて抗インフルエンザ薬を処方してもらうことが早期治癒の近道です。

なお、検査で陰性が出た場合でも、医師によっては症状や問診から抗インフルエンザ薬を処方する場合もあります。

再検査を受けるタイミングは発症から48時間以内

インフルエンザの検査は早すぎてもウイルスが検出できないおそれがありますが、遅すぎても問題があります。

インフルエンザウイルスの増殖は発症から48~72時間後にピークを迎えるため、ウイルスの数が少ないうちに抗インフルエンザ薬を使用することが大切になります。

抗インフルエンザ薬の効果を最大限に得るために、再検査を受ける場合でも発症から48時間以内に受けましょう。

インフルエンザ陰性で疑われる病気

インフルエンザ検査で陰性の場合、インフルエンザ以外の病気を発症している場合もあります。

インフルエンザの特徴は、急激な高熱、全身の関節の痛み、倦怠感など短期的に起こる比較的激しい症状です。ただし、重度の風邪でも同じような症状がでる場合があります。

また、アデノウイルス感染症も38〜40℃の高熱が特徴です。高熱の他に、のどの腫れや痛み、目の充血などの結膜炎が現れます。流行のピーク時期は夏場なので、インフルエンザのピーク時期とは異なりますが、夏場だけでなく一年中感染するおそれがある病気です。

なお、アデノウイルスも学校伝染病に指定され登校・登園禁止期間が定められている感染症です。

インフルエンザの症状について詳しくは関連記事をごらんください。

おわりに

インフルエンザは症状が現れてから48時間以内に治療開始できるかどうかが鍵になります。一度目のインフルエンザ検査の後、あきらかに風邪よりも症状が重く、インフルエンザのおそれがある場合は早めに再検査を検討しましょう。

急激に熱があがったり、全身の倦怠感などの特徴的な症状の有無が再検査をうけるひとつの目安です。

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