インフルエンザはペットにも感染する?犬猫や鳥に関する注意点を解説!

自分や家族がインフルエンザにかかった際、ウイルスがペットに感染してしまう可能性について解説!犬猫のほ乳類、インコやオウムなどに鳥類などのペットの注意をピックアップして掲載!

人間のインフルエンザはペットに伝染しない!

現在、人間のかかったインフルエンザウイルスが他の動物に感染したという報告は、国内外ともにありません。(2017年11月現在)

動物間の感染事例として、馬のインフルエンザウイルスが犬に感染し、犬から犬へと広まった例は2004年頃よりアメリカで報告されています。

ただし、日本では1970年代初頭に馬インフルエンザが流行した以外は現在まで哺乳動物の感染報告はありません。

犬インフルエンザについて詳しくは関連記事をごらんください。

人のインフルエンザが動物にうつらない理由

人と動物の間でインフルエンザ感染が起きていない理由は、インフルエンザに感染する際にウイルスと結合する「受容体」という細胞表面の分子が人間と他の動物とでは異なるためだといわれています。

同じ種類のウイルスが人間と動物との間を簡単に行き来することはできず、一般的に家庭で飼育しているペットが飼い主を経由してインフルエンザにかかるおそれはほとんどありません。

インコ・オウムは鳥インフルエンザに注意すべき?

国内でも確認される動物のインフルエンザで有名なものは鳥インフルエンザです。

鳥インフルエンザはその名の通り、主に鳥の間で感染するインフルエンザです。主に、ニワトリやカモ、ハクチョウやキジなどの家禽や水禽類の間で感染することが多く、養鶏場などで確認されるケースがほとんどです。

鳥インフルエンザについて詳しくは関連記事をごらんください。

放し飼いは極力避ける

鳥インフルエンザの感染経路は、日本に飛来する鳥が運んでくるか、人や物に付着して運び込まれる可能性があげられていますが、国内で鳥インフルエンザが発生したからといって家庭内で飼育している鳥がただちに危険に晒されるわけではありません。

鳥インフルエンザの発生が報じられる養鶏場などの家畜、家禽は厳重に管理されているため、安易に一般家庭内にウイルスが流入する可能性は低いといえます。

ただし、鳥から鳥へのウイルス感染は簡単に起こるため、ペットが家の外でウイルスを持った野鳥や野鳥の糞尿に接触する機会を与えないように、外に連れ出す際には注意が必要です。

鳥インフルエンザはネコ科の動物にも感染する

鳥インフルエンザウイルスは、ごくまれに鳥に加えてネコやネコ科動物にも感染することが確認されています。

2003〜2004年にかけて、タイの動物園などでトラやヒョウ、ネコへの感染が確認されたほか、オランダで行われた実験においてもネコへの感染が示されています。

ただし、鳥インフルエンザがネコ科の動物に感染したケースでは、鳥インフルエンザに感染した鶏や鳩を餌として食べたり、実験によって直接ウイルスを投与した場合においてのみです。

日本国内ではきわめて厳重な防疫体制がとられており,流通形態も東南アジアなどの流行地域とは大きく異なっているため、通常のペット飼育においては、飼い猫などへ鳥インフルエンザの感染が起こることはほとんどないといえます。

予防を万全にする方法として、鳥インフルエンザが流行する時期や地域においては、ネコ科のペットの放し飼いは避けることが望ましいでしょう。

鳥インフルエンザは人に伝染する?

人間が鳥インフルエンザに感染することは、ウイルスを持った鳥や死亡した鳥に直接触れたり、解体や調理をするなどよほど濃厚な接触がない限りほとんどないといえます。

しかし、人間の体や持ち物に付着した鳥インフルエンザウイルスがペットへの感染経路となってしまうことは考えられます。

人を介した感染拡大を防ぐため、鳥インフルエンザが発生した地域への旅行や訪問は極力避ける、鳥などの動物との不用意な接触は避ける、飼養施設などを訪れた際には靴を履き替え、入念な手洗いや消毒を行うなどの対策を心がけましょう。

おわりに

人間のインフルエンザは毎年流行しますが、基本的にはペットへの影響はないため安心して自分の治療に専念しましょう。

ただし、鳥インフルエンザ以外のウイルスも含め、ペットを外部に連れ出す際には感染し得るウイルスが家庭内よりも多いため注意をしましょう。

飼い主、ペットともに健康でいられるよう、日頃からの対策を心がけましょう。

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