国立感染症研究所(厚生労働省の施設等機関)が本日12月26日に、12月15日〜12月21日(2014年第51週目)のインフルエンザ流行レベルマップを公開しました。

 

これによると、今シーズン(2014年-2015年シーズン)のインフルエンザの1医療機関あたりの感染者数が42週目(10/13~)以降増え続け、第51週目は1医療機関当たりのインフルエンザ感染者の人数が「15.17人」となりました。

 

また、過去10年間の流行速度と比較すると、今年のインフルエンザは過去最速で流行しつつあることがわかります。(2009年の新型インフルエンザによるパンデミックを除く)

その前の週の第50週目は「7.38人」でしたので前週よりインフルエンザ患者数が2倍以上増える結果となりました。

 

これにより、この1週間で報告されたインフルエンザの患者数は推計72万人となり、内訳をみていくと年齢別の患者数は以下のとおりです。

10~14歳が約18万人でもっとも多く、次いで、5~9歳の約17万人、40代の約7万人、0~4歳約6万人、30代約6万人、15~19歳約5万人、20代がそれぞれ約5万人、50代が約4万人、70歳以上が約3万人、60代が約2万人となっています。

 

今シーズンの患者数は合わせて141万人に上りました。

 

都道府県別の1医療機関あたりの患者数が15.37人を超えてしまっている流行の激しい都道府県は以下のとおりです。

埼玉県が35.38人でもっとも多く、次いで、北海道(25.95人)、岩手県(24.73人)、奈良県(23.85人)、神奈川県(22.48人)、東京都(20.60人)、千葉県(20.36人)、京都府(19.76人)、大阪府(17.76人)、山形県(16.92人)、福島県(16.91人)、宮城県(16.66人)、長崎県(15.90人)、群馬県(15.37人)という順になります。

 

年末年始に帰省や里帰りがある方は特に注意しましょう。

おわりに

12月に入ってからでもインフルエンザの予防接種は受けられますので、「受ける予定だったけどまだ・・」という方は早めに医療機関に相談しましょう。

特に60歳以上の方は肺炎の予防も兼ねて「インフルエンザワクチン」と「肺炎球菌ワクチン」を同時接種で受けることをお勧めします。

予防接種以外にもマスクや手洗い・アルコール消毒など対策をしっかりとして引き続き流行状況をみていきましょうね。