年末年始でもインフルエンザの予防接種を受ける方は多くいます

インフルエンザの本格的な流行シーズンは1月~2月なので、予防接種などに気をつけたいところです。

都内の内科・クリニックでは年末年始にインフルエンザの予防接種を受けに駆け込んでくる方が多くいらっしゃいます。

 

2014年はインフルエンザの流行期が例年より早いため、できれば11月までに予防接種を受けておきたかったところですが、例年1〜2月にピークを迎えるので、年末年始や年明けでもインフルエンザの予防接種を受けることに意味はあるのです。

今年のワクチンはインフルエンザに効くの??

今シーズン(2014-2015年シーズン)のインフルエンザワクチンには、「新型インフルH1N1亜型」、「A香港型H3N2亜型」、「季節性B型BX-51B」の3種類の抗原が含まれています。

 

厚生労働省の発表では、今シーズンは「A香港型H3N2亜型」が9割以上を占めていることがわかっているため、ワクチンの抗原と合致していて、今年のワクチンはインフルエンザに効果があると言えます。

ワクチンには発症予防効果と重症化予防効果がある

ワクチンに感染予防効果はあまり期待しませんが、発症予防と重症化予防には効果があるというデータがあり、発病防止効果は34〜55%・死亡防止効果は82%とされています。

 

インフルエンザにかかる時は、ウィルスが鼻や口から粘膜に吸着し、体内に侵入することから始まります。

体内に侵入したウィルスは、細胞内でどんどん増殖し、高熱・頭痛、関節痛等のインフルエンザ特有の症状が出てきます。

 

実はインフルエンザワクチンには、これらの症状を完全に抑えることが出来ません。

ワクチンが効果を出すのは、発症後の症状であり、多くの方は1週間程度で回復しますが、高齢者などの体の弱い方は、肺炎や脳症等の重い合併症を併発し、死亡する場合もあります。

 

これを「重症化」といいますが、

インフルエンザワクチンの予防接種は、この「重症化」を予防する効果があるのです。

 

また、ワクチンの添加物を心配される方がいますが、ホルマリンや有機水銀などの添加物を心配される方は、添加物が含まれていないワクチンもあるので医療機関で相談ができます。(「北里第一三共」シリンジ)

 

インフルエンザの予防接種について情報を集めていると「インフルエンザワクチンは打たないで」「水銀が含まれている」「ホルマリンが含まれている」などの情報で不安になる方もいるでしょう。しかし、インフルエンザワクチンは添加物として保存剤・防腐剤となる成分が含まれているものが多いですが、添加物フリー(無添加物)なワクチンも存在します。今回は、インフルエンザワク

 

 

体力や免疫力の低い方(こども・妊婦さんなど)高齢の方やワクチンで重症化を防ぐことが大切

また、A香港型は、高齢者は細菌感染による肺炎を起こす重症化しやすく、子どもは脳症を起こすこともあるとの事から、高齢者、子供は予防接種を打っておくことが良いでしょう。

おわりに

インフルエンザワクチン・予防接種は、これだけでインフルエンザ感染の予防を完全に行うことは出来るものではないので、インフルエンザ予防には、手洗いや外出時のマスクの着用を徹底し、急用のない時は人混みをなるべく避ける事が感染予防にとって大切です。

 

15歳未満の子供の罹患率は大人と比べて多いですので、日頃から子供の感染予防に努めていきましょう。