インフルエンザで病院を受診するタイミングは?何科に行けばいい?

インフルエンザが疑われる場合にどの科を受診すればいいのでしょうか。内科・耳鼻科・産婦人科・小児科の受診の可否、インフルエンザが疑われる症状、病院に行くタイミング、受診前の連絡までわかりやすく紹介します。

インフルエンザが疑われる症状とは?

インフルエンザに感染すると、1~3日の潜伏期間を経て以下のような症状が発症します。

・38℃以上の急激な高熱
・頭痛
・関節痛
・腰痛
・下痢、嘔吐

インフルエンザの症状の中でも、発熱はわかりやすい特徴の一つです。インフルエンザシーズンに急激な高熱が出た場合は、インフルエンザを疑いましょう。

微熱や熱が出ない場合は?

インフルエンザというと高熱が出るイメージが強いですが、近年流行しているインフルエンザB型の場合は高熱が現れず、微熱や平熱程度でインフルエンザかどうか判断が難しいことが多くあります。

微熱のほかにインフルエンザの特徴である以下のような症状がでていないか確認しましょう。

・頭痛や全身の痛み、悪寒、喉の痛みなどがひどい
・全身の倦怠感がひどい、立っていることがつらい
・家族や学校、職場などでインフルエンザにかかった人がいる

インフルエンザで病院に行くタイミングは発熱から12時間後

インフルエンザの感染が疑われる場合、病院へ行くタイミングがポイントになります。

高熱がでたらまずは家で安静に

急激な発熱が現れたら、まずは学校や会社を早退して帰宅しましょう。

インフルエンザは感染力の強いウイルスで、発症直後でも周りに感染する危険性があります。

周囲には高熱が出たこととインフルエンザの可能性があることを伝え、感染予防につとめましょう。

【自宅でできる対処法】

病院へ行くまでは自宅で​しっかり水分補給をして、暖かい格好で安静にしてください。食欲がない場合は無理に固形物を取らずに、スープやゼリー、スポーツ飲料など食べられるものを食べましょう。

熱が高くつらい場合には、冷たいタオルで脇の下や首回り、太ももの付け根などを冷やすことで症状を緩和することができます。

病院に行くのは発熱から12時間が目安

発熱の直後ではインフルエンザの検査をしても陽性反応が出ないことがあります。そのため、発熱から12時間は経過してから病院へ行くと良いでしょう。

ただし、熱が高く呼吸が苦しいような場合や意識の混濁が見られる場合などは、12時間経過していなくてもすぐに病院を受診してください。

また、検査で陽性反応が出ない場合でも、その地域でインフルエンザが流行している場合や周りにインフルエンザ感染者がいる場合、医師の判断でインフルエンザだと診断されることもあります。症状がひどい場合や心配な場合は発熱から12時間経過していなくても病院を受診しましょう。

48時間以内に抗インフルエンザ薬を使用する

インフルエンザが疑われる症状が現れたら、正しい検査結果を得るためにも発熱から12時間以上経過してから病院へいきましょう。

ただし、抗インフルエンザ薬は発症から48時間以内に使用することで最大限の効果を得ることができます。発症してから48時間以上経過する前に病院を受診してください。

やむをえず48時間が経過してしまった場合でも、早期完治のために病院を受診することをお勧めします。

インフルエンザは何科を受診するべき?

まずは内科へ

どの科がいいのか判断がつかない場合は、まずは内科にいきましょう。

内科ではインフルエンザの検査から抗インフルエンザ薬の処方まで総合的なインフルエンザの治療が可能です。

また、インフルエンザではなかった場合でも、喘息症状や鼻症状を診察し専門的な治療が必要と判断したら、呼吸器内科や耳鼻咽喉科の紹介もおこなっています。

耳鼻科で検査はできる?

耳鼻科でもインフルエンザの検査を受けることが可能な病院は多くあります。

インフルエンザで咳や鼻水といった症状が強く出ている場合や、もともと副鼻腔炎などの慢性疾患を持っている場合は、より専門的な治療を受けることができます。

ただし、全ての耳鼻科がインフルエンザの検査を行っているわけではないので、インフルエンザが疑われる鼻症状の場合は念のため事前に問い合わせることをお勧めします。

産婦人科で検査はできる?

妊娠中にインフルエンザが疑われた場合は、まずはかかりつけの産婦人科に問い合わせてみましょう。他の妊婦の方にインフルエンザが感染することを防ぐためにも、電話で問い合わせてください。

検査から治療までおこなっている病院もあれば、一般内科の受診をすすめる病院もあるので事前に問い合わせて指示を仰いでください。

妊娠中の方が一般内科を受診する際も、必ず妊娠何週目であるか正しく申告しましょう。

小児科で検査はできる?

小児科でもインフルエンザの検査は可能です。

インフルエンザシーズンは集団感染の事例も多く、特に子どもは感染しやすい状況です。病院内での相互感染を防ぐためにも、忘れずにマスクを着用して病院にいきましょう。

病院へ行くときの注意:予約は必要?

病院には、インフルエンザ以外にもさまざまな病気に感染している人がいます。別の病気に感染しないためにもマスクを着用し、帰宅後はすぐに手洗いを行いましょう。

また、インフルエンザに感染していた場合、病院へ来ている他の人にうつしてしまう危険性があります。インフルエンザに感染している、または感染が疑われる場合にはかならずマスクを着用し、周りへの感染拡大への配慮をしましょう。

診察まで待つ時間が長いのであれば、車の中など病院外で待つことも有効です。

病院へ行く前に電話は必要?

厚生労働省によると、どこの医療機関に行けばよいのか分からない場合などは、保健所などに設置されている発熱相談センターに電話することが推奨されています。

近隣の病院が分からない場合や、かかりつけの病院が休みの場合などは最寄りの保健所や発熱相談センターに電話してみると良いでしょう。

また、近所のかかりつけの病院を受診する場合も事前に電話をすることが推奨されています。近所の病院の連絡先などは、手元に控えておきましょう。

参考:厚生労働省 インフルエンザかな?症状がある方へ

病院でのインフルエンザ検査の料金は?

インフルエンザの検査にはいくつか種類がありますが、現在主流になっているのは迅速診断キットです。

迅速診断キットでは15~30分で結果がでて、インフルエンザ感染の有無だけでなくA型かB型のどちらかも判別することが可能です。

インフルエンザの迅速検査キットは健康保険が適用されるため、自己負担は3割になります。3割自己負担の場合、初診料なども含めておよそ2,000円弱です。 

検査の料金は随時変動する可能性があります。心配な場合は事前に各病院に問い合わせることをお勧めします。

なお、インフルエンザの診断が確定したらその場で治療薬も処方されるため、薬代や処方料も加算されます。

インフルエンザ検査や料金について詳しくは関連記事をごらんください。

おわりに

インフルエンザの症状は急激な高熱やつらい痛みが現れますが、病院に行くタイミングを覚えておくことで体への負担を最小限におさえることができます。

一人暮らしの方などは何度も外に出る必要がないように、帰宅時に十分な水分と数回分の食料を購入しておくといいですね。

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