ママの不安は子どもに伝わる?!肌トラブルに備えて症状を知っておこう

子どもの肌と言えば、ツヤツヤ&プルプル。時に大人は羨ましく感じるものです。

でも実際は子どもの肌って、トラブルがとても多いのです。

原因は免疫機能が整っていないことや、汗が多くてかぶれやすいこと。

お子さんが肌トラブルを感じてお母さんに伝えたとき、症状が分からず不安になると子どもにも伝わってしまいます。

一緒に不安になってしまわないように、今から皮膚の病気の症状の違いを知っておくことは大切です。

image by

Photo ac

そこで今回は子どもの肌トラブルに多い「とびひ」を中心に、似た病気の症状を解説していきます。

とびひとは“飛び火”のこと。10歳までの子供に多い皮膚の病気で、急速に広がります

とびひとは、虫刺されなどを引っ掻いたことで菌が入り込み炎症が起こる肌トラブルです。

赤ちゃんから10歳ごろの子供によくみられる皮膚の病気と言われています。

皮膚にできた水疱が破れ、菌が拡散することで周囲にうつっていきます。

そのスピードが速いことから「とびひ」(=飛び火)と言われるのです。

原因は爪や皮膚の間に潜む、黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌です。

肌を爪でかくと皮膚の中にこれらの菌が入り込みます。

子どもには菌に対する免疫がないので、とびひを発症します。

処置が遅れると大きな水疱ができて、破れると赤むけになります。

これは触るだけでも痛いので、早めに皮膚科を受診することが大切です

つづいて、とびひに似た肌トラブルをみていきましょう

冬でも要注意!汗の多い首などにできやすい・・あせも(汗疹)

あせもは医学的に汗疹(かいしん)と言います。汗をかきやすい首や顔にできやすいです。

暖房がきいた部屋では冬でも発症することがあります。

通常は2~3日で治ってしまいます。しかし、子どもは皮膚に異常を感じるとかきむしってしまうものです。

そこから菌が入り込むと細菌感染を起こし、発疹ができるおそれがあります。

この症状がとびひと非常に似ているので注意が必要です。

image by Photo ac

Photo ac

症状の悪化を避けるためにも、あせもができたら汗をおしぼりでこまめに押えるようにしましょう。

敏感な肌は発症しやすい、かゆみの強い湿疹・・アトピー

大人になってからも発症する人が多い、アトピー。

敏感な肌をもつ乳幼児から学童期(6~12歳)に特に発症しやすい皮膚の病気です。

原因としては下記の2点があります。

アレルギー反応

ダニやほこり、食べ物、花粉など

アトピー素因/アトピー皮膚

家族に上記のアレルギーを持った人がいる。または本人がそうである。

アトピー素因を持つ人の多くは、炎症を起こしやすいアトピー皮膚であると言われています。

強いかゆみが特徴で、やはり子供はかきむしってしまいます。

とびひとの見分けも、慣れていない方には難しい病気です。

3~8歳の子供に多い皮膚の病気・・水疱瘡(みずぼうそう)

水疱瘡は水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染することで起こる病気です。

このウイルスは感染力が強力なのが特徴。

患者の唾液などに交じって空気中を飛び散り、周囲の人にもうつってしまいます。

水疱瘡も水ぶくれの発疹なので、とびひと症状がとても似ています。

とびひと違うのは、全身に発疹ができるまでの時間が短いということです。

感染力が強いので、早めに医師に相談することが大切です。

image by

Photo ac

素人判断は無理?!免疫力が落ちたときには注意・・ヘルペス

ヘルペスウイルスの感染で発症するヘルペス。乳幼児に特にみられる肌トラブルです。

子どものヘルペスは重症化する心配はありません。

ただし、免疫力が落ちているときにはかかりやすくなるので注意が必要です。

このほか水疱瘡のあとにも発症しやすいです。

発疹の症状がとびひと非常に似ており、素人判断は難しいとされています。

感染力も強いので、早めに皮膚科や小児科を受診しましょう。

大人でも“かゆみ”は一番我慢できない感覚と言われています。肌トラブルは早めの対応が大切です

子どもの肌トラブル、症状の違いはお分かりいただけましたか?

実は、人間が最も我慢できない感覚は「かゆみ」と言われています。

大人でも辛いかゆみ。お子さんの場合はより一層、早く解消してあげたいですよね。

皮膚の病気が分かったら、皮膚科や小児科をすみやかに受診して、早期治療につとめましょう。