はじめに

冬になり、インフルエンザなどの予防のため、よく手洗いをする季節ですね。
しかし、手を洗いすぎると皮膚が荒れて手荒れになる可能性があります。
また、仕事上どうしても手を使う作業が多く、手が荒れてしまう方も多いのではないでしょうか。

手荒れは、正式には「進行性指掌角皮(ししょうかくひ)症」と呼ばれる病気です。
重症化すると、かゆみや痛みで寝れなくなる場合もあるんです。

ここで、手荒れの原因と少しでも手荒れをケアできる情報を紹介したいと思います。

 

手荒れには3つの原因が

1、外的刺激による皮脂減少

手の皮膚表面には、皮脂膜という保護膜があります。
水仕事や洗剤をよく使う場合や、布や紙をよく触るなどの刺激により皮脂が過剰に取れてしまうことがきっかけとなります。
別名、手湿疹ともいい、主婦、飲食店員、美容師、事務職員、作業員など手を使う仕事の方に多いです。

2、皮膚バリア機能の低下による様々な湿疹変化(かぶれ)

手は汗腺が多く汗がたくさん出ますが、毛穴がなく皮脂はあまり出ません。
そのため、一度乾燥するとなかなか皮脂が回復できず、刺激を受けやすい状態になり、様々な湿疹変化が見られるようになります。

3、手荒れになりやすい体質と素因

同じような仕事をしていても、手荒れになりやすい人となりにくい人がいます。

一般的に敏感肌やアトピー性皮膚炎があった人など、外からの刺激に敏感な皮膚(バリア機能が弱い)の方は手荒れになりやすいです。

 

手荒れの症状

手の皮膚が敏感な人やアレルギー体質の人は、カサカサになってあかぎれが出来やすくなったりします。
また、空気が乾燥して手に必要な水分や皮脂が少なくなると、手にブツブツができたり、水泡ができたりします。

そして、水泡ができるとかゆみをともない、水泡がつぶれて液体が出て皮がめくれて悪化します。これは重症化のサインです。

 

手荒れ対策に有効なハンドケア

◎ぬるま湯で洗う

手を洗う際は、高温をさけぬるま湯で洗うことが大切です。
濡れたままだと皮膚の水分も一緒に蒸発して荒れやすくなります。
ハンカチやハンドタオルで拭き、水分をしっかり取りましょう。

◎ハンドクリームを塗るのは就寝前がベスト!!

手荒れがひどい場合は、ハンドクリームを塗って綿手袋を着用して保湿する。
水作業の際はゴム手袋をはめることをお勧めします。
また、入浴後は手がきれいで角質も柔らかいため、通常よりハンドクリームの浸透率が高くなります。
 

 尿素配合のハンドクリームってどんなもの?

尿素は元から体内にある成分で、体内の水分を角質に取り込む働きを持っています。
「角質溶解作用」といって、角質の固い部分を除去します。
さらに、水分不足で角質がカサカサな時やかゆい時に効果的です。

ただし傷口があったり、敏感肌や小さい子供の場合は、刺激が強いので避けたほうがよいでしょう。

傷などがある場合は、ビタミン系や保湿系のハンドクリームがオススメです。
 

・尿素配合ハンドクリーム

メンソレータム 薬用ハンドベール 手荒れキメ整うクリーム

保湿系ハンドクリーム

コラージュ D メディパワー 保湿ハンドクリーム 【医薬部外品】

・ビタミン系ハンドクリーム

メンソレータム ビタミンクリーム

◎食生活に気を付けて、内側からケア

食生活を整え内側からケアすることで、しっかりした肌を作っていくことが大切です。

ビタミンA…肌の抵抗力アップ
        ⇒動物性食品、緑黄色野菜
ビタミンB2…ひび割れや炎症など、痛みの症状の予防
        ⇒うなぎ、焼き海苔
ビタミンC…メタニンの作成を阻害
        ⇒じゃがいも、レモン
ビタミンE…抗酸化作用のほか、血行促進作用
        ⇒かぼちゃ、アーモンド

たんぱく質の摂取も、肌を作る大切な材料なのでしっかり摂取しましょう。

 

さいごに

手荒れは、症状が進行する前に早めに対処をする事が適切です。
しっかりとした対策をし、ケアをして肌を休めることが大切です。

また、手荒れがひどくなかなか回復に向かわない場合は、別の病気の場合があるので速やかに医師の診断をうけることをお勧めします。