肌荒れはなぜ起こる?

肌荒れとは、なんらかの原因によって肌に不快なトラブルが起きている状態です。肌とは、一般的に皮膚の外側にある厚さ約0.2ミリの部分の「表皮」をあらわします。

表皮の中でも一番外側にあるのが「角質層」であり、角質層が外部からの紫外線や細菌などの影響から肌を守っています。肌荒れが起きると、角質層が外部からの刺激を防ぎきれず水分量の低下などを起こし、「ターンオーバー」という肌の細胞が生まれ変わる新陳代謝の働きを乱してしまいます。

肌荒れは、市販薬を使って効果的に改善する期待ができます。肌荒れに効く薬については、関連記事をごらんください。

肌荒れの症状

肌荒れでは、キメが荒れる、乾燥してカサつく、ザラついて硬い、くすむ、毛穴が目立つ、ニキビや吹き出物が増える、皮膚炎が起きるなどさまざまな症状が現れます。

肌のキメの細かさというのは表皮の表面にある凹凸が平らでいる状態のことです。キメは男性より女性のほうが細かく、生まれつきや外的要因によっても違いがあり、加齢と同時に粗くなります。

肌荒れは頬、おでこ、口の周り、顎などに症状がでやすくなっています。肌荒れの症状が起きやすい場所によって原因が異なる場合もあります。

肌荒れに潜む身近な原因6つ!

肌荒れの原因は、生活習慣の乱れなどによる「内的要因」と紫外線などによる「外的要因」があります。

睡眠不足が原因

睡眠不足は肌に悪いと昔からいわれている通り、睡眠不足は肌のターンオーバーを乱します。人間は睡眠中に細胞分裂を繰り返すことで肌の新陳代謝を促しています。また、睡眠中は自律神経のうち副交感神経が働くことで、皮下組織を修復する働きなどがある成長ホルモンを分泌して肌をメンテナンスしています。

睡眠不足が続くと自律神経を乱し、ホルモンの分泌がうまく行われなくなることで乾燥してキメが荒れたり、ニキビや吹き出物が増えるなどの肌荒れを起こしやすくなる原因となります。

ストレスが原因

ストレスを感じると体内に活性酸素が発生します。活性酸素は増えすぎると細胞を酸化させて皮膚に老化現象を起こしてしまいます。

肌のターンオーバーを乱すことにもなるので、肌荒れの大きな原因となります。

栄養バランスの乱れが原因

肌の根源である細胞は、食事から栄養分を摂取しています。

特にスキンケアに大きく関わる栄養素はビタミンB2、B6などのビタミンB群です。そのほかのビタミン類や、角質層の主成分となるタンパク質、血流を改善する鉄分なども肌の健康に関わります。

偏った食事や無理なダイエットなどで栄養バランスが乱れると、肌トラブルに影響を起こす原因となってしまいます。

ホルモンバランスの乱れが原因

女性は生理前になると卵胞ホルモンと黄体ホルモンのバランスが乱れます。生理後は卵胞ホルモンが多くなることで肌の調子が整いやすくなりますが、生理前は黄体ホルモンが増加し、皮脂の分泌を増やすことになり、毛穴がつまりやすくなり肌荒れの原因となります。

ホルモンバランスの乱れで起きる肌荒れは、おでこや顎、口の周りなどにニキビや吹き出物ができることが多くなります。

紫外線や冷暖房が原因

紫外線は肌に大きな影響を与えます。紫外線は細胞の働きを破壊して肌のバリア機能を低下させ、肌の水分を蒸発させやすくするため乾燥を起こします。乾燥した肌に紫外線を受け続けているとやがて炎症を起こしてしまいます。

また、室内にいてもエアコンの冷暖房の風は空気を乾燥させたり部屋の湿度を下げることで、乾燥肌などを引き起こす原因となります。

肌に合わない化粧品が原因

化粧品を使って肌がしみる、ヒリヒリする、赤み・かゆみなどの症状が起きた場合は、自分の肌には合わない成分が化粧品の中に含まれている可能性が高いです。無理して使用を続けていると、肌荒れの原因だけではなくさらなる肌トラブルを引き起こしかねません。

また、過度な洗顔・ピーリングなども肌に本来必要な角質を剥がし、ターンオーバーのサイクルを乱す原因になってしまいます。

おわりに

肌荒れの原因はさまざま考えられますが、自分の肌荒れの様子が気になったら原因を探してみることが大切です。原因がわからない場合は肌トラブルが悪化する前に皮膚科へ相談しましょう。