湿疹に効く漢方薬を紹介します

湿疹改善に効果のあるミナカラ薬剤師おすすめの漢方薬を厳選紹介。かゆみ・化膿などの症状ごとに適切な漢方薬を紹介します。漢方薬の選び方もあわせて解説します。また、手・頭皮・顔に湿疹の症状が現れた場合にも使用できる、塗る軟膏タイプの漢方薬も使い方とあわせて紹介します。漢方薬を使用するときに注意すべき副作用についても解説。

湿疹に効果のある漢方薬の選び方

慢性的に湿疹ができやすいと悩んでいる方などは、漢方薬を使用することも手段の一つです。

漢方薬は、性質上同じ薬を使用しても体質や性別などによって効き目が変わることがあります。

また、漢方薬は病名で選ぶだけではなく、体力なども考慮して自分の体の状態に合わせて選びましょう。

塗りにくい場所は飲み薬で

湿疹を改善する漢方薬には、飲み薬と塗り薬の2種類のタイプがあります。

薬が塗りにくい顔や頭皮などに湿疹ができやすい方は、飲み薬を活用することもできます。

即効性は期待できないことに注意!

漢方薬は、あくまで湿疹になりにくい体質に改善することや、かゆみなどの湿疹の症状を軽減することが目的です。

漢方薬はかゆみなどに対して西洋薬ほど即効性はないため、すぐに効いてほしい場合は市販または処方された西洋薬を使用することをおすすめします。

しかし、即効性のある西洋薬の塗り薬を使用しながら、漢方薬の飲み薬を使い体質改善を図ることもできるため、合わせて使用するのも一つの手です。

顔や頭皮の湿疹にもおすすめ!飲む漢方薬

ここでは顔や頭皮など、塗り薬を使いにくい場所の湿疹にもおすすめの飲み薬タイプの漢方薬を紹介します。

皮膚が赤い・化膿している方に

モリハイドクミン

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)という漢方薬のエキスを飲みやすい顆粒タイプにした薬です。

皮膚疾患が起こりやすい体質の人におすすめの漢方薬です。

皮膚のかゆみや痛みを鎮め、湿疹・じんましん・皮膚炎などを改善します。特に、化膿性の皮膚疾患に優れた効果を発揮します。

生後3か月未満の乳児には使用しないでください。また、1歳未満の乳児は医師の診察を優先し、やむをえない場合のみの使用にとどめてください。

皮膚のかゆみが強くて分泌物が多い方に

ツムラ漢方消風散エキス顆粒

体力が中等度以上ある人で、特にかゆみが強くて分泌物が多く、かさぶたができやすい人におすすめの漢方薬です。

主に、湿疹・皮膚炎・あせもなどに優れた効果を発揮します。

1か月程度使用しても症状が改善しない場合は、使用を中止して医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

また、次の人は薬の使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
・医師の治療を受けている人
・妊娠している人
・体が虚弱な人
・胃腸が弱く下痢をしやすい人

皮膚がカサカサしてかゆい方に

ツムラ漢方温清飲エキス顆粒

体力が中等度以上ある人で、特に皮膚がカサカサしてかゆい方におすすめの漢方薬です。

主に、湿疹・皮膚炎・月経不順・月経困難・更年期障害・神経症などに優れた効果を発揮します。

1か月程度使用しても症状が改善しない場合は、使用を中止して医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

また、次の人は薬の使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
・医師の治療を受けている人
・妊娠している人
・胃腸が弱く下痢をしやすい人

手や体の湿疹におすすめ!塗る漢方薬

おすすめは「紫雲膏(しうんこう)」と呼ばれるシコンとトウキという生薬から作られる漢方薬です。

紫雲膏が主成分となる漢方薬は次のようなものがあります。

クラシエ紫雲膏

解毒・抗菌・抗炎症作用のある生薬であるシコンのほか、トウキ・ミツロウなどの生薬を配合した低刺激性の軟膏です。

皮膚の肉芽形成を促進し、患部の治療を早めて皮膚をなめらかにする特徴があります。

主に、湿疹・皮膚炎・ヒビ・あかぎれ・やけど・外傷・しもやけ・魚の目・ただれ・あせも・肛門裂傷などに優れた効果を発揮します。

アピトベール

シコン・トウキ・ミツロウ・ゴマ油・豚脂の5種類の天然由来成分で作られた軟膏タイプの漢方薬です。

皮膚の肉芽形成を促進し、患部の治療を早めて皮膚をなめらかにする特徴があります。

有効成分が患部の潤いを守りながら炎症をおさえ、繰り返す湿疹・皮膚炎に効果を発揮します。

湿疹・皮膚炎のほか、ヒビ・あかぎれ・やけど・外傷・しもやけ・魚の目・ただれ・あせも・肛門裂傷などにも効きます。

軟膏の使用上の注意

医師の治療を受けている人は使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

軟膏が硬くなって使いにくい場合は、薬をチューブごと30℃程度のぬるま湯につけて軟らかくしてから使用しましょう。

また、薬が衣類に付着すると色が着いてしまうため、薬を塗ったあとはガーゼなどで覆いましょう。

もし薬が衣類に付着してしまった場合は、弱アルカリ性か中性の液体洗剤を塗り、5分ほど放置してから手もみ洗いし、40℃程度のぬるま湯で洗ってください。

自分で洗濯できないものはドライクリーニングすることをおすすめします。

漢方薬の副作用について

漢方薬は比較的副作用が出にくい傾向がありますが、必ずしも副作用がないとはいえません。まれではありますが、西洋薬と同様に副作用が現れることがあります。

主な副作用は、食欲不振・軟便・胃部不快感などの胃腸障害や、じんましん・かゆみ・皮膚の発赤などの皮膚異常があげられます。

漢方薬によって副作用は異なるため、漢方薬を使用する際は添付文書をよく読みましょう。

また、漢方薬の使用後は経過をきちんと観察し、副作用の疑いのある症状が現れた場合はすぐに使用をやめて主治医または薬剤師に相談してください。

特に、高齢者の方・胃腸虚弱の方・アレルギー経験のある方・以前に漢方薬で副作用の経験がある方は、医師・薬剤師・登録販売者に相談しましょう。

おわりに

漢方薬は体質改善によって症状の改善をする薬で、すぐに効果が出るものではないため、一定期間飲み続けましょう。

湿疹に効果のある漢方薬の選び方がわからないときの相談は、ミナカラ薬剤師Q&Aで無料で受付けているので活用ください。

購入はこちらから

紹介されたお薬/アイテム

モリハイドクミン

ツムラ漢方消風散エキス顆粒

ツムラ漢方温清飲エキス顆粒

クラシエ紫雲膏

アピトベール

湿疹(しっしん)のお役立ち情報

湿疹(しっしん)に関連するQA