オイラックスPZリペア軟膏・クリームについて解説!成分や使い方は?

第一三共ヘルスケア株式会社が販売する「オイラックスPZリペア軟膏」と「オイラックスPZリペアクリーム」について徹底解説。ステロイドの強さや使用方法、副作用について紹介しています。湿疹やかぶれなどの治療にオイラックスPZリペア軟膏やクリームを正しく使いましょう。

オイラックスPZリペア軟膏・クリーム3つの特徴

オイラックスPZリペア軟膏

「オイラックスPZリペア軟膏」と「オイラックスPZリペアクリーム」は、第一三共ヘルスケア株式会社が販売する、湿疹・かぶれ・かゆみなどに効果的な市販薬です。成分や使用感には、次のような特徴があります。

1.アンテドラッグのステロイド外用薬

「オイラックスPZリペア軟膏」と「オイラックスPZリペアクリーム」は、いずれもステロイド成分を含む塗り薬です。

2つの薬に含まれるステロイド成分は、比較的副作用がでにくい「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」です。

アンテドラッグステロイド成分は患部での効果を高め、患部以外での作用を穏やかにすることで、全身性の副作用を軽減しています。

■ステロイドの強さ
ステロイド成分の強さは、5つのランクに分けることができます。オイラックスPZリペア軟膏・クリームに含まれるステロイドの強さは、5段階中4番目の強さである「ミディアム」です。

2.ステロイドを含む6種の有効成分を配合

オイラックスPZリペア軟膏・クリームには、抗炎症成分やかゆみ止め成分などの6つの有効成分が含まれています。

成分名 働き

プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル

炎症を鎮める

グリチルレチン酸

クロタミトン

かゆみを止める

アラントイン

組織修復を助ける

トコフェロール酢酸エステル

血流の改善し、治療を助ける

イソプロピルメチルフェノール

殺菌作用

グリチルレチン酸とアラントインは、旧製品「オイラックスPZ軟膏・クリーム」から「オイラックスPZリペア軟膏・クリーム」へ変わった際に新たに加わった成分です。

2つの有効成分が加わったことによって、つらいかゆみや早く治したい皮膚炎などの症状に対する効果の高まりが期待できます。

3.軟膏とクリーム2つのタイプを用意

オイラックスPZリペアシリーズは、使用感が異なる軟膏とクリームの2タイプがあります。

軟膏は刺激が少なく、保護力に優れているのが特徴です。クリームタイプは、べたつきが少ないですが、軟膏に比べると多少刺激が強い傾向にあります。

このように、同じ成分を含む薬でも使用感が異なるため、症状に応じて使い分けるのが理想的です。

販売元の第一三共ヘルスケアは、次の通りに使い分けることを推奨しています。

・軟膏タイプ:皮膚炎、かぶれ(ジュクジュクした患部にも)、手湿疹など
・クリームタイプ:かぶれ、湿疹、虫刺され、あせも

オイラックスPZリペア軟膏・クリームの使い方

オイラックスPZリペアシリーズは、1日数回患部に塗るのが基本です。タイミングは朝と夜(入浴後)が特に適しています。

1回当たりの使用量は、大人の手の平2枚分の面積に対して大人の人差し指の指先から第一関節まで出した量が目安です。

薬を塗るときは強く擦り込まず、肌の上にのせるようにしながら優しく塗り広げましょう。強く擦りこむと、肌を傷つけて症状を悪化させるおそれがあります。

また薬を塗った後は、ラップのような通気性の悪いもので患部を覆わないようにしてください。

使用期間の目安

オイラックスPZリペアシリーズは長期連用が禁止されているため、5~6日間使用しても症状が良くならない場合は使用を中止しましょう。

漫然と使い続けると副作用のリスクが高まるので、効果が得られない場合は皮膚科を受診してください。

使用できない部位

オイラックスPZリペアシリーズは、目の周りや粘膜に使用できません。また、広範囲にわたる顔面への使用も避けてください。

使用できない症状

オイラックスPZリペアシリーズは、ウイルスや真菌(カビ)などによる症状には使用できません。たとえば水ぼうそうや帯状疱疹、水虫、カンジダ症などが疑われる場合には使用できません。

これらの症状に使用した場合、症状の悪化を招くおそれがあるため、薬を使用せず早めに皮膚科を受診してください。

オイラックスPZリペア軟膏・クリームの注意点

子どもや妊婦がオイラックスPZリペアシリーズを使う場合の注意点と、事前に医師や薬剤師、登録販売者への相談が必要なケースを解説します。

子どもが使う場合

15歳未満の子どもに使用する場合は、保護者が必ず付き添ってください。

妊婦が使う場合

妊娠中、あるいは妊娠の可能性がある女性は、薬を使用する前に医師や薬剤師、登録販売者への確認が必要です。

使用前に相談が必要な人

下記に該当する場合は、薬を使用する前に医師や薬剤師、登録販売者へ相談してください。

・医師の治療を受けている人
・これまでに薬でアレルギー症状を起こしたことがある人
・患部が広範囲にわたる人
・症状が重く、ひどいただれやジュクジュクがある人

オイラックスPZリペア軟膏・クリームの副作用

次の症状が現れた場合、副作用のおそれがあります。すぐに薬の使用を中止して、添付文書を持参の上で医師や薬剤師、登録販売者へ相談してください。

■患部の皮膚にみられる副作用
みずむし・たむしなど真菌による感染症、にきび、化膿症状、持続的な刺激感

■皮膚全般にみられる副作用
発疹(ブツブツ)、発赤(皮膚が赤くなる)、かゆみ、かぶれ、乾燥感、刺激感、熱感、ヒリヒリ感

おわりに

オイラックスPZリペア軟膏とオイラックスPZリペアクリームは、幅広い皮膚症状に効果を発揮するステロイド外用薬です。アンテドラッグステロイドなので比較的安全性は高いですが、より安全に使用するために用法・用量、使用期間を守って使用しましょう。

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