ブヨ(ブユ)に刺されたときの対処法|病院に行くべき目安は?

ブヨに刺されたときの応急処置・対処法について詳しく解説します。ブヨに刺されたときにどのような症状が現れるかについても解説します。また、どのような症状が現れたときに病院を受診すべきかの目安も紹介。再度ブヨに刺されないための予防法もあわせて紹介します。

ブヨは蚊と同じように産卵期のメスが人の血を吸う衛生害虫です。

正式名称を「ブユ」といい、関東地方では「ブヨ」、関西地方では「ブト」と呼ばれることもあります。

ブヨには日常生活で刺されることはほとんどありませんが、夏のアウトドアで刺されることの多い虫です。

この記事では、ブヨに刺されたときの対処法や刺されないための予防法を紹介します。

こんなときは病院を受診

ブヨに刺されたとき、次のような場合は病院を受診してください。

・数えきれないほど大量に刺された
・だんだん症状が悪化している
・歩行が困難になっている
・水ぶくれが複数ある、または大きくなっている

なお、声枯れ・息苦しさ・全身のかゆみ・嘔吐・意識低下などの症状が現れた場合は、アナフィラキシーショックという重大なアレルギー症状のおそれがあるので救急車を呼ぶことも考慮し、病院に電話してください。

ブヨ(ブユ)ってどんな虫?

ブヨ(ブユ)は、体長3mmから5mm程度の小さい虫で、見た目はコバエに似ています。

ブヨは積雪時を除き一年中活動しますが、特に5月~10月にかけて活発に動きます。基本的に、夏場は気温の低い朝夕に活動し、昼間はあまり活動しません。

しかし、くもりや雨などで湿気が高く日射や気温が低い時は、時間に関係なく活動します。

ブヨは山の水辺・川の岸部などに多く生息し、住宅街で見かけることはあまりありません。

登山・森林浴・川や渓流のそばでのバーベキュー・ゴルフ場・キャンプ場などにいることが多いので、春から秋にかけてアウトドアを楽しむ時には注意が必要です。

ブヨに刺されたときの症状

ブヨが吸血をするときは、人の肌を刺すのではなく噛みちぎって血を吸うため、蚊などの虫刺されに比べて、強い痛みを生じます。

ブヨに刺されると、まず痛みの後に少量の出血があり、血がにじんでいるような見た目になります。

刺されてから数時間後に、強いかゆみをともなって患部が赤く腫れ上がります。ブヨが人の肌を噛むときに残していく毒には即効性がないため、症状が現れるのに数時間かかります。

症状がひどくなると、湿疹・水ぶくれができたり、頭痛・発熱などの症状が現れることがあります。治った後に赤いしこりが残ることもあります。

また、ブヨは集団で活動するため、一度に大量に刺されることがあるので注意が必要です。

ブヨに刺されたときの応急処置

ブヨに刺されてしまった場合は、次のような応急処置を施しましょう。

腫れて熱を持っているときは冷やす

ブヨに刺された患部が腫れて熱を持っているときは、炎症をおさえるために冷やしましょう。

薬を塗る

ブヨに刺されたばかりで早めに症状を和らげたい場合には、市販の塗り薬を使用するのも一つの手です。

特に、かゆみをおさえる抗ヒスタミン薬や、赤みや腫れをおさえるステロイドが含まれている塗り薬がおすすめです。

ただし、薬を使用するのは完全に止血したあとにしましょう。

患部をかきむしらない

どんなにかゆくても、患部をかきむしらないようにしましょう。

傷跡が残り、痒疹結節(ようしんけっせつ)という強いかゆみをともなう発疹を残してしまうおそれがあります。

また、かきむしった場所から雑菌が入り化膿してしまうおそれがあります。

ブヨに刺されないための予防法

ブヨは人に近寄って来て、離れようとしてもしばらくついてきます。

ブヨが頻繁に出現する場所に行く場合は、ブヨに刺されないように予防する工夫が必要です。

服装は暗い色を避ける

ブヨは黒や紺などの暗い色を好み、近寄って来ます。

アウトドアに行くときは、なるべく明るい色の服を着用していきましょう。

肌を露出しない

肌を露出すると、露出された部分がブヨに刺されやすくなってしまいます。

夏場で暑かったとしても、極力肌を露出させないことが大切です。できるだけ長袖・長ズボンを着るようにしましょう。

虫除け剤を使う

ブヨが出現しそうな場所に行くときは、あらかじめ虫除け剤を使用しておきましょう。

肌が露出している場所すべてに使用することをおすすめします。

おわりに

ブヨに刺されたときは、個人差がありますが症状が2〜3か月程度続くこともあります。

多くの場合は自然に治りますが、早く治したい場合や症状が悪化する場合は早めに病院を受診することをおすすめします。

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