赤ちゃんに日焼け止めは使える?

赤ちゃんの肌は大人の肌よりも薄くデリケートなため、紫外線の影響を受けやすくなっています。

数分程度日光浴をさせてあげることは、骨の成長に関わるビタミンDの活性をうながす働きが期待できますが、長時間の日光浴は逆効果です。

赤ちゃんの紫外線対策としては、日差しの強い時間帯である9時~15時頃の外出は避け、散歩に行く場合は日差しが比較的弱い朝や夕方の涼しい時間帯を選ぶことが大切です。

その際には、赤ちゃんには薄い長袖を着せ、ベビーカーの日よけや帽子など紫外線対策グッズを利用しましょう。

また、近年小児科や皮膚科でも赤ちゃんの日焼け止めの使用は推奨されており、日焼け止めを使用することも赤ちゃんの肌を守るためのひとつの手段として有効です。

赤ちゃんの日焼け止めの選び方

赤ちゃんに日焼け止めを使用する際は、次のような点に注意しましょう。

紫外線吸収剤が入っていないものを選ぶ

日焼け止めに配合されている「紫外線防止剤」は「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2つに分けられ、単独で使われたり組み合わされたりして使用されます。

「紫外線吸収剤」は塗ったときに肌が白くなりにくいですが、アレルギー反応を起こすことがあります。反対に「紫外線錯乱剤」は肌が白くなりますが、アレルギー反応を起こしにくくなっています。

そのため、赤ちゃん向けの日焼け止めには「紫外線吸収剤」が配合されていないことがほとんどです。

赤ちゃんに日焼け止めを使用する際は、ベビー用・子ども用の表示のあるものか、「紫外線吸収剤無配合」「紫外線吸収剤フリー」「ノンケミカル」といった表示があるものを選びましょう。

SPF・PAが適切な数値のものを選ぶ

SPFやPAは紫外線をどの程度カットできるかという指標です。

SPFは皮膚表面に影響を与えるUVBに、PAは皮膚深くに影響を与えるUVAに対する防御効果をあらわしています。

数値が高くなると防御効果も高まりますが、その分肌への負担も大きくなります。

赤ちゃんに塗る日焼け止めを選ぶ場合は肌への負担を考えて、日常生活ではSPF15~20・PA++、海や山のレジャーではSPF20~40・PA++~+++程度のものを選びましょう。

低刺激のもの

アルコールフリー、無着色、無添加など肌を刺激するものが入っていないものを選びましょう

石けんで簡単に落とせる

デリケートな赤ちゃんのお肌に日焼け止めが残っていると湿疹や肌荒れなどの原因になります。石けんで簡単に落とせるものを選ぶようにしましょう。

対象年齢を確認する

赤ちゃん向けの日焼け止めは、製品によって何歳から使用できるかが異なります。

新生児が使えるものもあれば、生後何か月以上という対象年齢の制限があるものもあります。

日焼け止めを使用する際は、製品の説明文章の対象年齢の欄を確認しましょう。

赤ちゃんが使える日焼け止め

赤ちゃんでも安心して使用できる、日焼け止めを紹介します。

毎日使うものなので、デリケートな赤ちゃんの肌に優しいものをピックアップしました。
クリーム、乳液、ジェルタイプなどがあるので、赤ちゃんによってはベタつくものを嫌うことがあるので、ムラがなく塗り心地の良いものを選ぶのがおすすめです。

ミナカラ薬局のピックアップ

 

アトピタ 保湿UVクリーム 30g SPF29++

ウォーターベースのため伸びやすく、うるおい補給成分が配合されており肌荒れを防ぎます。

紫外線吸収剤・無鉱物油・ノンアルコール・パラベン無添加でアレルギーテスト済みです。

ノエビア レイセラア ミルキーベビーUV《45g》

みずみずしくなめらかな使い心地で、うるおい成分が配合されています。

紫外線吸収剤・無鉱物油・ノンアルコール・パラベン無添加でアレルギーテスト済みです。

2E(ドゥーエ) ベビープラス BABY PLUS UVプロテクトミルク 30ML(SPF20・PA++)

乳液タイプの日焼け止めです。肌にもやさしく、塗ったところが白くなりません。

紫外線吸収剤・無鉱物油・ノンアルコール・パラベン無添加でアレルギーテスト済みです。

日焼け止めを使用する際の注意点

赤ちゃんに日焼け止めを使用する際は、次のことに注意しましょう。

日焼け止めを使う前にパッチテストをする

日焼け止めを使用する前にパッチテスト(試し塗り)をして、赤ちゃんに使っても問題ないかチェックしましょう。

皮膚の柔らかい部分である二の腕や太ももの内側に、日焼け止めを少量塗ります。

20分程度様子を見て、塗った部分に何も変化がなければ日焼け止めを使用しても大丈夫です。

もし、赤くなったり、かぶれ・湿疹が出ているようなら日焼け止めの使用を避けましょう。

2〜3時間を目安に塗り直す

日焼け止めを塗るときは効果を持続させるために、2〜3時間を目安にこまめに塗り直しをしてください。

汗などで日焼け止めが落ちてしまったときも、適宜塗り直しましょう。

使用後はきちんと日焼け止めを落とす

日焼け止めは塗るだけでなく、きちんと落とすことも大切です。

石けんや洗顔料などを使用して、丁寧に洗い流してください。

日焼け止めを食べてしまったら?

日焼け止めクリームを少量なめたり、一口飲んだ程度であればしばらく経過を観察しましょう。

もし、様子がおかしかったり何か症状が出たりするようであれば病院を受診しましょう。

また、体重10kgあたり10g以上の量を飲み込んでしまった場合は、速やかに病院を受診してください。

おわりに:赤ちゃんを紫外線から守ろう

赤ちゃんの紫外線対策としては、日差しの強い時間帯を避けることが第一です。

加えて帽子や衣服、日焼け止めを上手に使用して、デリケートな赤ちゃんの肌を紫外線から守りましょう。