青あざができる原因とは?病院へ行く目安も解説

打ち身(打撲)をはじめとしたケガで青あざができる理由を解説。青あざで病院へ行く目安や、自宅で行える対処法についても記載しています。

ケガで青あざができる原因

ケガによって青あざができる原因は、強い衝撃による内出血です。

内出血によって皮膚の下にたまった血液が、時間の経過とともに酸素の影響を受けると、青く変色して青あざになります。

特に打ち身(打撲)によって青あざができることが多いです。

生まれつきの青あざとの違い

ケガによる青あざは一過性のものが多く、医学的には深刻な問題とみなされないことがほとんどです。厳密には、こうしたものを「あざ」と呼びません。

一方で生まれつき、あるいは生後間もなくにできた皮膚の色の変化を医学的には「あざ」と呼びます。生まれつきの青あざには、以下のようなものがあります。

蒙古斑

お尻~背中にできる
※赤ちゃんの頃
約3%の成人に残る

太田母斑

顔にできる青あざ
自然に消失しない

伊藤母斑

肩周りにできる
自然に消失しない

生まれつきの青あざは、皮膚の深い部分にメラニン色素が大量にできることによって生じます。

蒙古斑以外の生まれつきの青あざは、自然に消失しないため皮膚科や形成外科での治療が必要です。

なお、皮膚の浅い部分にメラニン色素が大量に発生した場合は茶色いあざ(茶あざ)ができます。同じく皮膚表面に色素が集まった場合でも、赤血球内の色素(ヘモグロビン)が原因である場合は赤あざができます。

ケガによる青あざで病院を受診する目安

打ち身など、ケガによる青あざは自然に治ることが多いです。しかし、下記に該当する場合はすみやかに病院を受診しましょう。診療科は整形外科となります。

・傷や強い痛みをともなう
・顔や頭部をぶつけた
・意識がもうろうとしている
・嘔吐がみられた
・呼吸が苦しい
・子供が打ち身や打撲で青あざを作った場合

強い痛みをともなう場合、骨折や神経、内臓などの損傷も起こしているおそれがあります。

無理をせず、病院で状態を確認して早期治療を始めることが大切です。

ケガによる青あざの治し方|自宅で行える対処法

打ち身をはじめとしたケガで青あざができた場合、比較的軽いものなら自宅での対処が可能です。具体的な方法を紹介します。

まずは安静にする

患部を動かしたり、体重をかけたりしないよう、まずは安静にしましょう。無理に動かすと痛みが増したり、治りが遅くなるおそれがあります。

患部を冷やす

患部を冷やすことで、内出血を起こしている血管を収縮させましょう。炎症を鎮めるのにも有効です。

患部を冷やす際には、ビニール袋にいれた氷や水で濡らしたタオルなどを使用します。

時間の目安は15~20分ほどです。冷やしすぎると凍傷になるおそれがあるので注意しましょう。

なお、痛みがぶり返す場合は冷却を2~3日続けてください。

患部を持ち上げる

患部を心臓より高い位置に持ち上げると、内出血の悪化を防ぐことができます。

青あざが脚にできた場合は、高めの台を用意して、そこに患部をのせましょう。

腫れが引いたら患部を温める

青あざができてから2~3日ほど経過し、腫れが引き始めたら患部を温めます。患部を温めると血行が良くなり、組織の再生を助けます。

温めるべきか冷やすべきか悩んだ場合、入浴中に患部を温めたら気持ち良いと感じるかどうかで判断しましょう。

お風呂で患部が温まった際、痛みが生じる場合は冷却を続けてください。

上記の対処法を行っても痛みや青あざが残る場合は病院を受診しましょう。

おわりに

打ち身などケガによる青あざは、自然に治ることが多いです。しかしケガで青あざができた場合、ほかにもさまざまな痛みや体の変化が生じることがほとんどです。

そのため、場合によっては早めに病院へ行く必要があります。自宅で対処するだけで良いのか迷った場合は、整形外科の受診を選ぶのが賢明です。

ケガを長引かせないためにも、無理をしないようにしましょう。

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