新生児と赤ちゃんの年齢区分の違い

児童福祉法では、「赤ちゃん」という表現は正式なものではなく、生後の日数によって以下のように年齢の区分が定められています。

新生児 生後28日以内(産後4週間)
乳児 生後1歳未満
幼児 1歳から小学校就学時期(6歳)まで

赤ちゃんは何歳から何歳まで?

一般的に、赤ちゃんとは乳児(生後1歳未満)のことをさします。そのため、新生児に当たる生後28日以内も「赤ちゃん」と表現するケースも多くあります。

一般的な生活の中では、新生児を含んで「赤ちゃん」と表現することに大きな問題はありません。

しかし、処方薬や市販薬などの医薬品やヘルスケア商品は、薬ごとに年令による使用可否が設定されていることがほとんどです。

医薬品やヘルスケア商品を使用する場合は、年齢区分をしっかり意識することが大切です。

新生児にあせもができたら病院へ

新生児期に、肌が赤くなる・赤いボツボツができているなどのあせもが疑われる皮膚トラブルが起きている場合、病院を受診してください。

新生児期(生後28日間)は、生まれてから耐外の環境に慣れる期間であり、さまざまな変化や不調が起こりやすい期間です。

新生児期の不調や変化の原因を、自己判断で特定することは困難です。

早期治療につなげるためにも、新生児期に皮膚トラブルが起こった場合は、病院を受診することをおすすめします。

あせもの市販薬は使える?

市販薬の中には、ワセリンなど年齢を問わず赤ちゃんでも使えるものもあります。

しかし新生児期は、皮膚トラブルだけではなく体の不調が起こった場合、原因を明確にし適切な対処を行うことが求められます。

ただのあせもと自己判断し市販薬を使用することは控えてください。

新生児期にもスキンケアが大切

赤ちゃんの皮膚は薄く、大人の半分程度しかありません。肌のバリア機能が未熟で、外部の刺激に弱くトラブルを起こしやすい状態です。

また、新生児期は体温を調節する機能や汗をかく機能も未発達で、あせもなど皮膚トラブルが起こりやすくなっています。

あせもなどの皮膚トラブルを起こさないために、通気性のよい衣服を着用させる、こまめに汗をふきとって肌を清潔な状態に保つなどの対処を行いましょう。

赤ちゃんの肌は保湿が大切

冬の肌トラブルは乾燥によるものが多いため、赤ちゃんの日頃のスキンケアで最も大切なことは「保湿」です。

石鹸を泡立てて洗い肌の汚れを落として清潔にした状態で、保湿剤を使用しましょう。

夏にはあせも予防として、沐浴などで体を清潔に保つことが大切です。

汗をこまめに拭き取ったり、シャワーや沐浴などで、なるべく早く汗を取り除くことを心がけましょう。赤ちゃんの肌は薄く、こすると肌にダメージを与えてしまうため、やさしく拭き取ることがポイントです。

エアコンなどで部屋の温度を涼しく保つことも大切ですが、肌が乾燥しやすいため夏でも保湿が大切になります。

新生児に使える市販の保湿剤

赤ちゃんの毎日のスキンケアとして保湿剤を活用する場合、産婦人科や小児科でおすすめされた保湿剤などがある場合は、そちらを使用しましょう。

特にかかりつけ医のおすすめの保湿剤がない場合は、市販の商品でも活用できます。

ここで紹介する商品は、基本的には新生児でも使用が可能ですが、まれに肌に合わないことがあります。肌に異常が現れた場合は使用を中止して、小児科を受診しましょう。

サンホワイトP-1[化粧油] 50g 2本パック

白色ワセリンの中でも特に精製度が高く、特に安全でなめらかなのが特徴です。

乾燥を防ぐ力は強いですが、少々べたつくため初めは薄く塗り様子をみてください。

乾燥しやすい冬に向いています。

arau. アラウベビープラス モイストローション 120ml 無添加+植物のやさしさ

石油系合成界面活性剤・合成香料・着色料・防腐剤・保存料・アルコールなど赤ちゃんの肌に刺激になるものが無添加です。

皮膚刺激テストも行っており、デリケートな赤ちゃんの肌に合わせた弱酸性で全身に使える保湿剤です。

ピジョン 薬用ローション (ももの葉) 200ml (医薬部外品) (0ヵ月~)

あせもや肌あれを防ぐ保湿の薬用ローションです。

保湿成分として、ももの葉エキスやアロエエキスを配合しており、季節を問わず一年中使用できます。

無香料・無着色・パラベンフリーで、弱酸性・皮膚刺激テストも済んでいるため、安全性が高い保湿剤のひとつです。

おわりに

赤ちゃんは、自分の症状や不調を言葉で説明することができません。

新生児期は特に、赤ちゃんの不調や変化を保護者が観察して気をつけてあげることが大切です。

新生児期に皮膚トラブルが起こってしまった場合は、病院を受診しましょう。

皮膚トラブルを起こさないために、市販薬をうまく活用してスキンケアを行ってあげてくださいね。