痔になる8つの理由とは?女性特有の痔についても解説!

痔を起こす原因を解説。痔にはいぼ痔、切れ痔、痔瘻の三種類があり、それぞれ原因や症状が異なります。日常生活に潜む痔の原因を詳しく紹介。女性特有の原因も掲載!

痔は男女かからわず発症に男女比率にはほとんど差がなく、世代も10代から中高年まで広く発症がみられます。

痔が起こる原因はさまざま考えられます。便秘・だけじゃなくスポーツから妊娠まで、痔を引き起こす原因を詳しく解説します!

痔の原因

痔は肛門に負担がかかることでおこります。

肛門に負担がかかる理由はさまざまですが、便秘中の排便のいきみや長時間座りっぱなしになることで血流が停滞することなどが理由にあげられます。

いきみ

排便時のいきみは肛門への負担に直結します。特に便秘のときは、いきむことが増えるため痔の原因になりやすいとされています。

排便時以外では、野球でバットを振るときやゴルフのスイングなど、スポーツをするの最中にいきむことでも肛門に負担をかけてしまいます。

便(硬い便・下痢など)

硬い便は肛門に傷をつけ、切れたり裂ける原因になります。特に便秘のときの便は、水分が吸収されるため硬くなりがちで、痔の原因になりやすくなります。

また、下痢症状のときも、勢いよく下痢便が通過することで肛門に傷がついてしまうため、痔になりやすい原因としてあげられます。

座りっぱなし

長時間のデスクワーク、自転車の長距離移動、長時間の車の運転など、座ったままの姿勢が続くと、肛門付近の血流が停滞して痔の原因となります。

身体の冷え

冷房に長時間あたる、コーヒーなど体温を下げる飲み物・食べ物を過剰摂取することで身体が冷えて全身の血のめぐりが悪くなります。全身の血流が停滞すると肛門の付近の血流にも影響し、痔ができやすい環境ができます。

食生活

痔は便秘と深い関わりがあるため、便秘にならない食生活が重要です。食物繊維や水分が不足すると便秘になりやすくなります。

また、強い香辛料、血流を悪くする脂っぽい食事、便を柔らかくしすぎてしまうお酒などの過剰摂取も、腸や肛門へ刺激を与えるため痔の原因となります。

細菌

細菌が肛門線に侵入することで痔がおきることもあります。

通常は便が肛門線へ入り込むことはあまりないとされていますが、便が下痢の場合は肛門線にまで侵入し感染する可能性がでてきます。

肉体疲労・体力低下

筋肉に疲労物質が溜まったり、座りっぱなしや立ちっぱなしになることで肛門の血流が停滞気味になります。また、疲労が蓄積されて体力が低下している時は、細菌にも感染しやすくなり、細菌がきっかけとなる痔がおこりやすくなります。

ストレス

ストレスが溜まることで慢性的な下痢や免疫力の低下がおこります。また、細菌にも感染しやすくなるため、痔になりやすい条件が増えます。

女性の痔の原因はホルモンバランスにあり

男女別に見た痔の発症率に大きな差はありません。ただし、女性は男性と比較すると痔になりやすい環境にあります。女性特有の痔の原因を確認しましょう。

生理による影響

月経前症候群(PMS)や生理中の症状に便秘や下痢をあげる方も少なくありません。生理前後は肛門炎症がおきやすく、生理中も肛門へ負担がかかりやすい状態といえます。

また、生理前は冷え性になりやすいことから肛門の血流が停滞し、痔になりやすくなります。

妊娠と出産による影響

妊娠すると肛門周辺の血流が停滞しやすい環境になりやすくなります。

・ホルモンバランスの変化により血流が滞る
・胎児の成長のために血液がお腹に集まりやすくなる
・静脈が圧迫される

さらに出産には激しいいきみがつきものです。出産時に肛門に大きな負担がかかるため、痔を発症する方も多くなります。

また、産後は新生児の世話で生活リズムが不規則になったり、授乳で水分が不足したりするため便秘が起こりやすくなります。

妊娠前後は痔が起こりやすい環境といえるため注意しましょう。

痔の種類と原因の関係

痔は症状や部位によって三種類にわけることができ、それぞれ原因も異なります。

痔の種類ごとの症状について詳しくは関連記事をごらんください。

いぼ痔(痔核)

いぼ痔の主な原因は、いきみや座りっぱなしになどによる肛門付近への過度な刺激です。また、肛門の血流が悪くなり、血流が停滞した部分がいぼ(痔核)になってしまうこともあります。

【考えられる原因】
・いきみ
・座りっぱなし
・身体の冷え
・食生活
・肉体疲労、体力低下 など 

切れ痔(裂肛:れっこう)

便秘の時など便の硬さが原因で肛門に傷をつけ、切れ痔につながります。また、下痢の場合も勢いよく便が通過することで、肛門に傷がつく場合があります。

なお、痛みがつらいために便意をこらえると、便の硬直化がさらに進み、悪循環に陥りやすいので注意が必要です。

【考えられる原因】
・硬い便
・下痢便
・ストレス など

痔ろう(あな痔)

痔ろうの原因は細菌です。肛門線に細菌が入ることで化膿や炎症をおこします。細菌源は便であることがほとんどですが、肛門線にまで菌が侵入する時は下痢便である傾向があります。

痔が疑われたら早めの治療を

痔は場所が場所だけに人には相談しづらいもの。しかし、放っておくと症状がひどくなるばかりで治療も長引いてしまいます。

痔が疑われる場合は早めに医療機関を受診しましょう。

症状が軽度のいぼ痔や切れ痔であれば、痛みの緩和などに市販薬を活用することも可能です。市販薬を使用する場合は、痔の種類や発症した場所を確認して自分にあった薬を選択しましょう。

痔を早く治す!痔の症状・原因・治し方

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