排尿困難・利尿の原因や薬など悩みをセルフチェック

2019年11月19日

排尿困難・利尿の原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

排尿困難の症状

排尿困難は尿を出す際に問題がある症状です。尿をするのにお腹に力をいれる、尿が出にくい、尿の勢いが弱いなどの症状があります。

生活の中で考えられる原因

加齢

年齢の影響で尿が膀胱から尿道へ通過する流れが妨げられることにより、排尿困難になります。

男性の場合は、加齢により前立腺が肥大して尿道を圧迫することも原因となります。

妊娠

女性の膀胱から尿道への出口は膣のすぐ前にあります。排尿をおこなう時、膣前壁と共に下へずれ動くことが正常な仕組みです。

子宮が後方に倒れている形の方が妊娠をすると、子宮が更に後方に傾斜することにより、尿道への出口と膣前壁のズレが起こりにくいことで排尿困難になる場合があります。

また子宮の形に関わらず、妊娠中は黄体ホルモンの影響により、排尿の力が弱まっています。

薬の副作用

服用している薬の副作用として排尿困難が起こる場合があります。

排尿困難の対処法

妊娠中は尿を貯めすぎない

妊娠中の排尿困難は主に妊娠12~16週ごろに起こりやすい症状です。妊娠20週以降は子宮が上昇することで膀胱の圧迫がとれ自然と改善されます。

排尿困難の時期は、夕食以後に水分を取りすぎない、就寝前に必ずトイレへ行くなど膀胱に尿を貯めすぎないよう意識してください。

病院を受診する

排尿困難の原因には、さまざまなものがあります。

糖尿病による末梢神経障害、腰部椎間板ヘルニアや脊椎管狭窄症による膀胱への神経の圧迫、手術により膀胱への神経損傷などの病気の影響も考えられます。

原因を明確にし、より正しい対処法をおこなえるよう、排尿困難の症状が重い場合は泌尿科を受診してください。

薬の使用

市販でも購入することができる漢方薬も効果が期待できます。八味地黄丸や牛車腎気丸は、疲れやすくて四肢が冷えやすく、口渇があるときの排尿困難に用いられます。八味地黄丸や牛車腎気丸を使用してのぼせ感を感じる方には六味丸が向いています。

病気が原因の場合には病気の治療を進めることが重要で、それぞれの症状に対する薬を使用します。前立腺肥大症にともなう排尿困難の場合は1遮断薬、抗アンドロゲン薬、 5-還元酵素阻害薬などが使われます。

排尿困難・利尿に使われるお薬の総合情報

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