東京、大阪などを中心に増えてる女性泌尿器科ってどんな所?

尿漏れ、膀胱炎など尿トラブルを抱えていても、泌尿器科へ行くのは抵抗が・・・。
そんな悩みを抱える女性の救世主となる、女性泌尿器科があることをご存知ですか?

女性泌尿器科とは、婦人科の分野も兼ねた泌尿器科です。その多くは女性医師が行っています。
専門医が少ないので病院の数は多くありませんが、東京、大阪、福岡など主要都市を中心に存在しています。

この記事では、そんな女性泌尿器科に注目。診療対象となる病気や検査について解説していきます。  


 

女性泌尿器科は、どんな病気が診療対象なの?

女性泌尿器科で診察対象となる主な病気は以下の5つです。
 

尿失禁 

腹圧性尿失禁
(お腹に力が入ったときにもれてしまう)
切迫性尿失禁
(急に尿がしたくなり我慢できない)
・・など。

過活動膀胱 急に尿がしたくなり、我慢できない。
頻尿傾向にある。
骨盤臓器脱 膣から膀胱や子宮、直腸などが下がってくる。下腹部痛などが特徴。
間質性膀胱炎(慢性骨盤部痛症候群) 下腹部痛や頻尿がみられるも原因が不明の病気。
急性膀胱炎、腎盂腎炎 細菌が膀胱に入ることで発症。
進行すると細菌が腎臓へ入り込む。

   

・尿漏れ
・排尿痛
・血尿
・尿の濁り
・頻尿(トイレが近い)
・夜中に何度もトイレに行く
・頻尿

といった症状が気になる場合は、ぜひ受診してみましょう。

 

女性泌尿器科では、どんな検査が行われるの?

つづいて女性泌尿器科で主に行われる検査についてです。
尿トラブルの原因を調べるために、症状に応じた検査が行われます。

問診 待合室で問診表を記入。
これをもとに診察を行います。
尿検査・血液検査 診察前に尿を採取。
投薬に向けて血液検査で肝機能などを確認。
腹部の触診
膣内の内診
骨盤臓器脱の有無や程度、外陰部の様子
おりもの状態などを確認するために行います。
ストレステスト 尿が溜まった状態での咳や腹圧で
尿漏れの有無を確認。
超音波検査 膀胱の形や残尿量、子宮や卵巣の状態を確認。
内圧流量検査 膀胱に尿がどれだけ溜められるか
尿道の閉じる力など詳しく調べる検査。

    

さいごに:受診前の排尿日記(排尿記録)がおすすめ

女性泌尿器科を受診する前に、症状が気になった段階で排尿日記をつけることはおすすめです。
3日ほどの記録があれば十分ですが、24時間の記録からでも可能です。



〇排尿時刻
〇時刻ごとの尿の量
〇尿漏れ(尿失禁)の回数
〇尿意切迫感の有無や頻度
〇水分をどれくらい摂っているか

こうした記録を問診の際に提出すると、治療がよりスムーズに進みます。

30歳以上の女性の3人に1人が尿漏れに悩んでいるなど、尿トラブルは実は多くの人が抱えています。
解消するには早期治療が何より大切です。1人で悩まず、早めに医師に相談してくださいね。
 


(image by Photo AC)
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