頻尿で病院に行くときは何科を受診?治療や検査を解説
頻尿に悩んだら何科を受診すればいいかなど、頻尿の原因から検査、治療方法まで詳しく解説します。自分でできる改善方法も紹介!
頻尿は1日に8回以上排尿する状態をいいます。
ここでは頻尿について説明します。
通常、起きてから寝るまでに8回以上排尿する状態を頻尿といいます。
ただし、排尿回数には個人差があるので、8回以下の排尿でも自身で排尿回数が多いと思えば頻尿といえます。
夜寝てから排尿のために起きることで日常生活に支障をきたしていて、主に3回以上夜間に排尿する状態を夜間頻尿といいます。
膀胱の機能に異常がなくても、緊張したり不安をかかえていると、尿があまり溜まっていなくてもトイレに行きたくなることがあります。
また、トイレに行けない状況に限って行きたくなることもあります。
このようなことは誰にでもあり、回数が異常に多いということがない限りは過度に気にする必要はありません。
コーヒーやビールなど利尿作用のある飲料を飲んだときにも頻尿になることがあります。
また、利尿作用はなくとも、水分をたくさんとっていると、尿の量が増え、頻尿になることがあります。
加齢によって夜間に尿意を感じることが多くなります。
これは主に2つの原因からで、
一つは夜間に尿を濃縮するホルモンの分泌が減り、尿の量が増えるためです。
もう一つの原因は、膀胱の弾力性が失われ、夜間に尿を溜められる量が少なくなるためです。
下記疾患にともない頻尿の症状が出ることがありますので注意してください。
・細菌性膀胱炎
・尿道炎
・過活動膀胱
・前立腺肥大症
・尿道狭窄(にょうどうきょうさく)
・多尿による頻尿
受診を検討している場合にはこちらの記事をご参考になさってください。
頻尿で病院に行くときは何科を受診?治療や検査を解説まずは尿検査を行います。細菌の感染が原因の場合は尿検査で容易に診断ができます。
前立腺肥大症の場合は、超音波検査を実施することが多くなっています。
膀胱に問題がある場合は、主に問診のみで診断ができます。
本章では頻尿の治し方や改善方法について詳しく説明していきます。
頻尿の治療では、主に生薬成分が配合された市販薬が使われ、頻尿のタイプごとに使用する薬は異なります。
詳しくは下記記事をご覧ください。
症状が軽く、頻尿かもしれない、という程度の方は頻尿対策のサプリを試してみるのもよいでしょう。
下記記事にて詳しく説明していますのでご覧ください。
病気などの原因がなかったり、膀胱に尿が溜まっていなくても、緊張やストレスが原因で尿意をもよおすことがあります。
趣味を楽しむなど、普段から緊張しないよう心がけたり、ストレス発散をしましょう。
トイレは極力我慢せずに行き、水分を多めにとりましょう。
また、下半身を冷やさないことも重要です。
外陰部を常に清潔に保つため、女性の場合は生理用ナプキンやおりものシートは3時間程度を目安にとりかえましょう。
コーヒーや紅茶、緑茶など、カフェインを含んだ飲み物には利尿作用があります。
就寝前にとりすぎないようにしましょう。
急にトイレに行きたくなるかもしれない、トイレが見つからないかもしれない、という不安が尿意をもよおさせることがあります。
そのため、あらかじめトイレの位置を確認しておくと安心です。
女性は閉経や出産によって、骨盤底筋が弱くなり頻尿の原因になることがあります。
骨盤底筋は、膣と肛門に力を入れて引き締めてからゆるめる動作を繰り返す体操で鍛えられます。
詳しい体操のやり方は、下記記事にて説明していますのでご覧ください。
頻尿に悩んだら何科を受診すればいいかなど、頻尿の原因から検査、治療方法まで詳しく解説します。自分でできる改善方法も紹介!
男性が頻尿になる原因について解説します。男性の頻尿の原因は、男性特有の病気からストレス性の病気までさまざまです。中高年に多い病気だけでなく、10代~20代といった若い男性にみられる病気も原因となることがあります。
女性の頻尿で考えられる原因を解説します。女性の頻尿は40代以降から増える傾向にあります。一方で10代・20代の若い女性が頻尿に悩むことも少なくありません。年代別の傾向を踏まえ、女性の頻尿の原因について知りましょう。
トイレが近い、回数が多いなどの頻尿の様な症状が現れてきたとき、まずはサプリを試してみましょう!頻尿の原因は性別や年齢も影響します。性別によるおすすめサプリを紹介します。
頻尿の対策になる食べ物を解説します。頻尿に効果が見込める食べ物は原因によって異なります。頻尿のおきる理由ごとにおすすめの食材を掲載!頻尿全般に効くビタミンEについても解説します。
頻尿の改善に効くツボの場所や、膀胱訓練と骨盤底筋体操の正しいやり方を解説します。頻尿の原因として多くの人がかかりやすい過活動膀胱には、自宅でもできる体操が重要です。正しい運動を行うためのポイントも掲載!
頻尿に関する薬について