尿の回数が多かったり、尿が近い症状を頻尿といいます。電車やバスでの移動中に尿意を感じてしまったり、いつ尿意がくるかわからないため長時間の外出が不安になったりと、生活に支障をきたすことも少なくありません。

頻尿の治療や改善方法はさまざまありますが、身近な改善方法のひとつが食事による改善です。

この記事では、頻尿の改善におすすめの食べ物を原因ごとに解説します。

原因別!頻尿対策におすすめの食べ物

頻尿になる原因は腎機能の衰えや何らかの病気による影響、体質などさまざまあります。

頻尿の原因によって効果が期待できる食べ物が違います。自分の頻尿の原因に適した食材を選択しましょう。

腎機能の低下による頻尿

腎機能が低下すると夜間に頻繁にトイレに起きる夜間頻尿になる傾向があります。腎機能が衰えると尿の量を減らす働きが低下するため、夜でも昼間と同じように尿を作ってしまい夜間もトイレに起きてしまうことに繋がります。

夜間頻尿が気になる場合は、腎機能によいとされている食べ物を摂取しましょう。

・ゴボウ
・しじみ
・豆類、大豆製品
・山芋
・里芋
・栗
・胡麻
・クルミ
・キャベツ
・キノコ類
・はと麦
・トウモロコシ など

尿道括約筋がゆるむ頻尿

尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)は、尿道を閉めるための筋肉です。尿道括約筋がゆるくなることで、尿をためておくことができなくなり、頻尿や尿漏れがおこったり、尿の我慢がきかなくなります。

筋肉を強くする栄養素のマグネシウムは、尿道括約筋の強化にも有効です。マグネシウムが豊富に含まれている食べ物には次のようなものがあります。

・銀杏
・蕎麦
・大豆製品
・胡麻
・海藻類(ワカメ、ひじきなど)
・ナッツ類(アーモンド、落花生、クルミなど)など

冷えによる頻尿

身体の冷えにより尿量が増加し、頻尿になる場合があります。尿は汗としても体外へ排出されます。しかし、体温が低く、汗をかかかない方は尿として排出しようとする働きが強まるため、尿の回数も増えがちです。身体を温める効果のある食べ物には次のようなものがあります。

・生姜
・ねぎ
・唐辛子
・にんにく
・ニラ
・うなぎ
・冬野菜(白菜、大根、人参、水菜など)など

ビタミンEは頻尿に効果大!

ビタミンEは頻尿の原因に広く効果を発揮します。腎機能を助ける、血行を促進する、老化を防止するといった働きがあり、どの原因で起こる頻尿にも効果が期待できます。

また、ビタミンEは油に強いという性質を持っており、体内で吸収されやすくなるという利点があります。

ビタミンEを多く含む食べ物は、あんこうの肝・すじこ・あゆ・いわしなどの魚介類、サフラワー油・とうもろこし油・なたね油などの植物油、アーモンド・松の実などの種実類などがあります。

頻尿に市販薬の使用も有効

頻尿には身体の不調や機能低下だけではなく、緊張やストレスが原因となる場合があります。また、頻尿の種類もトイレの回数が多いだけではなく、残尿感や尿漏れなどさまざまあります。

頻尿のタイプによっては市販薬の使用で緩和・改善がみられる場合もあります。自分にあった薬を選び、頻尿の改善につなげましょう。

なお、市販薬を使用したり食事を変えてみても頻尿が改善されない場合は、なんらかの病気が原因となっている可能性があります。

頻尿が長引く場合は、一度病院を受診しましょう。

おわりに

頻尿に効果があるとされる食べ物の中で、珍しいものにはどじょう、ノコギリヤシ、ペポカボチャ(西洋カボチャ)の種などがあります。

ノコギリヤシは男性に効果があるといわれ、海外ではペポカボチャの種子を頻尿治療の薬として使用している例もあります。

身近な食材でも頻尿に効果のあるものはさまざまあります。これらをうまく組み合わせ、頻尿緩和につながる食事の摂取を目指してみてください。