肛門・陰部のかゆみの原因や薬など悩みをセルフチェック

2019年11月19日

肛門・陰部のかゆみの原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられる原因

かぶれている

汗や蒸れにより皮膚が炎症を起こすと、肛門・陰部のかゆみの原因となります。下着による摩擦や蒸れはかゆみを引き起こす要因となります。また、女性は生理中に使用するナプキンによりかぶれてかゆみがでることがあります。

便による刺激

便秘で便が肛門の中や直腸に残っていることや、肛門のまわりに付着した便が刺激となり肛門にかゆみが生じている場合があります。

刺激物を摂りすぎている

香辛料やアルコール、コーヒーなどの刺激物の摂りすぎが原因となって肛門がかゆくなる場合があります。

痔の症状がある

切れ痔やいぼ痔がある場合、肛門のまわりに粘液や排便時に出た血液が付着して刺激となり、かゆみが生じる原因となります。

感染症にかかっている

カンジダという皮膚の常在菌であるカビの一種が、体の免疫力が低下することにより増殖し肛門や陰部のかゆみを引き起こしていることも考えられます。

また、そのほか性感染症によって陰部のかゆみが起こっている可能性も考えられます。性行為以外でも、まれに温泉やタオルが感染経路となる感染症もあります。

肛門・陰部のかゆみの対処法

やさしく洗って清潔を保つ

肛門や陰部にかゆみがある場合、お湯でやさしく洗うようにしましょう。

石けんでごしごし洗いすぎることは皮膚のバリア機能を弱めて症状の悪化を招きます。トイレットペーパーでの拭きすぎや、シャワートイレの使いすぎにも注意が必要です。また、女性の膣は自浄作用があるため、膣の中は洗わないようにしましょう。

肌を刺激しないようにする

通気性のよい下着を身に着け、タイトな洋服を避けましょう。肛門や陰部のまわりが蒸れたり、動いたときに刺激を受けないように工夫してみてください。女性は生理のときにナプキンをこまめに交換することも大切です。

睡眠をとる

睡眠をとり、疲れをためないようにすることで体の免疫力を高めましょう。皮膚のバリア機能をアップさせるとともに、カンジダなどの菌の増殖を防ぐことができます。

薬の使用

かぶれなどによるかゆみの場合は、抗ヒスタミン成分を含んだ薬やステロイド剤で症状を改善しますが、ステロイド剤の長期連用は避けましょう。

原因がカンジダによる場合には抗真菌薬を使用します。ステロイド剤を使用すると悪化する原因となるため注意が必要です。

また、そのほかの疾患や抗生剤での治療が必要となる感染症が原因となっていることも考えられます。薬を1週間程度使用しても症状が改善しない場合や、女性はおりものに異常がある場合などは自己判断せずに病院を受診してください。

肛門・陰部のかゆみに関する疑われる病気

※こちらでは代表的な症状のみ記載しており、症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方や、体調の変化を感じた場合は医療機関にご相談ください。

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