ツラい頭痛。どの科を受診していいかわからない。

今まで頭痛になったことが無い人なんているのでしょうか?

風邪や体調不良をはじめ、温度差や気圧など、外からの要因でもすぐに引き起こされる頭痛。
いつものことだと市販薬を飲んでやり過ごしていませんか?
しかし、頭痛は症状によっては大きな病気が潜んでいる可能性もあります。重要なのはそれが命に関わる危険があるかどうかと言うことです。

ツラい頭痛に悩んでいるけど、どの科を受診すればいいのかわからないという場合は「頭痛外来」を受診しましょう。


 

頭痛外来とは?

問診と検査で頭痛の原因を調べ、それが慢性的な頭痛か、他の病気に起因する頭痛か調べてくれる頭痛専門の外来です。
心療内科、脳神経外科、内科、精神科、ペインクリニックなどの先生が対応してくれます。
どの科を受診していいかわからない患者が受診科を「たらいまわし」にされる事態も防ぐことができます。
 

まずは問診

問診では 頭痛の症状や、あらわれ方を詳しく聞き取り、頭痛自体が疾患の「一次性頭痛」か、他の病気が原因の「二次性頭痛」かを判断します。

一次性頭痛

他の疾患が無く頭痛自体が疾患です。「緊張型頭痛」「片頭痛(偏頭痛)」「群発頭痛」があります。
頭痛外来を受診する9割がこの一次性頭痛をと言われます。

二次性頭痛

他の疾患の症状の一部として出る頭痛です。

◆次のような症状は二次性頭痛の疑いがあります。

1.突然の頭痛
2.今まで経験したことが無い頭痛
3.いつもと様子の異なる頭痛
4.頻度と程度が増していく頭痛
5.50歳以降に初発の頭痛
6.神経脱落症状を有する頭痛
7.がんや免疫不全の病態を有する患者の頭痛
8.精神症状を有する患者の頭痛
9.発熱・頂部硬直・髄膜刺激症状を有する頭痛

◆考えられる疾患

  • くも膜下出血
  • 脳梗塞
  • 脳腫瘍
  • 脳出血
  • 慢性硬膜下血腫
  • 髄膜炎
  • 高血圧

 

検査

問診で一次性頭痛と確定できない場合はさらに検査をしてその原因を調べます。
場合によってはCTやMRI、SPECTといったでの精密検査もおこなわれます。

・一次性頭痛だったら
→服薬治療以外にも生活指導、頭痛ダイアリーなどで頭痛経過の把握をしその人に合った治療をしていきます。

・二次性頭痛だったら
→その病気の治療を始めます。
 

受診料や通院期間は?

受診した病院や症状により異なります。
慢性頭痛の場合、患者にあった治療方法やお薬を決めるために、複数回の通院が必要になります。
頭痛の原因が様々なように、治療法やお薬も様々。主治医とよく相談して自分にあった治療法を探していきましょう。
 

おわりに

頭痛持ちの人ほど、「いつもの頭痛」と流してしまう傾向にあるようです。まずは自分の頭痛がどんな頭痛であるかを知ることが大切。
将来に起こるかもしれない病気の予防にも繋がりますので、頭痛持ちの人は是非一度、頭痛外来を受診しましょう。

 

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