体がだるい、微熱が続く、体にプツプツが、薬を飲んでいるのに治らない…。

もしHIVの感染に不安を持っている人で、原因不明の不調が続く場合、HIVに感染している可能性があります。

今回はHIV感染の初期症状についてご紹介します。

急性HIV感染症の初期症状

HIVに感染するとだいたいの人が2~3週間で初期症状が現れます。これを急性HIV感染症と呼びます。

風邪やインフルエンザだと思い薬を飲んでも一向に症状がよくならなかったりした場合にその疑いがあります。

しかし、風邪と症状がよく似ているため、初期症状だけではHIVに感染していると気が付かない場合が多いのです。

そして発症から1~2週間すると自然と治ってしまうのも気が付きにくい原因のひとつです。

HIVの初期症状は風邪とよく似ている

先ほども述べた通り、急性HIV感染症と風邪は症状が似ています。

・発熱

・発疹

・口腔カンジタ

・体重の減少

・頭痛

・下痢

・嘔吐

・倦怠感 etc...

そしてこの時期はHIV検査をしてもまだ正しい結果がでないため、風邪、咽頭炎や扁桃腺炎、気管支炎と判断されてしまう可能性があります。

症状の主な特徴

◼︎発熱…微熱~高熱、個人差があります。薬を飲んでもなかなか熱が下がりません。

◼︎リンパ節の腫れ…首や脇の下、足の付け根などのリンパ節が大きく腫れることがあります。

◼︎頭痛…HIV感染者の2人に1人は慢性的な頭痛を持っています。

◼︎口腔カンジタ…口腔カンジタはカビの一種で口の中に苔のような白いプツプツや膜ができます。

◼︎発疹…背中や顔、胸や手足に赤くプツプツと盛り上がった発疹ができます。風邪やインフルエンザと違う特徴でしいてあげるとするならこの発疹がHIV感染症の特徴と言えます。

このような初期症状が出る期間は1~2週間程度です。そして次第に落ち着いていきます。

初期症状期のHIV検査について

急性HIV感染症期にHIV検査をしても正しい検査結果は出ません。

HIVの血液検査ではこのウイルスに対しての抗体の量を調べるので、この時期にはまだ抗体の産出量が少なく検査してもHIVに感染しているかどうか確認できません。

HIV感染は抗体が十分に産出される12週間以上たってから受けないと正しい結果がわからないのです。

そして初期症状が出たあと症状が落ち着いてから2年~10年くらい無症状期に入ります。

そうなるとエイズが発症してから気が付くことになり、手遅れになりかねません。

早期発見が生存率を上げるために大切になってきます。

正しい検査結果を得るためには、HIV感染が疑われる行為があってから12週後にHIV感染検査に行きましょう。

おわりに

注意したいのがHIVに感染したすべての人に初期症状があるわけではないということです。発熱や喉の痛みが現れるのは全体の5~9割といわれており、中にはまったく症状が出ない人もいるのです。

そうすると自覚もないまま知らないうちにHIVを拡げてしまいます。

自分にHIV感染の心当たりがあって今まであげたような症状が出た人は、必ず病院に行ってHIV検査を受けましょう。

エイズでなければ不安も解消されますしAIDS(エイズ)は完治できる病気ではありませんが、早期発見をすれば発症を防いだり進行を遅らせる治療ができます。

勇気がいりますが心当たりがある人は検査を受けるようにしましょう。