あなたの吐息やお肌、あるいは筋肉は、体内の水分不足を訴えていませんか?

体内水分量の不足や、その他体内の循環系機能が十分に機能しない時に起こる脱水症は、血餅や脳卒中などの重大な健康疾患の原因となります。

長年の研究から、軽度の脱水症でさえ、人の気分や活力に負の影響が出ることが分かっています。

今回は、口臭から頭痛まで思いもよらぬ影響を与える「脱水症」に迫ります!

この記事のポイント

①脱水症の危険を報せる身体のサインをご紹介します。

②自分で確認できる、脱水症気味のサインをご紹介します。

③脱水症にならないために心がけるべき習慣をご紹介します。

早めに気付こう!脱水症のサイン6つ

脱水症は早い段階で気付かなければならないのですが、その兆候は、“喉の乾き”や“疲労感”の様に分かりやすいものばかりではありません。

以下に、脱水症が疑われる6つの兆候をご紹介します。

1.口臭:

人間の唾液は口内洗浄作用があります。
脱水症はその唾液を分泌するために必要な水分を供給できなくなります。

もしも、慢性的な脱水症によって十分な量の唾液を分泌できないでいると、細菌の繁殖を促し、口臭を悪化させます。

2.乾燥肌:

脱水症は沢山の汗をかく人に起こりやすいと、多くの人が誤解しています。

脱水症がある一定の段階を超えると、“めまい”がするのと共に、十分な血液量がないことによるお肌の呼吸・分泌機能が阻害され乾燥肌を引き起こします。

これはお肌の火照りの原因にもなっています。

これは熱中症にもつながります。例え気候が涼しく穏やかであっても、ゆっくり着実に進むので注意が必要です。

3.筋肉痙攣:

筋肉の伸縮によって体温が上昇すればするほど、痙攣が起きやすくなります。

水分不足による電解質やナトリウム、カリウム等のバランスが崩れると、更に痙攣が起こりやすくなります。

4.発熱・悪寒:

脱水症からの発熱や寒気というと、あまり関連がないようにも思われますが、重度の脱水症に陥った場合、悪寒や発熱のときと似た症状が現れます。

万一、38℃を超す発熱があった場合には、直に病院へ行きましょう。

5.甘味欲求:

脱水症のとき、人の臓器、特に肝臓などの水分を大量に必要とする器官は機能を著しく低下させます。

栄養素の吸収、またグリコーゲン生成が困難となると、身体がもっともっと糖分を欲しがるようになります。このような場合には。水分と糖分を同時に補える水分量の多い果物をお勧めします。

6.頭痛:

脳は液体に満たされた頭蓋骨の中に浮いた状態で存在し、脳をあらゆる衝撃から守っています。

もし、この満たされた液体が脱水症により減少した場合、脳は頭蓋骨の壁面に接触し、頭痛の原因となります。

「手の甲」と「おしっこ」で判る、脱水症

これまでに挙げてきた6つの兆候は、言うなれば、脱水症がかなり進んだときの身体の変調ですが、普段から簡単に確認できる方法を二つ、ご紹介します。

手の甲を引っ張ってみよう!

指先を伸ばして手の平を下に向けた状態で、手の甲の皮を摘んで引っ張ってみましょう。

そこから、摘んだ皮を放したときに、一瞬で戻るのが普通ですが、ゆっくり戻る場合は、脱水気味です!

おしっこを確認しましょう!

まず、十分に水分のある人の尿は@薄い黄色」をしています。

3%ほど脱水症の人の尿は「黄色」です。

5%ほど脱水症の人の尿は「ワインのシャルドネ色」をしています。

5%以上脱水症(かなり重度の脱水症)の人の尿は「オレンジ色」になります。

※食べ物や飲み物によっても尿の色は変わりますのでご留意ください

脱水症にならないためのポイント・秘訣

  • 水を身近なところに置きましょう。
    水分が足りなくなる前に補うには、いつも近くに置いておくことが一番です。身近にあれば、身体が水分を欲すれば自然に手が出るものです。
     
  • 色んなお茶をお試しあれ。
    お水に飽きたら、“お茶”をお勧めします。数えきれないほど種類があるのと同時にアロマ効果も得られ、心身ともに健康になります。
     
  • スナック菓子を避けましょう。
    ポテトチップスに代表されるスナック菓子は、全く水分が含まれていないだけでなく、塩分や添加物が非常に多く含まれています。
     
  • 野菜とフルーツを摂りましょう!
    生野菜やフルーツは、水分も豊富なだけでなく、ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富です。
    特に朝食にこれらを摂ると良いでしょう。
     
  • お部屋の温度や飲料水の温度にも気をつかいましょう。
    気温が高いと日は、ついつい冷たいものばかりを摂ってしまいがちですが、忘れてはならないことは、体内に入った飲食物は体温と同化するまで消化吸収されません。
    飲み水は常温が一番良いでしょう。

まとめ

脱水症に陥らないためには、こまめに水分摂取をする必要があります。

これから寒くなり、空気が乾燥する季節になります。空気の乾燥は、お肌だけでなく、身体の水分を急速に奪いますので、この時期は特に注意が必要です。

一般的に、人が一日に摂取すべき水分量という指標があります。

女性の場合は2.7L、男性の場合は3.7Lと言われています。

一度に摂るのは困難な量ですが、一日かけて少しずつ補給すれば、意外にも大した量ではありません。

皆さんの健康のために、是非参考にしてみてください。